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第7話 転校?

今回も読んでいただきありがとうございます。

「おい悠人!!」

「ん? どうした光輝?」


 朝登校すると、光輝が真っ先に声をかけてきた。

 毎週水曜日は各自バラバラに登校する日のため、今日は光輝が先に登校していたのだ。


「さっき職員室に用があったから行ってきたんだよ」

「昨日佐藤先生と補習したんだろ? その件か?」

「ああそうだ! だが今話すことはそれじゃない」

「?」

「佐々木原が転校するらしい!!」

「は? どうゆうことだ!?」

「いや正確には、転校するかもしれないってことなんだが」

「ほとんど変わらねえよそれ!! 理由を説明しろ!」

「俺もふと先生たちが話しているのを聞いてしまっただけだから詳しくは知らないが、佐々木原の家ってささはらグループの創業者一族らしくて、仕事の都合で県外の別宅に移り住むことになったとか。それで佐々木原は今月を最後に転校するって話だ」

「そんな、今月ってあと2日しかないじゃないか。噂の真相を萌夏に直接聞かなければならないな」

「ああ。だがあいつが素直に話すとは思えないがな」

「それは……だがこのまま転校されることだけは避けなければ」

「……どうしたの?」

「ああ心、おはよう」

「うんおはよう、それで萌夏ちゃんがどうしたの?」

「ああ聞いてくれ心。実は萌夏が転校しちまうかもしれないんだ!」

「そっか……。じゃあ昨日のLINEは本当だったんだ」

「萌夏からLINEが来たのか!?」

「うん。内容は[明日伝えることがあるから昼休憩に屋上で。悠人も呼んどいて]って」

「昼休みに屋上か。萌夏には色々聞かなければな」

「うん。本当に転校しちゃうなら、寂しい。そしたら私たちに出来ることをしよう」

「そうだな……」

「って、俺は?!……」

 

 丁度その時、教室の前後の扉が開き、前からは佐藤先生。後ろからは萌夏が入ってきた。

 萌夏はこちらにおはようとだけ言うと、自分の席に座る。悠人は萌夏に色々聞きたいことがあったが、朝のHRが始まってしまうので、それは後に回す。


 ――――そして先生が来月のイベント節分祭の説明をした後、今日の国語の授業の半分(授業は60分を5限まで)をLHRロングホームルームにすると話した。明言は避けたが、萌夏のことだろう。


 そして、HRが終わり、悠人たちは萌夏に話しかける。


「なあ萌夏」

「どうしたの?」

「萌夏。俺たちは本当のことを知りたい。全て話してくれ」

「その様子だと話は聞いているようね。もちろん話すわよ、昼休憩にね」

「ならせめてこれだけは教えてくれよ!」

「……何?」

「萌夏は転校するのか?」

「……」

「佐々木原」「萌夏ちゃん」

「……するわよ。このままだとね」

「えっ?」


 その後は何も質問する気になれなかったので、モヤモヤしつつも続きは昼休憩の時にまとめることにした。

 

「萌夏。これだけは言っておくが、何か困ってる、思い詰めてることがあるなら言えよ。俺たち支えにはなれると思うからさ

「おう!」「うん!」

「……ありがとう」

今日で投稿を始めて10日たちました。今更とは思いますが、改めてお伝えします。

私は小説執筆は初めてで、他の投稿者様と比べると私の出来はスッポン以下でしょう。この作品では毎回1,000文字程度の文字数としており、会話シーンやワンカットだけで1話が終わることがあります。それは今後も同様です。また展開もめちゃんこ遅いです。これは言い訳することなく私の力不足です。この作品を読んで面白くない、つまらない等ありましたらどうか低評価をつけて下さい。また感想にその旨や改善点を記載していただけると大変嬉しく、また学び・成長の場となります。今後とも読者の皆様に支えられながら投稿を続けていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願い申し上げます。

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