幻想系、マヨちくわ磯辺焼き
台所から香ばしい香りがしてくる。見ると奥さんが、フライパンにマヨネーズを落として、その油でちくわを焼いていた。
その日の朝ごはんは、それと味噌汁、ソーセージ、ご飯に野菜ジュースという、栄養バランスはどこに行った? というメニュー。だがしょっからいマヨ焼きちくわ(斜め切り)は、とにかくご飯が進む。あっという間に食べ終わった私の脳裏に浮かんだのは〝このしょっぱさ、酒に合うな〟だった。この記憶は刻み込まれ、今に至る。
それから空想は膨らみ、さらに海苔を巻いたマヨちくわの磯辺焼き、さらにそこにチーズを入れた、マヨチーちく磯辺なんてものを想像する。流石にマヨとチーズはやり過ぎか? でもモッツァレラチーズならば、合いそうだ……などと、空想レシピは進化していく。
そんな想像上のつまみ、いわゆる「幻想系つまみ」というジャンルがある……いや、今作った。みなさんもありますか? 手に届きそうだけど、敢えてはやっていないつまみレシピ。
これから夏に向けて、是非とも試してみたい幻想系は、冷奴。
一つは、以前職場の人に教えてもらって作った、刻み漬けを乗せた冷奴(この間作った刻み漬は、豆腐に乗っける前に食べ切ってしまった)
もう一つは、ツナ、キムチ、ごま油を混ぜて塩で味を調え、豆腐に乗せたキムチ冷奴(これはやった事がある、とても美味かった)それの白菜キムチを千切りカクテキに変えるというバージョン。
カクテキは家にあった事がないから、こんど焼肉屋にいったらお土産で買って帰るか。そんな予定はないけど。
最後に刻み漬けのレシピを書いて筆を置く。
(大タッパー二回分)
大根5センチ、きゅうり2本、生姜ひとかけをみじん切りにし(容赦なく3ミリ角ぐらいに刻む)刻みふじっこ(ゴマ入り)を一袋まぜ(15×20センチくらいの袋)醤油大2を入れる。
二、三時間後水が上がったらOK
大葉、みょうが、人参、ナス足して可(大葉は抜群に美味かった、夏だし今度はミョウガを試してみたい)