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龍運  作者: 星凪 怜
1/13

プロローグ

…プロローグ…



『王様、お妃様、行ってまいります』


国王と妃のまえで、膝まづく少年。

少年は、13歳。

この国では、男子は13歳になると旅に出る。

魔法の修行の為だ。

旅に出て、自分を弟子にしてくれる魔法使いを探し、修行し、15歳になるのを待つ。


『王子に龍運がある事を祈る』

王が言う。

お妃も

『良い魔法使いに会えますように』と続ける。


王と妃の横に立っていた貴婦人は、冷たい笑顔で微笑んでいた。


王子は、一通りの挨拶を済ませると、貴婦人と共に、謁見の間を出ていった。


その瞬間、妃の目から、大粒の涙がこぼれ落ちた。

王は、お妃を抱きしめて言った。

『大丈夫。大魔法使いが言っていたのを忘れた訳ではあるまい』

お妃は、涙を拭き、王に頷いた。

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