Y勤明け③
渡り蟹のキムチ（ケジャン）を注文したら、その日にたまたま上海蟹の出てくる歌（くるり）を聴いて、テンションが上がった次第でございます。
この連載の良いところは、何も考えずに飲んだ後の忘備録代わりに書き込んで投稿できるところです。つまり〝書いている≒酔っぱらっている〟という事ですね、そしてそれを未来につまみとして消費しようという、遠大なプロジェクトな訳で、はい、現在も絶賛酔っ払い中です。さっきからｐを押そうとして、何度も＠を押しております。
酔っぱらうと前置きが長くなる！ のはオヤジ世代の特徴とサラッと流してください。言いたい事など無いのです、突き詰めていくと。
三回目で飽きたのでＹ勤明けとしました、夜勤明けは大手を振って飲めるラッキーデイなのです。なにに縛られてるとお思いでしょうか？ 奥さん？ ノン、ノン、血液の数値？ ノン、飲ん。答えは自分に縛られて、酒の味も不味くなるのです。
それが夜勤を頑張ったというタグ付けされたとたん、帰り道に「ＭＹ ＢＬＵＥ ＨＥＡＶＥＮ」が流れ出し、お酒の味が二倍増し、音楽を聴けば三倍増しとなります。単純ですね、そこだけは誇りに生きています。
ザーサイと豚肉、そこにビールが合わない訳がない。余ったザーサイで日本酒を、余った日本酒でおにぎりを、というつまみと酒のエンドレス・ラリーに嵌まるこの幸福。を阻むのは、長女のギャン泣き。
「昨日風呂入れてないから、一緒に入って」
と言う不可避のミッションも華麗に請け負って、私好みの歌を一緒に歌いながらの風呂上りが今。フラワーカンパニーの「深夜特急」と、くるりの「琥珀色の～」を一緒に歌ってました。長女はＡＳＩＡＮ ＤＵＢ ＦＯＵＮＤＡＴＩＯＮの「ＯＩＬ」って歌の画像に食いついてました（シェ〇石油から血が滴っているやつ）
あかん酔ってるにしろ酷い内容ですね、もうすぐ正午、魔法が解けてしまう！ あれだ、結論を書くとですね、前に買っていたウォッカは、カークランドの五年寝かせたやつでして、私が泡盛の古酒に例えたのもあながち間違ってはいなかったと……今日ちゃんとラベルを見て知りました。もうあと三割ほどしかないけど。
そしてこの美味いウォッカをですね、製氷機の氷を六個ほど入れて、注ぐわけですよ。スヌーピーの絵柄のプラッチックのコップですわ、プラッチックの。それをニトリで買った食洗器対応のお箸でくるくるとステアすると、プラ×プラのまろやかな手応えが心地よくて、時を忘れて混ぜつづけた冷えたウォッカが美味いと。それだけを書いてパソコンを閉じたいと思います。
同時に沢蟹、ねぎ、胡瓜に大根の詰まったキムチを頼みました。やはりここはソウジュ（焼酎）で飲むべきか？ 近しいからウォッカで代用しても良いか。渡り蟹チュパチュパするぞ！ それを強めの酒でキューッと仕上げたいっ！
