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第104話 映画 哀れなる者たち 感想 ネタバレあり 20240301

いきなりネタバレするから気をつけてね



俺なら終盤のヤギの脳が移植された男の姿の場面があったよね。俺は男の脳を移植された黒ヤギが直立歩行をしようと奮闘する姿がくるんだろうなって予想していたんだ。


だから、それだと男社会で抑圧されている女性が溜飲を下げるだけで終わっちゃわない? って疑問に思った。


俺のこの映画を簡潔にまとめるとこんな感じなんだよね。


成熟した身体に突如移植された女性の胎児の精神が成長する様子を彼女と関わる男たちの自己中心的な姿を見せることで描いた作品


で、豪邸の敷地内に閉じ込められている彼女の成長過程において世界を自分で見ようというきっかけとなるのが彼女の成熟した性器への刺激だったんだよね


それまではこそこそと屋根の上に登って辺りをみるくらいだったんだけど、自分としては気持ちがいいことの発見として周囲の大人に実行を勧めるなかで、その行為をとがめられる


そのギャップが世界を知りたいという強烈なモチベーションになるって流れでさ


で、偶然彼女の存在を知った男に冒険に誘われて見聞を広めていくと


で、性的に魅力的な肉体とまだ価値観や世界観を獲得していない精神の組み合わせの彼女に男たちが翻弄されていく


まあ、ぶっちゃけていけば彼女は当初ここを触ると触られると気持ちがいいから触って、みたいな感覚で男と関係を結んでいた


成長していくにつれ自分の肉体の快楽ではなく世界に目を向けて世界の事実を知っていくけれども「あの頃のままの君でいて」という男や逆に世界のどうしようもない現実を見せつける男などが現れては決別していき成長した彼女は養育者の死に目に会うために故郷へ帰り事実を受け入れ世界のために行動を始める・・・みたいな感じだったんだよね


で、まあ女性を暴力で支配する男がさラストシーンがヤギの脳を移植されて四つ足全裸で草を食む場面、からの読書をする彼女


って流れでさ


それだと男を飼い殺して復讐して終わり、はい、溜飲を下げていただけましたかね? ご婦人がた


みたいな感じがしたんだよね。


俺は鑑賞しながら、どうやらこの映画は人間って男も女も関係なく精神が大切だよね~ってことを伝えたいっぽいなと感じてたんだ


だったらヤギの肉体に移植された男の脳が必死に直立歩行をしようとする場面にして、ひどい男でしたけど、彼が男ではなく人間になるまで彼女は世話をする所存ですよ、ってことが伝わるようにしたほうが、彼女の世界を良くしたいっていう考えに合ってるんじゃないかなって感じがしたんだけど・・・・・・


どうなんだろう?


まあ、俺のこの感想がまた俺の未熟さを表しているだけなのかもしれないけどさ


ってことで俺の作品作りに活かすって感じじゃなくてただの感想というか疑問になっちゃったけどこれをぐるぐると考えてみるのも小説執筆の肥やしになりそう


ってなわけで今回はここまで


またね



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