アニメ バビロン 第一話 疑惑 ネタバレあり
全部やると長いのでとりあえず一話だけ。二話以降をやるかはまだ決めてないっす。
最近、読んできた本を思い返したんだけどミステリーとかが多くて自分でびっくりした。
俺には書けないけどミステリーの物語の上での構造とかが分かれば俺も書けるかも? なんて期待しちゃってます。
まあ、だめだめだったら笑ってやって。
では、どうぞ。
はーい、最初っからネタバレあり前回でいくよ~。
あとね、一応俺は七話まで観たうえで一話を見直して考えたってこと軽~くだけど声優さんとかを調べてどんな人かとかも把握した上で考えてるよ。
初見でここまでわかったわけじゃないよ。あとメタっていうのか知らないけど制作側の意図とか声優さんの今までの役どころなんかも踏まえて考えているから純粋に物語だけで考えたんじゃないんだ。
ちょっと迷ったんだけど、この作品に関してはそれも込みで考えた方がエンタメの提供者になる勉強には良いかと思ったんだよね。
じゃあ、いい始めるよ。
脚本
坂本美南(製作会社ツインエンジン所属)
原作
野崎まど
挿入曲
ドボルザーク「新世界より」
主題歌
「Live and let die」
まず、俺なりに一文でこの作品を説明してみる
正義に関する意志と能力を合わせ持つ男が自分の価値観を覆されていく話
あ、これは作品を追いかけていく上で変わるかも。とりあえず七話まで観た俺の考えね。
一話だけでいうと。
信念に基づき仕事を行うことが命がけであることを思い知らされる男の話。
ネタバレありのあらすじ
長いから先に短いバージョン書いておくね。
あっさりネタバレするよ。
検察のエースと見習いコンビ、新薬認可に関する虚偽申請を調べていたよ
↓
取り上げた七百箱分の書類の中にヤバい書類が入っていたよ。
↓
書類の持ち主がわかったよ。
↓
行って話を聞いてみよう
↓
自殺してたよ。発見者になっちゃった。
↓
さらにいろいろ調べたらそいつのところに男女二人組がやたらと訪問してた
↓
しかも、男の方は現在選挙に立候補中の政治家の秘書だった
↓
なんか裏があるんじゃね?
↓
調査から、うちに帰った見習い君かエースにトークアプリでメッセージ
↓
気になったエース君。見習い君のおうちに行ってみたら、首をつってた見習い君。
↓
え! どゆこと?
で、一話は終わり
とりあえず、提示された謎。
なぜか?
なぜ、書類の持ちは自殺したのか?
って、「ウミガメのスープ」っていう謎解きじゃないんだから。
ちなみに、書類の持ち主は麻酔担当の医師で三十時間かけて麻酔が体に入るように装置を工夫して死んでいる。その死に顔は笑ってます。
誰が?
見習い君の死は状況や遺書がトークアプリでエースに送られてきたことからすると自殺のようです。でも、見習い君はさっきまで一緒に仕事してフツーにうちに帰りました。誰かが自殺に見せかけて殺したのでは? だとしたら誰が彼を?
こういう謎は興味を引くよね。
で、この見習い君の声優さんもフツーに主役を張ってる人なのね。だから、ミステリー物のドラマとかでよくある、この役者さんだから最後まで生き残るだろうね、みたいな人があっさり退場するっていう展開。そういう方向からも展開を読ませねえぞっていう制作陣の意気込みを感じたんだけど、俺の考え過ぎかな?
ま、いいか、続けるね。
長い方のあらすじ
設定
東京地検特捜部は新薬開発に関する虚偽申請の疑いがあるとして、製薬会社日本スピリに家宅捜索を行った。持ち帰った書類を調べているときに特捜部検事の正崎善と検察事務官の文雄厚彦は異常な書類を発見する。書類を書いたと思われる医師の因幡信の自宅を訪れるとすでに自殺していた。
一方、マスコミは選挙の話題を大々的に報じていた。東京一局集中緩和のため、東京都西部、と神奈川県一部では市町村合併が行われ、中核都市や政令都市を超える権限を与えられた新域と呼ばれる行政区の誕生にともなう初代首長選出の選挙である。
葛藤あるいは対決
正崎たちは地域担当警部補の協力で因幡のもとへ足繁く通っていた男女二人組の存在を知る。そして男の方が身元が割れた。男は新域首長に立候補している大物政治家、野丸龍一郎の秘書であった。こうしたことから上司から正崎たちは新薬許認可の虚偽申請事件を離れ、新域首長選挙に纏わる闇を暴こうと行動を開始する。
野丸の秘書を張り込んでいるうちに正崎と文緒は秘書が野丸の票田である東京建設業連盟の会長に少女と呼べるような年頃の娘を斡旋していることを知る。今は泳がしつつもいずれ少女の供述から収賄罪を犯す政治家たちを一網打尽にするため、二人は別れ正崎は秘書、文緒は少女を追う。
解決あるいは決着
その数時間後、正崎の携帯電話に文御からメッセージが届く。そのメッセージを見た正崎は文緒のマンションを訪れる。そして、首をつった文緒を発見したのだった。送られてきたメッセージには正崎への感謝の言葉が綴られていた。まるで遺書のように。
っという感じでっす。
ごめん、長いよね。
もう、あらすじじゃねーだろっ!
って、自分でつっこんでメタとかやらを練習中。
はい、それでも続けまーす。
円環構造
最初は正崎と文雄が連携をとりながら製薬会社に立ち入りしている
最後は正崎と文雄が死別する
まあ今回はこんなとこかな。
では、また次回で。
まったね~。
追記
登場人物 一話エンディングロール参照
正崎 善 検事
九字院 偲 警部補
文雄 厚彦 事務官
守永 泰孝 特捜部部長
半田 勇吉 新聞記者
捜査員
キャスター
事務員
ウグイス嬢
お読みいただきありがとうございます。
やはり、ミステリーって次はどうなる? っていう興味を引くことが大事だとは思うんですが、一話単位で円環構造とか三幕構成とか使ってるんだなっておもいました。
ただ 猫を助ける法則と呼ばれる、主人公は優しい、というイメージづくりの手法は俺には見つけられなかったです。
ただ、エースがコーヒーの味に細かいとか、基本、見習い君がコーヒーを煎れてくれるとかの描写があって、ここがほっこりポイントかな? とは思いました。
あと、エースができすぎ君で、人にコーヒー煎れてもらってけち付けられる立場であることにジェラシーであんまり感情移入はしてないんすよね。でどっちかと言ったら見習い君ポジの俺、いきなり感情移入する対象を見失って共感迷子でした。
では、また。