1.プロローグ
楽しんでいただけるように頑張れたらと思います。
たくさん感想いただけると幸いですのでよろしくお願いいたします。
人類は進化の過程で自然をも操る力を身につけることができた。
それを人は【魔法】と呼ぶ。
魔法の発達は様々な国を豊かにし、それは科学の力も急速に発展させた。
そして貧しい国だったところでさえ力をつけた。
故に戦争へと発展し、これを第一次世界魔法大戦と呼ぶ。
第一次魔法大戦では世界の人口が10億人にまで激減してしまった。
また、戦争によって汚染された土地では魔法や様々な化学薬品のおかげで生態系が崩れ、凶悪な生き物が生まれることとなった。
こうした結果を受けて各国は戦争をやめることに合意。
また、魔法使いの囲い込みによって各国のバランスを崩さないように4人の優秀な魔法使いが魔法を管理する機関「世界魔法連合組合(通称=魔法組合)」を設立。
魔法組合は「魔法はしかるべきところで管理し正しく使えるようにする必要がある」という理念をかかげた。
世界に魔法を管理する場として魔法都市をつくり、教育する場として魔法学園を設立した。
そんな魔法学園に一人の少年が入学するところからこの物語は始まる。