[第3話]地獄から抜け出すための救世主
橋本姫乃よりも美人な彼女をつくると
決めたのはいいのだが、
同じ学校の人にはいじめられてるから頼れないし、
他校の生徒で俺と知り合いの美人は、
いないという問題が発生した。
とりあえず、母さんに聴いて見ることにした。
『ねぇ、母さん!質問があるんだけど』
「何?」
『あのさー俺の知り合いに美人っていたっけ?』
「なにとぼけた事言ってんの?いるじゃない。幼馴染のさくらちゃん」
『あぁ、そういえばそうだった。ありがとう母さん』
そういえば、さくらは芸能界にスカウトされるぐらいの美人だった。
さくらなら、橋本姫乃よりも美人だし、
他校だし、完璧だ…!
早速さくらに頼んで見る事にした。
『さくら!ちょっと頼みがあるんだけど』
「何よ急に。もしかしてまた、解決策考えろとか言い出すんじゃ無いわよね?」
『あのさ、俺と付き合って欲しいんだけど』
「はぁ!?何言ってんの!?」
『付き合うって言ってもフリでいいんだ』
「あぁ。あのリア充アピール計画ね。他をあたりなさい」
『いや、条件に合うのがさくらしかいないんだ!頼む!』
「そんなに言うなら仕方ないわね。協力するわ」
『ありがとう!』
❲こうして、優太は、幼馴染のさくらに彼女のふりをしてもらい、リア充アピールをする事にした❳