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不味い

 飲んだ後に入った不味いラーメン屋、嫌いではない。先ずはうまい不味いもわからない泥酔である、それでも不味いのである……相当だろっ!


 ラーメンが臭い、どころか店が臭い、出てくる水も臭い、でも店主の愛想笑いが満点だとまた来たくなる。そんなラーメン屋、駅前に1店舗くらいはあるんじゃないでしょうか?


 それをしこたま飲んで食った後に行く。相方は焼き鳥屋でしこたま飲んで食った後に、唐揚げラーメンを頼んでいた。阿保か?! でもその状況が愛おしい。笑顔でそれを見つつ、私は普通のラーメンを啜る。


 大概そういった店には小さいテレビが置いてあって、


「この女優老けたなぁ」


 なんて言いながらもやしと一緒にスープを飲む、それもまた臭い。良い意味での臭さではない、使い古したおしぼりの臭さとでも言うべき、体が拒絶する臭み。でもまあ大概酔ってるから良しとしてたいらげる。


 そしてスマホのゲームに興じる連れ達の会話を躱しつつノンビリと過ごす。


 こんな夜がさっき有りました。

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