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小さな栄光  作者: ジュン
49/59

fragment


本日はお忙しいところ、私たち二人の

結婚披露宴に御列席いただきまして

誠にありがとうございます


今回このような式を迎えるにあたり

たくさんの人のお世話になりました


その中でも一番お世話になったのは

やはり母です

何事にも先に立っていろいろと

行動してくれました


そして一番迷惑をかけて辛い思いを

させたのも母です


そして心底私たち二人の幸せを

願ってくれたのも母だったと思います



お母さん、ありがとう



そして世間知らずの私ですが、

ちゃんとした挨拶もできず

顔を合わす機会も少なかったと思いますが、

そんな私のことを理解してくれて

何よりもユウの幸せを願い、

快く結婚に賛成してくれたユウの御両親に

心から感謝いたします



( そしてまだまだ半人前の私には、

このような舞台で親父の大きな背中を

語る資格はまだ持っていません )



今、

私はこのような素晴らしい人たちにかこまれ、

このような場に立てたということを

誇りに思っています


今日、お忙しいところお集まりいただいた

皆様一人ひとりのお気持ちすべてを

お察しすることはできませんが、

今日この場で同じ時間を過ごしていただいた

ことが皆様からの何よりの祝福の気持ちと思い

ここに深く感謝いたします


どうもありがとうございました




そして最後に


いつか今日というこの素晴らしい思い出が

きっと薄れていく日がくると思います


でも僕は、たとえ誰の心から今日の思い出が

消えてしまっても

たとえ僕たち二人の心の中からも薄れ

消えてしまったとしても

今日この場に立てた誇りを胸に

いつまでもユウと共に

生きていくことをここに約束します


今日はどうもありがとうございました




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