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アニメ映画 メイク ア ガール ネタバレあり

この文章は定収入、低学歴、低身長の非モテこじらせおじさんの俺がアニメ映画メイク ア ガールの感想思い付くままに、作品への賛否の立場を決めることなく垂れ流す文章です


はい、じゃあ全体の感想いくよ。


うん、やっぱり女っておっかねぇー


自分の意思に関係なく、女に産み落とされて、女に育てられて、女に評価されて、場合によっては女の求めに応えるために、あるいは女を守れる男でいたいという自尊心のために命をかける男が女を作り出せるわけがない、よぉーっくそのことが身に染みましたっ。


それでいて、クリエイターの皆さま方が俺のようなモテない男のために、無条件で無償の愛を与えてくれる都合のよい女性を登場させて慰めてくれていたこと、痛み入ります。


はいはい、ずっと冴えない人生で女たちから存在を認知されないか、女たちが欲しいと願う男たちとの橋渡し、あるいは人権のない召し使いとロボットみたいな立ち位置で生きてきた俺は、自分にとって都合のよい女をつくろうとか育てよう、なんてそんな大それたこと考えたこともありませんよーっだ!


まあ、だから、金を払ってでも観たいという、オールウェイズ、レベルの高い野球をできる選手ってだけで交際相手にいろいろ要求をして、それが世間に公開されても許されて生きているやつが憎いぃ、憎くて憎くてしょうがないっ! ていうルサンチマンまみれなんですな、あっしは。


てなことを思いながら映画館から帰ろうと思ったんだけどけどタイミングよくジークアクス上映始まることに気がついてさ。


このまんまじゃ、故郷くにに帰れないっすよ。俺。


と思ってジークアクスも観てきたって感じです。


と、まあ、こんな感じです。


参考までにジーくアクスの感想をさらっと書いておきます。


「ガンダムなんて子供の頃に一番最初のやつ、あ、ごめんごめん一年戦争とかファーストガンダムって言わなきゃいけないんだっけ? それしか知らない、ガンダム語る価値なしのレッテルを貼られた俺でもバトルシーンで血が沸き肉が踊ったよ。気がついたらBGMに合わせてリズムとってたもん。すごくノれるバトル描写を観たい人はガンダム知らなくても楽しめるんじゃない?」


・・・・・・


はい、メイク ア ガールの話に戻りまーす。

簡単なあらすじ。


天才発明家少年、明は友人が彼女を作ることで自分はパワーアップしたという経験談を聞き、研究者としてパワーアップするためにその才能を活かして作り上げた美少女の姿をした人工物と交際を始めていくのだが・・・・・・


ざっくり感想

正直、話の流れがよくわからなかった。


女性と付き合うと楽しいことだけじゃないっていう「あるある」と自我を持ち始めた人工生命体と人類の関係性の「あるある」をすごい映像で見せてもらえた、とは思うんだけどね。


主人公が冒頭で天才発明家の変わり者っていうキャラ紹介の段階で右腕が機械のようになっている描写があるんだけどさ。それを観て、あ、この少年も人工の生命体なのね。とは思ったんだけど誰かの台詞で施設から育ての親元に引き取られたという内容のものがあったと記憶していてさ。


それが人工物である明を騙すためなのか作品上での現実かわかんなかったんだよね。


冒頭で明の右腕が機械になっていてロボットを遠隔で操作できるっていう描写があるんだけど、そこからしてギャグ描写としてなのか、明は悲しい人工知的生命体ですよっていうことの前フリなのかがわかんなくてさ。

明が人間か人工物かがはっきりわっかんねぇなって思いながら観続けることになっちゃって途中から、「俺にもわかるように明が人工物か人間か明確に描いてくれないかな?なんて思っていたんだよね。


俺としては少女を作った少年が人工物か自然の人間かで印象変わってくるんだけどどっちかはっきりわかんなかったんだよね。


まあ、入場者プレゼントに書かれていた監督へのインタビューでやっと物語の構造を理解できたんだけどさ。


興味あるか、すでにご存じかわかんないけど一応書いておくね。主人公、明は・・・・・・


明が母と慕っていた女性が作った人工物でした。そして、その女性は明が母と慕う女性でした。


俺は、タイトルやあらすじから実写映画「哀れなる者たち」やフランケンシュタインの物語やアニメ映画の「屍者の帝国」のどれかっぽい話なのかなって予想してたんだけど、一番近いのは哀れなる者たちだったかな。この文章の最初に書いた俺の感想と似た感性を監督は持ってるんじゃないか? って思ったよ。


と、まあそんなわけで、俺は登場人物に感情移入できなくて物語は楽しめなかったけど、女性に対して俺と似た感性を持っている監督を知ることができたことは今後俺の映画選びの要素をひとつ増やしてくれたって思ってる。


この監督の想いとエンタメ性が噛み合った作品が楽しみだよ。


それじゃ、またね。



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