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小さな栄光  作者: ジュン
38/59

fragment


仕事を終えた帰り道

まだ明るい街を走った


行き交う人の波の中

忘れかけた君を見つける



何の気兼ねもなしに

助手席に座る君の


少し伸びた髪に

時の流れを感じた



あの夜と同じ公園に

車を止めて二人


変わらない言葉交わして

微笑む互い見てた



今どこで何をしてるの

幸せそうねなんて


あの頃に僕が見ていた

夢は君なのに




いくつも季節過ぎたけど

目を閉じれば君の笑顔さ


新しい人を探しても

君以上に好きになれない



いつか僕を愛してるくれる

人を見つけたら


迷わないでその人を

愛せる人になりたい



あの夜に見ていた公園も

もうすぐ取り壊され


新しいビルが建つんだ

少し悲しいね



あの夜交わした約束を

互いの胸に隠し


さよなら告げる二人に

雨が降り出した



涙かくすように




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