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禁句と、ニックネーム
俺の名前、、、
「ゼロだ、
ゼロ・ジャッチ」
とりあえずは、これで行くか。後から、ちゃんと言わなきゃだな。
「ゼロね、それ、偽名でしょ。」
「え?」
「だって、ありえないもの、この世界で、ゼロは、あまり使っては、いけない言葉、の一つなの。」
「あぁ、悪いそういうのあんまりわかんなくて」
「いいわ、本名は、いつか聞くことにするわ。」
「ありがとう、そのうち伝えるよ。」
「それじゃ、お互い自己紹介が終わったことだし、そろそろ行きますか。」
「それより、ロゼあんた動けるの?」
「動けるけど、ロゼってなんだ?」
「ゼロじゃ人前じゃヤバイから裏返して、ロゼ、我なりにいい名前ね。」
「それじゃ、リア行こうか?」
「リアって?」
「リリーでもいいと思ったけど。ちょっとありがちだから、リリー ・アンドレアをリが二つ、アも二つだから、一つにして合わせると、リアってわけだ。」
「ふぅん、いいわ気に入った。」
「これからよろしくな、リア。」
「こちらこそ、頼むわよロゼ。」