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その② 〜イノベーションと木材業界〜

65年余りにわたり木材業界に従事してこられた〇〇さんに、今日は、イノベーションについてお話を伺いたいと思います

 

「そらぁワシらが田舎から出てきた時分ちゅうたらまだ日本も貧しかったからな、何をするにも人力や

フォークリフトもあらへんで、降ろすんも揚げるんもみんな『かつぎ』や

それも乾燥材やのうてボトやからめっちゃ重たかったわ

そして肩にコブが出来るわけや

 

配達かってまだトラックなんかよっぽどの大店でも1台有るか無いかや

サイドカー付いた自転車で運ぶんや

上六の坂道におった”押し屋”の話知っとるやろ?

え…知らんの?そう

 

まぁ今の若い連中みたいに1〜2束持ってヨタヨタしとったら蹴り飛ばされとったで...

 

長堀川な、今は埋め立てられて道路になっとるけど、そこにバラ板やらを積んだ筏がやって来てワシら若いもんが足場板を渡して荷降ろしするんやけどな

力の弱いやつはヨロついてモタモタしよるわけ

そしたら川に蹴り落とされるねん(え!???)、邪魔やから

そういう子はまぁそのうちおらんようになったな…仕事移るんか田舎に帰るんか

 

人間の値打ちが低い時代やったな...

牛や馬の方が大事にされとった

言うても分からへんか…まぁ頑張ってな



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