ただいま
両親からまともな愛情を受け取ったことがない高校生2年生、17歳の寺井悠太郎はある日、両親を交通事故で失う。悲しみも何も感じない悠太郎は途方にくれるが、遠い遠い親戚の松本家が引き取ることに。その家の夫婦には実の娘がおり、その娘とは兄妹との関係になる。本当の娘と義理の息子という疎外感や、自分なんかが愛される訳がないと、17年間で培ってしまった自己否定に苦しむが、それでも松本家は悠太郎を本当の家族のように愛する。
そんな悠太郎が少しずつ、愛を知っていく話。
そんな悠太郎が少しずつ、愛を知っていく話。
序章
2019/08/14 14:45