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異世界最弱賞受賞  作者: 朝霧理亜
3/8

良い人と、別れ

やはりどの世の中もお金が必要なのか。

「仕方ない、安全そうなところで夜を過ごすか。」

まさか、ここまで順調にいくとは、、、

「洞窟、発見してしまった。ここしかないよな。よし、」

覚悟を決め、洞窟の中に入って見ると、真っ暗で奥にただただ進むのみ。すると

「ん?奥に光が?」

さらに進むと、光が見えてきて、そこには、扉があり、中に入って見ると。

「すいません、お邪魔します。」

「いらっしゃい。ここにお客が来るのは、何年ぶりか。」

そこは、70代くらいのおじいさんがいて、ゲームでよくあるような剣や、盾、防具などが、置いてあった。

「あ、すいません、お金は、持ってないんですけど。」

「そうなのかい、ということは、宿がなくて、この洞窟に来たというわけかい?」

「そうです。すいませんお客さんじゃなくて。」

「君、若いけど歳は、いくつ?」

「13で、ただいま放浪中ですね。」

「13で、放浪中だって?随分と、早い歳から旅に出たね〜。」

「まぁ旅と言っちゃ旅ですね。」

「まぁいい、今日は、泊まって行きなさい。お金も、宿もないのだろう、こんな若い子を放って置くわけには、いかんのでな。」

「いいんですか?」

「あぁ、構わん。」

「ありがとうございます。」

こんなに優しい人もいるんだ。

俺は、感動をしながら、今日は、眠りについた。


-------------い

「ん?」

「若い子や、起きなさい。」

「あぁ、おじいさんおはようございます。」

「あぁ、おはよう。」

いつまでもここにいちゃ迷惑だよな。そろそろ行くか。

「あの、おじいさん、これから俺、また旅に出ます。ありがとうございます、泊めてもらって。あと一つ、お金は、どうやったら手に入りますか?」

「お金なら、モンスターを倒すくらいじゃな。それか、商売じゃな。」


「お金が手に入ったらまた来て武器買わせてもらいます。」

「あぁ、楽しみに待っておるわい。」

おじいさんに別れを告げ、洞窟を後にする。お金を手に入れるには、モンスターを倒す、のか、おつかいクエストみたいのあるかと思ったが、ないみたいだな。

それじゃ頑張りますか。

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