序章 魔術師と薬剤師
ふりがなを大体の漢字に振っていますが、2012年6月に修正した部分については振られておりません。
■物語の始まり
僕は沢山の冒険を語ってくれる本が唯一の友達でした。
でも父さんと母さんは本が嫌いで暖炉の火にしてしまいました。
だけどもそんな悪い父さんと母さんはもうこの世にいません。
■人物紹介
・僕
本が大好き。
父さんと母さんはこの世はいない。
・鈴音 絆
偉大なる魔術師。
この物語の主人公。
お菓子が大好きでちょっと短気で無計画。
弱者が可愛いくてしょうがない人。
魔術で五年の寿命を失っている。
猫嫌い。
・王様
アクリス帝国の王様。
・付き人
王様の付き人。
・兵士
アクリル帝国の兵士。
・悪魔
魔術その者。
・三枝 芽衣
魔術師自身を謙譲して交渉していたが,それを魔術薬品で補えるようにした偉大なる魔術薬剤師
■道具
・魔術薬芽衣
謙譲を補う魔術薬
寿命を一時的に一年間増やす。
一回の魔術で一本が限度。
■序章 魔術師と薬剤師
【人気雑誌の1ページ】
「白い髪…灰色の目・・・色白い肌・・・そして夏にも関らず首に灰色の毛革を巻きそこから垂れ下がった黒い紐には白い毛の玉を付けて寒いのかと思うとズボンは薄茶色の半ズボンを着て肩にはデカイ愛用の茶色いバックを背負っている季節外れの服装の魔術師ナンバー1!」
偉大な魔術師 鈴音絆
記者「何故そのような季節に合わない格好をしていのですか?」
絆さん「え?ファッションの為なら・・・季節なんて我慢ですね」
記者「・・・」
絆さん「さらに言いますとカッコよければ毎回ファッションを考えなくて良いから楽なんですよ!」
記者「そうですか・・・」
絆さん「あ、ちゃんと白い瞳・・・灰色の目・・・色白い肌と書いてくださいね?」
記者「そ、そうですね・・・え、あ、、はい書きます」
絆さん「あとですね・・・このバックは愛用なので・・・これについても・・・」
記者「ちゃんと書きます・・・」
記者コメント
偉大な魔術師と言う事でとても緊張しました。
この雑誌の売りは嘘は書かない・言わないと言う事なので本人が見ていると怖いですが・・・今回はあまりコメントを述べないでおこうと思います。
生きていましたら次回お会いしましょう。
今回で「魔術師さんのファッションコーナー」は終了となります。今まで有難う御座いました。
こんな理由で私、鈴音絆は色々と大人気雑誌と人気コーナーを終わらせた男として一般的に悪い意味で人気である。
と、言っても魔術師を尋ねる者は腕の良さの評判や魔術師と聞きつけた人と同業者ぐらいなので悪い人気でもそれは魔術師にとっては良い意味の人気でしか無いのだ。
私は雑誌を仕事机の横に置いてあるゴミ箱に捨てたが入れ方が悪かったのか倒れてしまいゴミを部屋に撒き散らした。
ゴミ箱が散らかしたゴミを掃除して部屋に掛けてある横型二十四時間式時計を見たときには十五時を示していた。
大切なおやつの時間であり、棚の引き出しから貰い物のちょっと豪華な雰囲気が漂う小さなお菓子の箱を取り出した。
その箱を開けるとカカオの匂いがする変わったお菓子と一通の手紙が入っていたが、手紙はとりあえず後にしておき、お菓子を先に頂くとする。なぜなら手紙はおやつの時間のお菓子には入らないからである。
そして本題のお菓子!のお味は…とろける様な食感と濃い味とちょっとした甘さのバランスが最高としか言いようがない。簡単に言うとこの世の天国と言えるほど美味しいのである。これを、もう一つ食べてみたいが腹にあるのが最初で最後の一個なので食べる事は出来ない。次にこの素晴らしいお菓子をくれた方の手紙を読む事にした。
「偉大なる魔術師鈴音様」
アクリス帝国上層部で現在進行中「ドラゴン一斉狙撃計画」に参加してもらえないでしょうか?
と,言っても何の話か分からないはずなのでまず説明致しましょう。
此処最近アクリス城内で噂になっているのが「東にある関所の兵士がアクリス城に向かうのを見た」と言う噂です。ですが,これだけでは上層部も動く事はありません。
では,アクリス帝国にドラゴンの全身骨格が保存されているとしたら噂にも事実の可能性があると思いませんか?
もしそれが事実ならアクリス帝国も念の為に強化しなければなりません。
魔術師様のその不思議な力をこの国に貸していただけないでしょうか?
アクリス城で待っております。
お菓子は美味しくても手紙は美味しくもない…不快である。
実際は,ドラゴンなんて存在せず,ドラゴン対策で行われた強化は戦争で使われるのだろう。
戦争に協力するなんて馬鹿らしい…私は魔術師として、人間として迷う事なくゴミ箱に手紙を捨てた。
それから夕食の十八時まで,念の為にドラゴンについて調べたが得られた情報は何もなかった。
夕食は,何時も通りの面白みのない食事にして、今日は水を浴びるのはやめて寝る事にした。
次の日、朝起きると見知らぬ部屋の見知らぬベットで寝ていた。その見知らぬ部屋の隅の扉の横に鎧を着て手には槍を持った人が死んだ人間のように静かに立っていた。何と無く状況が読めたので部屋のテーブルに用意された水に手を伸ばそうとしたその時、部屋の隅の扉が開けられた。そして入ってきたのは王様っぽい服装の人と付き人っぽい人だ。
「ここにあの魔術子とか言うのは捕らえているのか?」と扉の前に立っている王様っぽい人が言った。
「はい王様!暖炉の前にいる男が魔術師であります!」と付き人っぽい人が言った。
こんなやり取りを3回くらい繰り返した王様と付き人らしき人…色々な意味で疲れそうである。
「まずい師,そちに聞くが名前はキスするなか?」
朝からこれは酷くないか?…ちょっと色々切れた気がしたのでついでに全て切ってしまう事にした。
「私の肩書きはまずい師ではありませんし,名前もキスするなでもありません。私は魔術師絆です。馬鹿でしょうか。おっさん?」と色々言ってしまったが、言ってしまった物はしょうがない。
今にも手に持っている槍を持って,私を殺す目をしている兵士がとても可愛い♪
「では,魔術師~手紙についてだが…」
「即答で答えさせて頂くとお断りさせて頂きます。」王様はポケットから鈴を取り出して鳴らした。その鈴は見た目にしては大きな音を鳴らした。音が大きくなる魔術が鈴に掛かっているのだろう。そして…すぐに扉の前が兵士だらけになってしまった。こうなる事は分かっていたが、問題は此処からであって、どう調理するか考えていなかった。
気がついたらこの部屋にいたのでこの身と服だけであり魔術師としての才能も発揮できない…何も出来ず私は、兵士に捕まり、拘束され牢屋にぶち込まれた。
牢屋は黴臭く,寝る場所は硬い石の上さらに腐った肉の匂いが漂っていた。
私がぶち込まれた牢獄はどこもこんな感じだったので気にはしないが,調理方法を考えるのを忘れていたのが魔術師として恥ずかしい。
まぁ牢獄でずっと恥じていても何も得をしないので逃げる事にする。
頭を思いっきり牢獄の壁にぶつけると血がでてきた。
その血で壁に五芒星の下にした記号を書きそこに命令と謙譲と代償を書き上げる。
五芒星の下にしたマークは悪魔の記号・命令は頼み事・謙譲は差し上げる物・代償は魔術師のルールを破った罰と言った感じに魔術にはルールがあり悪魔と上手に交渉出来る者が魔術師となる。
そして今、私が書いたのは「鈴音絆が刻んだ五芒星の記号の木に連れて行く。」謙譲「鈴音絆の1年の寿命」代償「鈴音絆の死」とする。
ここまで書いて五芒星の下の記号は薄気味悪い光を放ちその光に悪魔の影うつりその影は血で書かれた文字を読み始める。読み終わると影は扉の影を作りその影は色をつけ始める…
色が付いた扉を開くといつの間にか五芒星の記号が刻まれた木の前に立っていた。
とりあえず一番初めに家を引越す必要性がありそうだが,この状態では引越しではなくただの一文なしの魔術師。一度家に帰って引越しの準備をする必要があるのだが,もし逃がした時に帰ってくる事を予想してなのか家の前に兵士らしき人影が二つ…さすがにそれだけに魔術を使うのも人生が勿体無い。
嫌であるが,あの女の元にいかなければならないのかと思うと吐き気する…
そんなわけで吐きそうな気分で私は森の奥の女の元に向かった…
私の家の周りはちょっと村から離れた森だけども女の家の森はとても深い…
森の中心に住んでおり森の外から行くにはどこからでも5時間はかかる…
お陰で夕方になってしまい朝飯も食えず昼飯も食えずおやつも食えず夕食も多分食えないしあの女はご馳走はなど絶対してくれないので夜食もないだろう…
そして私は,飢えて最後には,五月蝿い女の家の前で「食べ物…わけ…てガクリ」と死ぬのだろう。
どうか悪魔よ!この残酷な女に罰を…
「凄い不吉で失礼な事を人の家の前で叫ばないでくれる?」
さっきついた家の前で私が来てノックした瞬間に開いた扉から出てきた残酷な女は私にしゃべりかけた。
だが,残酷な女がしゃべりかけた少年はもう飢えて死んでいた。
「いや…それ事実じゃないよね…事実は絆が家に訪ねてきてドアを魔術師なんとかキックとか言って扉を蹴飛ばしてそれに驚いた私が扉を開けて急に倒れて勝手に飢えるとか言いながら悪口を言い始めたのよね?」この事実を語る女性は,今まで悪魔に,魔術師自身を謙譲して交渉していたが,それを魔術薬品で補えるようにした偉大なる魔術薬剤師三枝芽衣である。
「とりあえず家に入れよ…」
家の中に入るとさすが偉大なる魔術薬剤師なだけあって周りが棚だらけで棚には薬品が沢山置かれている。真ん中にぽつんと置かれた机には,魔術薬の調合道具が散らかっていた。
「で,絆が欲しい薬品はあれだろう~魔術薬芽衣だろう?とりあえずそれ10本やるから命令で食事をしながら何があったか全て教えなさい。代償は魔術師じゃないので省略でどう?」
その交渉にのった…私だが,事情を聞いた後…一つ不当な交渉をさせられた。後の事を考えると良い気もするが,それを私がやる義理がない。
私は,とりあえず家に帰るためにさっき貰った魔術薬芽衣を飲んで寿命を一時的に増やしナイフで手を少し刺しその血で芽衣の家の前に五芒星の記号の下マークを書き命令「鈴音絆が刻んだ五芒星の記号の木に連れて行く。」謙譲「鈴音絆の1年の寿命」代償「鈴音絆の死」と書きあげる。五芒星の下の記号は薄気味悪い光を放ちその光に悪魔の影うつりその影は血で書かれた文字を読み始め読み終わると影は扉の影を作りその影は色をつけ始める…
色が付いた扉を開くと五芒星の記号が刻まれた木の前に立っていた。
森は不気味なほど静かで森の声は聞こえず家の周りの兵士はいなくなっていた。
私は家に戻り腰に掛けた残り9本の魔術薬芽衣を愛用の鞄に入れナイフを腰に掛けた。
外にでてナイフで手をさらに深く刺した。
「イタァ」
さすがに深く刺すのは痛くて声を出してしまう。
血で五芒星の記号を家を中心にして書いて魔術薬芽衣を一本の飲む。
魔術薬芽衣の正確な効果は一時的に一年間の寿命を一分間増やす。
一回の魔術に一本が限度なので一年しか魔術薬芽衣補う事しか出来ない。
今回、掛ける寿命は五年…四年は自分の寿命と差し出す事になる…あまり寿命が減ると言っても実感がわかないが若く死ぬんだろうなという虚しさが半端ない。
命令「コウムリ村二地区十-四鈴音絆に移動」謙譲「鈴音絆の5年の寿命」代償「鈴音絆の死」と書きあげ急いで家の中に入る。
五芒星の下の記号は薄気味悪い光を放ちその光に悪魔の影うつりその影は血で書かれた文字を読み始め読み終わると影は扉の影を作りその影は色をつけ始める…
色が付いた扉を開き家は扉に吸い込まれ気がつくと私は自分の机で寝ていた。
どうも昨日は血を流しすぎたらしい…まだ頭がクラクラするし…それになんか外が五月蝿い…
血は止まっているが今度、医者に行っておこう…結構深そうだし…
そういえば芽衣との交渉もあるし…芽衣の所にもいかないと行けないし…3日前から魔術関係で忙しい…
私は五芒星の記号の下マークを紙に書き命令「三枝芽衣の家の前に書かれたに五芒星の記号の下マーク連れて行く。」それ以外は同じでいつも通り扉を開き芽衣の家の前に立っていた。
家の前に私が嫌いな猫が待っていた。猫は家に入り私はそれに続いて家に入る。
芽衣は魔術薬の道具が置かれた机に座って待っていた。その机に猫が飛び乗りちょうどよく芽衣が口を開けた。
「交渉の引越しについてだが…無理そうならしなくても…いいよ」と芽衣は涙を流しながら言った。
「アクリル帝国はほぼ一夜でドラゴンに壊滅させられたよ…魔術薬の客も昨日で沢山死んだよ・・・」
そう言った…ドラゴンなんて本の世界の生き物なのに一番信用している人の口からドラゴンが存在する?
否定したくて認めたくなくて
「そんな嘘つかないでくれよ…魔術師は嘘は嫌いだ…」
と言ってしまった…
「アクリル帝国に行って来るといい…それで本当か嘘かわかるよ…」
「ああ言ってくるわ」
という言葉を交わし私はアクリス帝国の城下町の方に向かった。
三枝芽衣の家から6時間ぐらい歩くと城下町が見えてきた。
そこから城下町を見下ろすと建物の形は無く瓦礫の並んでおり煙が視界を遮った。
城下町は全て見る事は出来ないが煙の濃さと範囲から見て酷さが伝わってくる。
それから10分ぐらいして煙に耐えられず魔術を使って帰る事にした。
魔術薬芽衣をもちろん飲んで書き上げ気がつくと五芒星の記号の下マークが描かれた紙の上に立っていた。
それからベットに横になり目を閉じ最近あった出来事を思いだしていた・・・
今回、ほぼ初めて小説を書きました。
小説を書くのが上手いわけでもなければ普通なわけでもない…
下手な人が書いている小説なので,おかしな点も沢山あると思われますが今後宜しくお願いします。
もう本当に下手な人が自己満足に書いているだけの小説ですからww
2012年5月30日
■追記
元々分けられていた話数をまとめて今回の話のタイトルは魔術師と薬剤師と言うタイトルになりました。
2012年5月30日と比べると少しずつ上手になっていている気がします。
え~と後はう~ん何も言いたい事はないかな~
2012年6月19日
序章を無章に持ってきました。
2012年7月14日
無章を序章に変更しました。
さらに800字文内容の増加をしました。
2012年7月17日