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小さな栄光  作者: ジュン
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~ 中学校入学 ~

義務教育


公立中学校


レールの上の台車

何も知らず気ままに暮らす子供は

進学に少しの好奇心を持っていた


新しい科目やクラブ活動など


どうせ勉強はしないのだが



相変わらず自分勝手な空気の読めない子供


卒業式の一言でも




僕の通っていた小学校の卒業式は

卒業生が名前を呼ばれると

元気よく返事をして舞台に上がる


そこに用意してあるマイクに向かい

思い思いの挨拶をしてから

壇上の校長先生に卒業証書をもらう



優等生が明日の抱負を語ればみな目を

輝かせ頷くし、不良生徒が感謝を述べれば

みな込み上げる想いに涙するという設定だ


僕は中学にあがれば勉強などを

頑張りたいと心にもない、

そして誰の心にも届かないごく普通の言葉を

勘違い甚だしく誇らしげに語った


親や先生方、まわりの人々の苦労が

報われる瞬間は訪れなかった





野球、サッカー、キックベース、ドッヂボール、

鉄棒、うんてい、

体を動かす事が好きで、人気漫画の影響もあり

僕らの中ではサッカーが一番人気だった



僕が一番得意なのもサッカーだった


授業も出ずにボールを蹴っていた


休み時間や放課後はみんなとサッカーをする



さらに夕方には公園で


僕らの遊びにはいつでも学校の倉庫から

盗んできたボールなどがあった



当然僕はこの先もサッカーを

やってみたいと思っていた


でも集団行動もできずわがまま勝手な

自分が果たして先輩方とのクラブ活動なんて

できるのか不安だ

そもそもクラブってなんだ?



そのままいけば帰宅部に仲間入りしていたことは

容易に想像がつく



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