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舐められる男と銀髪令嬢  作者: 宮本シグレ
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美少女転校生のXXXの色とふくらみ


【美少女転校生のXXXの色とふくらみ】


 崩界の景色は常に変化する。

 空間の主が、他者が発した嘘の情報で物事を思い込むことでも、影響を受ける。

 また、崩界の中で起きた出来事も、現実世界に影響を与える。

 崩界で命を落とせばどうなるか。

 

 ******


 ケンジの崩界。朝焼けか夕焼けの暁の時刻のような、橙の世界。

 異形の残骸の山に腰かけ、ジークは深いため息を吐いた。

 肉塊の感触がドレス越しの尻や太ももへと伝わる。

「本当に存在するのだろうか」

 鮮血に染まる彼女達はあるものを探していた。

『彼にやどっているのは確かでしょう』

 彼女達は、ケンジを監視している。

 崩界に現れる化け物から、彼を守りながら。



 ******


 風のない温かみのある気温。

 学校ではチャイムが鳴り響き、皆マスクをして教室を移動。

 あるいは教室にとどまり会話をしている。

 ケンジはチヒロに声をかけられた。

 何故か。

 あの異世界での出会いからだと、ケンジは思った。

 上履きを履いた足元から、艶やか黒髪で隠れた額まで見上げ、

「なに?」

 と聞きながら、目線が、胸元へいってしまう。

「お昼ご飯、一緒にどうですか?」

 彼女が歩み寄る目的が何か、彼にはまだ分からない。

 だが、頷いてしまうのは、彼が少年だからだ。



久しぶりの更新ですね。

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