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異世界に転生したので優者になって理想郷を作る!  作者: 自由なお仕事
Act1.異世界生活はじまりました
5/58

経験値と昼飯と……

4話の終盤10行ぐらいを少し書き直しました。

それに伴い、早速、門番から色々レクチャーしてもらう話になりました。

---

退屈な説明会ですいません、また都心部の街には様々な施設を予定してますが

構想段階のため 修正が必要に慣ればまたこの話の部分部分を修正します。

門番と僕は地面に腰を下ろし、袋から取り出した長く丈夫そうな木の棒で図を書きながらわかりやすく説明してくれた。


時折、門の周りをを警戒しながらだったが、村の出入りは殆どなかった。


そして、小一時間、いろいろレクチャーしてもらった。


まず、経験値面の話なのだが


ダメージを受けたのに生き残ってたのは、HPが一定以上ある時にHPが1だけ残るスキルというものをかけられていたこと。


レベル1のEXP3がレベル2のEXP33まで増えていたのは、高レベルの人に蹴られ、それに耐えたことにより


限界いっぱいの経験値を貰ったこと


ダメージ食らった直後にEXPが入ってなかったのは、あれを戦闘中と読んで良い物かはわからないが、その戦闘中にHP1で耐えた後に幾分経って生存が確立、それによりEXPが入ったということだ。


限界いっぱいというのは、一瞬で2Level以上成長するということがないということだ。


また、食べ物を摂取したり、道具を使ったり、一定以上の負荷がかかる行動をとると経験値が得られる。


薬草を使ったので経験値が1だけ入り、レベルが2から3になったと思われる。


ただ、効率よくレベルが上げたい場合は、一番は戦闘らしい。


それを聞いてふと頭のなかにさっき見たある光景が浮かんだ。


ただ平和そうに目の前を横切ったスライムを思い出し哀れに思い、口ごもってしまった。


経験値の話はだいたいこんなもんだ。


次は、どう異世界を歩いていくか、生活していくかなのだが


都心部には大きいギルドというものがある。


ギルドというのは、前世で言うと職安のようなものといえばいいのだろうか?


護衛をしてくれる人募集や、モンスターのドロップ品を採取して提出してくるものがあり

言わば人の頼みを聞くということなのだが、そういうのをクエストというらしい。

また、パーティー募集のものもあったらしいが、最近は活気づいていないらしい。


どうして活気づいていないかというと信頼出来ない奴に背中を預けられない ということで

そっちの利用者は、かなり少ないらしい。


しかし、時折ギルド内で2つのグループが一緒になり協力してクエストをこなすということは多々あるらしい。


似ているようで少し違うらしい。


そして、都心部ではない所でも、ある程度の人の出入りがある村にはギルドの支部があるらしく


その周辺の村に関わるクエストが受けられるらしい。


クエストの中には、前世でいう短期間のお手伝い業務もあり


畑の世話の手伝いから、家の修繕、門番などがある。


一番人気は、納品系のクエストだ。


採取するか、遠くの村に行き買い付けるか、そして、頼まれた品を依頼者 or ギルドに届けるのだ。


依頼者に直接届けるものは、食べ物や生き物、または時間が経つと価値が薄れたり傷んだりするものだ。


鉱石や物であればギルドがまとめて直接依頼者に届ける。


この村は転生者(転生して間もない者)が訪れることが少なくはないため初心者でも出来るクエストが多いらしい。


ちなみに、クエスト依頼者の多くは、資産家や元冒険者なので普通に冒険して素材を店売りするより


クエストをこなした方が何倍もの収入になるそうだ。


クエストの簡単な説明と流れはそんな感じらしい。


僕が一番にやることはクエストだろうか? お金がないと宿にも泊まれない。


そう思った時だった。


……グーギュルル……


僕の腹の音がなった。


「おっ? 元気良いな」


ニヤッと笑い飛ばしてくれる門番


そういえば、異世界に来てまだ何も食べていない。


「あはは……すいません、とりあえずクエストでもしてお金稼いできます」


「あー……そっか、まだ転生したてだから金が無いんだな?」


「ま……まぁ……」


 返事に困り立ち上がろうとした時だった。


「まて、軽くでいいなら飯がある」


「えっ?」


 まだ会って数時間な人にそんなに甘えるわけには……と言おうと思ったのだが、空腹からそんな余裕はなかった。


「出世払いでいいよ、それにオレの簡単な生き様も話しておいたほうが役立つだろう?」


「確かに……」


 先輩からアドバイスを受けるというのはいいことだ、ましてや、命がけの異世界に来たのは間違いない。


 とりあえずは、そこそこ強いモンスターから襲撃されても耐えれるぐらいまでならないと枕を高くして寝られない気がする。


 なんてたってサバイバルなのだから。


 門番は、自分の道具袋から、竹の皮で包まれた何かを2つ取り出し、1つを僕にくれた。


 竹の皮の中には、三角のおにぎりが3つ、干し肉のようなものに包まれてはいっていた。


 隅っこに小さくて白い漬物のようなものもあった。


「うわ……凄いっ!……」


「お代は出世払いで良いからな」


 そういうと門番は、肉巻きのおにぎりをパクっと頬張った。


「いただきますっ!」


 肉巻きおにぎりが特別美味しいわけではないのだが


 小さいころハイキングして食べたあの美味しさと少し似ていた。


 大自然のなかで食べるご飯は美味しいし、空腹で食べるご飯、誰かと食べるご飯としても美味しい。


 自然と笑顔が溢れると、門番も笑顔になっていた。


 門番の表情はイイ教え子が出来た。みたいな感じだろうか?


 そして、ゆっくりと食べながら、門番の人生を聞いた。



 都心部の街には、武器や防具以外にもいろいろな店や施設があるらしい。


 それこそ、錬金術士が代行錬金をしてくれる施設や鍛冶屋や、買取屋


 話を聞くだけでも凄く面白そうだった。


 これからどんな異世界生活をおくることになるんだろう。


 

良いタイトル案が浮かばない……リサーチせねば……。 退屈な説明会読んでいただきありがとうございました。 

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