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105話 映画 オッペンハイマー

この文章は素人作家のおっさんである俺が作品づくりの参考のためにプロの作品について考えていく文章です。


ネタバレするのでご注意ください。


ってなことでちょっちエロいシーンの話から始めちゃおっと。


この映画の主人公、オッペンハイマーって映画の中で3人の女性と関係を持つんだけどさ、エッチシーンが何回かあるんだけど全部女性上位なんだよね。


実在の人物をモデルにしつつ女性上位にしたことで何かその人物の特性を表すことがあるのかな?


最近見たSHOGUNのそういうシーンと比較するとね。


SHOGUNでは後背位だったのね。戦国武将が遊女による接待を受けている場面だったんだけどね。


男性は薄い寝間着とかに使うような帯を首に巻き付けてその先端を女性側が握っているっていう状況でさ。


それぞれの男性の特徴を表している気がしたんだけどさ。その違いってのをさ。


僕、子供だからわかんないや。って思うんですが頑張って考えていくとさ。


オッペンハイマーは相手に委ねがちで戦国武将は自己主張が強いみたいなことを感じたのね。


でね。


この作品はユダヤ教とかキリスト教とかの知識がない俺には早すぎたのかもね、と思ったんだ。


すごく美麗な宇宙の映像とか映し出されるんだけど神様とかを表してるのかなって思ったよ。


それでいてさ。


オッペンハイマーのセリフで量子力学が示しているのは全て空っぽなんだ、みたいなセリフもあって、それって研究してたら信仰が揺らいで仏教の考え方みたいなこと言い出したってこと?


とか思ったりね。


それに他のセリフでは「僕は揺れていたい」

みたいなものもあったし。


政治体制の民主主義と共産主義


物質の粒子と波


人生の栄光と破滅


量子力学を否定したアインシュタインと量子力学を肯定したオッペンハイマー


男と女


二項対立を出して観客の気持ちも揺らそうとしたのかな?


全体の感想としてさ。オッペンハイマーとストロースの人生の浮き沈みの様を王道パターンの感情曲線にアレンジを加えて見せられたって感じたのね。


ストロースはどうやらアメリカでは卑しい職業と蔑まされているらしい靴売りという仕事から成り上がった手段を選ばない男なんだけどね。


冒頭で人だか神様だかしらないけどがプロメテウスという存在が神様から火を盗んで人類に分け与えた。その結果、神様に怒られて永遠の拷問を受け続けている、っていうナレーションが入るんだ。


危険なものを扱うということをよく考えなさいってことなのかな?


あと原爆づくりの作戦名がトリニティって言うんだけどそれって三位一体の神って意味らしいんだけどさ。


わざわざ字幕で書いてあったから重要なんだと思う。


でも、そのトリニティの解釈も宗派だかなんだかで解釈が分かれてるらしくってさ。


まあ観客にいろんなことを考えさせるってこと成功してると思ったよ。


観客席は8割くらい埋まってたんだけどエンドロールも観てる人が多くってさ、何か答えを待ってるのかなって思ったよ。


ちなみに3時間の映画でだよ。


俺も3時間は長くて大変だなと思ってたけど観続けたしね。


まあ考えさせてくれますわ。


ってなとこでこの辺にしとくね。


じゃあ、またね。


追記20240407

映画に出てきて俺が二項対立の例だと感じたものね


フロイトとユング


爆発と爆縮


原爆と水爆


三位一体の例


オッペンハイマーの妻と恋人とダブル不倫の相手

オッペンハイマーにとって支配してくる、守ってあげたい、共犯者。全ては女性


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