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絶対無敵最強パーフェクト・デスマッスル

作者: ヒロモト

紹介しよう。


彼はデスマッスル。

身長は世界一高く体重は世界一重い。

人類で初めて魔法を使った偉人であり、大英図書館の全ての本を丸暗記する程の頭脳を持つ。

おっと。うかつに目を合わせちゃいけないよ。

男は恐怖で失神し、女は惚れてしまう。

彼は生まれながらにして王なのだ。

その声は低く美しく魅力的で、彼が歌うレット・イット・ビーは世界から戦争を無くした。

妻は1300人いて子供は2000人、孫は980人。

彼が建国したデスマッスルランドはありとあらゆる分野でアメリカを遥かに超え、世界一の国となった。

デスマッスルの器は地球だけに収まらない。

彼は宇宙を見ていた。

デスマッスルランドの科学者達はすでに有人の星を見つけ、支配するプランまで立てていた。

デスマッスルが宇宙を手中に収めるのも時間の問題だろう。

が、彼の目的は叶わない。

絶対にだ。


さて。デスマッスルの紹介が終わった所で私も自己紹介しよう。

私はネコちゃん。

猫だ。

血統書なんかないただの太り気味の雑種猫だ。


「デスマッスル!」


「はいっ!」


デスマッスルはダイヤモンドで出来た床に腹這いになり、猫缶を開けて私の前に差し出した。


「マグロうあいうあい」


にゃむにゃむ。


私はデスマッスルの開けた猫缶しか食べない。

しかも決まった時間に出てこないとすごく怒る。

なのでデスマッスルは宇宙に行けない。


「にゃー」


「はっ!ありがたき幸せ!」


覚えておけ愚かな人間よ。

どれだけ優れた人間でも猫の缶詰開ける係なのだ。

ネコちゃんが一番偉い。


「デスマッスル!」


「はっ!」


「呼んだだけ!なんでもないよ!」


「ははぁ!」


こういう事もするぞ!


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