じゃがいもで飲む
じゃがいもで思い出すのは、我が家で「じゃがいもの細切りのやつ」と呼んでいる、じゃがいもの細切りをシート状に敷き詰めて、フライパンで焼いた料理です。
正式名称は何になるのでしょうか? ハッシュド・ポテトとかでしょうか?
普通に焼いて塩をふるだけでも、まあ美味い。油っぽいから、ビールかな? 無糖系のサワーも合いますね。
これにカレー粉をかけても美味しいです。あとはマヨとソースでお好み風にしたり、溶けるチーズをのせても良し。ちょっと贅沢にスモークサーモンなんてのも良いですね。
こんど機会があったら、モダン焼きの焼きそばの代わりに使って、ポテトお好み焼きを作ってみたいです。これは幻想系のお話。
揚げ物系のじゃがいもでは、断然フライド・ポテトですね。
これが食べたくて、ハンバーガーチェーン店に行く事もあります。某チェーンも苦戦しているようですが、ポテトの基本スペックを充実させるだけで集客伸びるんじゃないかな? なんて、無責任に思います。
でもビールを飲むとなると、普通のチェーン店だと、持ち帰りにしないといけない。これはどうにもう〜ん、ですね。ちょっと凝った系のバーガーショップに行くと、ビールなども置いてますが、アホらしいほど値段が高い。しかもポテトはこった肉厚で皮付きのタイプだったりする……あれはあれで良いのですが、ここで求めているのは、単に細切りにしてカリッと揚げて、塩ふったアレなんですよね。
必然的に飲む時は家揚げで食べるのですが、やはり大量に揚げたあの味には敵わない気がします。なんでしょうか? 匂いとかが違うんですよね。
飲み物持ち込み可にしてくれたら嬉しいのになぁ。まあ酔っぱらいがたむろするハンバーガーチェーンも嫌でしょうか?
酒とは離れますが、最近フライドポテトをラーメンやうどんに入れるのが好きです。ちょっとふやけたフライド・ポテトが汁をすって、汁にも油のコクが出て妙に美味い。こりゃあ高脂血症一直線だ! 気をつけながら食べましょう。
新ジャガの時期は、あの小っこいコロコロを、油をひいたフライパンに敷き詰めて、焦げる寸前まで焼いたのが、好きです。塩で良し、後半バターや、在庫がある時はタラコを付けても美味しいですね。これまたビール。
どうやらじゃがいもにはビールが欲しくなるようです。ドイツなんかじゃやっぱりそうなんですかね? ご飯の代わりがじゃがいもで、お水の代わりがビール的な……イメージの話ですが。
原型の無いタイプでは断然コロッケでしょう。これは夢がありまして、商店街のある街に住んで、仕事帰りに肉を買いに精肉店へ、そこで、
「何時もの肉を300グラム」
なんて頼んでいると、
「あいよ、これオマケね」
なんて言って、揚げたてのコロッケを包んでくれる。それを頬張りつつ、家路につく最中に酒屋の前の自販機で缶ビールを一本購入、そのまま半分飲んだところでグハーッとゲップを出す。本日も平和なり〜、そんな夢。
実際には駅前に肉屋はないし、電車通勤ではないし(時々ありますが)まあこれもいわゆる一つの幻想系ですね。シチュエーション幻想系。
あと呑んべえに忘れてはならないのが、ポテトサラダですね。
これはどうにも家で作るよりも、居酒屋なんかで食べる方が美味い。多分体に悪いほどのマヨネーズや、各種調味料をぶち込んでいるから、体に気をつける家庭料理には、あの味が出ないのかな? とも思います。
なんにせよ、ポテサラが美味い居酒屋には、ついつい通ってしまいますね。美味い焼き鳥屋が美味いポテサラなんか出した日には、たとえ電車を乗り継いでも行っちゃいます。
チーズを加えたり、マヨを自家製にしたり、黒胡椒をかけてみたり、各種こったポテサラも良いですが、じゃがいもに卵、玉ねぎとマヨをたっぷり! きゅうりとにんじんはほんの少し! 的などシンプルなポテサラも良いですね。
陳列棚にマカロニサラダと一緒に並んでいる時は、うぐっ、とどちらを取ろうか悩んでしまいます。あれもあれで美味いんですよねぇ。
おやつ系では断然ポテチですね、うすしおがベストですが、昔ながらののり塩も捨てがたい。これまたビールだなぁ。