チャーハン
halsanさんから感想をいただき、思いついたことを即投稿です。ありがとうございます。
米系おつまみと言われて、真っ先に想起したのは、チャーハンでした。
某中華チェーンに行くと必ず頼むのが、チャーハン大盛りと餃子、そしてビール大。そこの大ジョッキは1リットル位入る大きさなのですが、チャーハンの塩っ気で半分は飲めますね。そこに追いついてきた餃子で残り半分を……って所で、餃子を残しつつ、ビールが空に。あと生中一杯いくかどうか? いつも悩みます。
って感じに、チャーハンとビールは鉄板、チューハイ系もいけますね。焼酎ロックなんかも、いきようによっちゃいけるのではないか? と睨んでいます。
そんなチャーハンは、作るのも大好きです。私の作るのはほぼ二種類に分かれており、それを作り続けながら、改良を重ねていっているという現状です。
一つはオーソドックスなチャーシューのチャーハン。材料はご飯二合に対して、卵三個、チャーシュー厚切りで5〜6枚(小さなサイコロ切り)、長ネギ一本(薄輪切り)、ウェイパー(中華調味料)適宜、塩コショウ適宜、油(ラードがあれば少し加えます)たっぷり。
どうです? とってもシンプルでしょう? 作り方もいたって簡単。まずは硬めに炊いたご飯に、ウェイパーと塩コショウを混ぜ込み、あらかじめ下味をつけておきます。
そして油を熱する前からネギを入れ、火が通るまで揚げたネギを取っておいて、油はネギ油として鍋に戻し、熱した中にとき卵を入れます。
ここでしっかり油を卵に吸わせて、半熟よりもすこし熱が通るかどうか? というところで、味付け済みのご飯を投入。
それを潰しつつ、卵ごしの油をご飯に浸透させていきます。
しっかりご飯が黄色くなったら、ここでチャーシューとネギを投入。炒めていき、焦げない程度、しかししっかり炒まったポイントを見極めて、皿に投下!
ポイントは二点のみ、油はご飯に直でいかずに、卵経由で染み込ませる事。そして火加減を見極めるために、下準備を済ませた材料は、鍋の側に全て揃えておく事。
どうです? 簡単でしょう?
もう一種類は、カニ餡かけチャーハン。これはカニ缶詰をいただいた時のみの、スペシャルメニューです。
これの作り方はもっと簡単。材料は、ご飯二合、カニ缶一個、卵4個、ネギ一本、ウェイパー適宜、塩コショウ適宜、水溶き片栗粉適宜、油たっぷり。これだけです。
同じようにネギ油を作りつつ、カニ缶(お出汁ごと)、ウェイパー、水適量を加えた鍋を潰しながら火にかけます。湧いてきたら、そこに卵2個分の白身を溶き入れて、固まり次第片栗粉でトロミをつけて、置いておきます。
ネギ油を熱し、全卵2個+黄身2個をとき炒めて、半熟強くらいで、またも味付け済みのご飯を投入。ネギも加えて、肉気が無くて黄身の色が濃い、黄金チャーハンを作り、少し深めの皿に盛って、カニ餡をかけます。
どうです? 超簡単でしょう? これを延々と作り続け、火加減や調味料の調整、分量の調整などをしていって、自分好みのチャーハンを作ったら……後はビールのプルタブを開けるのみ!
「お〜い、チャーハンできたぞ!」
と家族を呼んでもすぐに集まらない時は、独断で一人フライング・イート体制に突入します。
だって折角俺好みのチャーハンと、冷え冷えのビールが目の前にあるのに、劣化していく姿を見るのは、拷問ってものでしょう? 私の、
「先食ってるよ〜」
は我が家の定番と化しております。
そして急いで食べて、餡かけで口の中を火傷しつつ、ビールで冷やしながらかっこむのが、私の定番。食べ終わったころに卓につく家族の、食べる姿を眺めつつ、残りのビールをやるのもオツなものです。




