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魔女が恋をした~再会Ⅱ~

今回は短めのものになってしまっています。次回はもう少し長めになるかと思います。

俺のっ目の前にいる人物はこちらを見るなり『迎えに来た』と言ってきた。

もちろん俺にそんな覚えはないのだが、周りの人からしてみればそんなことは知ったことではない。

「なに、あのひと。あの子の知り合い?」

まわりからはそんな声がちらほらと聞こえてくる。

「なんだよヒロ、お前あの子の知り合いか?」

隆からそんなことを言われてしまう。

「…いや、あったことなんてなかったはずだ。」

そうは言うものの、思い出そうとするとやはりあの夢のことが思い浮かんでしまう。

「急にはなしかけてしまい申し訳ありませんが、よろしければお名前をお教えいただいても?」

いつの間にか近づいてきていた人物はなぜか何かを得心したかのような顔でこちらに近づいてきていた。

「えっと…。」

言葉を出しかけると急に隆が話し出す。

「あのっ、俺斎藤隆って言います。あなたのお名前をお教えいただけないでしょうか。」

そんなことを隆が言い出した。正直、親友の普段みない態度に驚いてしまうのだが目の前の人物はそんなことは気にしない。しかしながら俺が困惑顔をしていると目の前の人物は少し悲しげな表情をする。

「やっぱり、おぼえていないんですね…。」

そう話す相手は明らかに落胆していた。

「…まあ、仕方がないのでしょうね。では改めて自己紹介させていただきます。私は名前は雪華ゆきはな 瑛莉えり、えりと呼んでください。それで?あなたのお名前をお教えいただいても?」

「俺の名前は立花 弘文(たちばな ひろふみ)です。よろしくお願いします。」

そこまで話すとこちらに向けて手を差し出してきたのでこちらも手を差し出し握手をすると、急に近づかれてにおいをかがれ反射的に後ろに飛びのいてしまう。正直、銀髪美少女にあんな近くで囁かれドキリとしてしまう。

「ハア…。それよりも行かなくて大丈夫なのか?」

そういいながら校舎についている時計をゆびさす。

「あらあら、もうこんな時間でしたか。それではまた後でお会いしましょう。」

そういうとこちらに軽くお辞儀をして職員室のある方へ歩いて行ってしまう。

「ホントになんだったんだだよ…」

そういいながらかがれた方の耳を抑え呆然としてしまう。

「おい、しっかりしろヒロ。はやく教室に行かないともう時間がないぞ。」

そう言われ時計を見ると確かにもう動かないと間に合わない時間になっており、俺たちは走って教室に向かった。

いつもお読みいただきありがとうございます。もし誤字脱字がございましたら申し訳ございません。

。またこの物語はフィクションでございます。決して間に受けてはいけません。またいかなる実在する組織、団体、国家等とは一切関係ございません。                        

                           次回 魔女が恋をした~再会Ⅱ~

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