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異世界に転生したので優者になって理想郷を作る!  作者: 自由なお仕事
Act1.異世界生活はじまりました
4/58

レベルアップと道具袋と

致命的な誤字脱字や何かありましたらご報告下さい。

ブックマーク数励みになってます! (有難うございます!)

拝啓、大事に育ててくれたお母様


女の子を庇って死にました、でも新しい人生がハジマリました。(・∀・)


しかし!……



せっかく第2生を授かったのですが……(・∀・;)


なんかもう……死にそうです……orz



……。(´;ω;`)




約1秒前 蹴っ飛ばされると同時に、時間の経過がゆっくり感じた僕。


状況を把握するのにほんの少しかかった。


214という高レベルの女戦士に蹴り飛ばされました。


僕は、門番のお仕事をしていただけなのに……。


蹴り飛ばされた間もなく、ことの重大さに気づいた女戦士は、言いました。


『あっ……やばっ……』


その言葉に僕は死を覚悟せざる負えませんでした。



まだ何もやってない、むしろ、凹むほど悲惨な人生の走馬灯を見せられ


ちょっとスライムを抱きしめただけしかやっていない。


スライムは、確かに気持ちよかったけど、割にあわない!


こんなんなら第2生なんてなくてよかったのに……。


寧ろこれからのことをあれこれ想像してwktkワクテカしていた自分が惨めで可愛そうだ。


……そんな死を覚悟した時だった。


『諦めるな!』


何故か、松岡修造さんの声が心の中に聞こえた。


思わず我に返る。すると、女戦士に蹴っ飛ばされた地点と壁のおおよそ中間地点に僕はいた。


体はほぼ動かない代わりに、思考だけは加速している。


人生為せば成る、そうだ諦めちゃいけない。


案外、今もっているものでなんとか出来るかもしれない。


今持ってる持ち物は……。


武器の【木の枝】と【スライムの雫】だ。鑑定メガネは奪われてしまった。




んー………。どうにか出来るか?




……。




何も出来そうにない。



そうこうしている内に、壁までの距離は、後数メートル。


そして、今にも壁にぶつかりそうな時、女戦士は大剣を地面に突き刺し、何かを詠唱していた。


僅かに声が聞こえた。


「……の祝福、……の者に与え……まえ!」


そして、ハンドパワーを送るみたいにして両手の平を僕にむけていた。


やがて、視界というか体全体に黄金の光が降り注がれた。


(あっ……綺麗)


そんな、光が降り注ぐのを見届ける間もなく


……ドンッ!!


「げふっ……」


僕は、背中を強打し吐血した、そして、その衝撃がみぞおちまで来て呼吸が出来無くなった。


するどい痛みに悶え、ぼやける視界の中、ステータス画面を念じた。


『名前  フクロウ lv. 1 3/15 (20%)

職業  ?????

 HP  1/140 MP   70/70

STR 9 DEX 9

INT 9 LUK 8 』



HP 1/140 の部分が、緊急事態ですよ!と言わんばかりの赤いフォントになっていた。


良かった生きてる……?…… そう考える間もなく 僕は気を失った。






……


何かを客観的に見ている夢を見た。


その何かは、記憶に新しい、転生する前の不思議な白い空間にいた。


それは、とても愛おしいもので、不思議そうに当たりをキョロキョロするそれに声を大にして振り向いてもらおうと


気づいてもらおうと思った。


「……ンジ……チェンジッ!!……」


「おっ? だ、大丈夫か? んー? オレなんかより女に介抱される方がよかったか?」


目を開けると、心配そうに声をかけてくれている門番がいた。


ペットの名前としてチェンジと呼んだのだが、チェンジ(交代)という意味でどうやら勘違いされたらしい。


「ぁ……いえ、すいません、夢を見てました」


「そうか……にしても大丈夫か?」


「……痛ぅ……あれ……ここは?」


体を起き上がらせると、痛みが走った。動けないものではなかった。


あたりを見渡す、門番の返事を待つ間もなくここがさっきいた村の出入口であることを理解する。


「服が少しボロボロで、後壁もへこんでるが、何かあったのか?」


「へっ?」


服がはだけているのを確認し、村の壁を確認する。


確かに、村の壁の一部、恐らく僕がぶつかったと思われる場所には少しくぼみがあった。


とりあえず、命の危機は去ったようだ。


とりあえずステータスを確認しよう……。


ステータスを念じる。


『名前  フクロウ lv. 2 33/34 (97.05%)

職業  ?????

 HP  128/185 MP   80/80

STR 11 DEX 12

INT 9 LUK 8 』


ん? アレ?レベルが上がってる、そうか、衝撃に耐えたからか……。


そして、上昇したパラメーターは、STR2 DEX3だ。


防御系の行動で上がったからだろうか?


にしても、33/34って……後1でレベルが上がる。


苦しかったけど、怪我の功名というやつだろうか?


何はともあれ、死んでなくて良かった。


ホッと胸を撫で下ろすと、変な視線を感じた。


視線をたどると、門番が『鑑定メガネ』で僕を覗いていた。


「ん?……レベル上がってる……服がボロボロで壁がへこんでて……もしかして、嗚呼っ!すまん!注意するの忘れてた」


「へっ?……」


どうやら自体を理解したらしい。 半分は予想がつくのだが僕の頭の上はクエスチョンマークだった。


「カルラに会ったんだな? あんな脳筋野郎でも一応女だからな……えっと説明をするとだな……」


そういって門番は、説明をしてくれた。

まず、『鑑定メガネ』を使われると鑑定されている側は嫌な視線を感じるらしい。

まさに、今僕が嫌な視線を感じたみたいな感覚だろうか? 

確かに、鑑定メガネは、個人情報閲覧になるのでされている側も気分が良いものではないだろう。


そして、カルラというのは、この世界で五本指に入るほど強い人間だということだ。

となると、壁の所からここまで運んで、HPを半回復させたのはカルラだろうか?

メガネで覗いただけで死にかけたけど、レベルアップに繋がったし最低限の介抱をしたから良いということにしよう。

というよりも、そんなに強い戦士を敵に回したくない。

ひょっとしたら第一印象的意味でもう回っているかもしれないが。


そして、一部推測ではあるが、カルラは、壁に打つかる前に、僕にスキルをかけたようだ。

それで意識が消える前にHP1で生存していたのだろう。


そして、門番は、カルラのことを説明してなかったことに対し、凄く頭を下げた。

でも、レベルが上ったし、こうして生きていることに対し、僕は嬉しかった。


そして、スライムの雫との物々交換により 道具袋Eを手に入れることになった。


「トレードサンキュー、とりあえず、道具袋に手を入れてみろよ」

「あっ、はい!」


そう言われ、手を出すと、目の前にアイテムウインドウが勝手に表示された。


目の前のアイテムウインドウには。


縦4、横4合計16個ほどの□があり

その一番上にアイテムが入っていた。


アイテム

■ ■ □ □

□ □ □ □

□ □ □ □

□ □ □ □


■の中には、装備ウインドウの時に見たようなアイテムの縮図が描かれており


草らしきものが2種類描かれていた。


手を動かすと、アイテムウインドウ内にカーソルが現れ、意識的にカーソルを左上にあわせようとすると手に感触が伝わると


同時にそのアイテムウインドウが二回り程大きくなった。

そして、アイテムウインドウの右端には小さな数字が書かれていた。


薬草8 毒消し草2


薬草を一つだけ取り出すと、薬草の数字が7になり、袋から手を出した数秒後にアイテムウインドウは消えた。


そういえばダメージが残っていた。どうやって使うんだろう。


疑問に思い門番と目が合うと。


「嗚呼、早速使ってみるか?ちょっと借りるな」


そういって門番は、僕の持ってた薬草を取ると、露出した部分の擦り傷に少しずつ薬草を擦りつけた。


汚れは残ったものの切り傷がカサブタの様になってほぼ治りかけ状態になっていた。


気になってステータス画面を念じる。



『名前  フクロウ lv. 3  0/57 (00.00%)

職業  ?????

 HP  156/198 MP   89/89

STR 13 DEX 14

INT 10 LUK 8 』


「あっ……」


レベルが上がっていた。 やはり行動が経験値になるようだ。


しかし、2Levelに必要な経験値は15、3Levelに必要な経験値は34、

4Levelに必要な経験値は57……


徐々にノルマが上がってきているのは分かる。が それと同時に


レベル214に必要な経験値は……30,478,815,007


ふと、カルラのステータスの数字の羅列が頭に浮かんだ。

桁数を見るだけで気分が悪くなる。

門番も門番で、80万ぐらい必要だったよね?


これからの異世界生活どうなるんだろう……。


でも実際に高レベルの人がいるということは、少なくとも僕でも100Levelとかにはなれるわけだろう。

恐らく、カルラさんが220Levelになるより、僕が100Levelになる方がそう時間がかからないと思う。

職業についたらスキルとかも覚えられるのかな?


ふと、壁に打つかる寸前の黄金の光が脳裏によぎった。


「くぅ……」


何度目だろう、興奮して涎がたれた。


そんな興奮する僕をみて、門番はどこか懐かしそうだった。


「今日の詫びと仕事料金ってことでよ、これ受け取ってくれよ」


「はい?」


そう言われて、門番の手元を見ると、一度僕に預けてくれた鑑定メガネがあった。


精神状態を覗く錬金効果がついているものだ。


「え? い、良いんですか?」


「まぁ、もう一個あるしな、後は、また似たようなモノ手に入れたら物々交換してくれたら嬉しい」


「似たようなもの? あ、はい」


 似たようなもの?、スライムの雫みたいに感触が気持ち良いモノだろうか?

 何はともあれ、良いお友達が出来た気がする。


 とりあえず了承して僕は、『鑑定メガネ』を受け取り深々とお辞儀をした。


「村には数日いるよな? 良かったらまた来てくれ、門番も暇だからなぁ……賃金は貰えるけどよ」


「あっ、はい、すいませんが、早速、生活の仕方とかレベル上げとかについても聞いていいですか?」


「ふむ……確かにそうだな、オレも転生したての頃は、苦労したからな、色々レクチャーしてやろう」


「よ、宜しくお願いします!」


僕は門番に再び深々と頭を下げた。

今日から3連勤務、でも明後日までには更新できるよう頑張ってみます!

設定でわからない点があればお気軽に問い合わせ下さい! 誤字脱字は読み返した時に修正します! 



5話が書きにくかったので終盤を少し書き換えました。


なんとか8話とかは面白く書けるよう頑張ります!

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