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12.木こりの見る夢

本日(6/3)投稿1話目です。

─── いつの頃からだろう。



繰り返し同じ夢を見ている。



暖かな陽射しと色とりどりの花びらが無数に舞う中、数歩先を行く彼女の後ろ姿を俺は飽く事なく見つめる。



振り返る君は緩くウェーブのかかったブラウンの長い髪をそっとその小さな丸い耳にかけ、いつもの笑顔で柔らかく俺に微笑みかける。



夢でしか会った事のない筈の女性。



声も聞こえない。



名を呼ばれているはずなのにノイズが走ったように聞き取れない。



聞いた事などない筈なのに、もう少しでどんな声だったか思い出せそうな気もする。




きっと会えばわかる。


会える気がする。





だけど、俺は ───

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