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第7話 新しいクラスについてのトーキングと、おにごっこ

※ 4月が来たので、登場人物の学年を1つあげます。

ナレーション:時は2014年度。登場人物が、1つずつ学年が進級した。でも、いつものように、10人の少女たちが集まっていた。


一毛利絵:なんか、新年度が始まって落ち着かないな・・・。まぁ、あたいはクラスないんだが・・。


七塚莉乃:新しいクラスになじめない気がする・・・。


四目璃子:よくありますよね、その悩み。


三橋理佳:ただ、大学はクラスないからね・・・。


一毛利絵:そうそ・・・。その通りだ。


十字凛:クラスになじむまでが大変だね。小中高校生関係なく。うわー。大学生はいいね・・。クラスないんだし。


二宮リオ:あら?、大変だよ。講義室とかで授業うけるんだけどね・・。それになれる方も大変だよね。


六原李奈:五月病ってあるけどさぁ、あれって大丈夫なのかな・・?。特に、新1年生とかありそう・・・。私もあるけど。


三橋理佳:別に大丈夫だけど・・・。


九条里実:うんうん・・・・。地元の中学だから友達とかいっぱいいるし。ていうか、なに五月病って、おいしいの?


六原李奈:別においしくないけど・・。


三橋理佳:あはは(笑)。また、間違えちゃって・・・。味じゃなくてね・・・。


一毛利絵:これには、さすがのあたいでも引くわぁ・・・・。


二宮リオ:まぁ、天然なんだからしょうがないよね・・・。


一毛利絵:ああ、小中高校時代が懐かしくなるなぁ・・・・。でも、まだ2年と1か月前に高校卒業したばかりだが。


九条里実:ねぇ、隣の人ってどんな人なの?、みんなは?。ずっと気になってたんだよ。これ。


三橋理佳:自分は、ヲタク系のメガネ男子だな・・・。あの子、いつも授業中に寝てる(笑)。


四目璃子:私たちもれっきとしたヲタクじゃないですか。アニメトークしたんですし・・。←。


六原李奈:そうでしたっけ・・・?。私の記憶にはないですが・・・。←



三橋理佳:あーあ、また間違えちゃって・・・。センターバカの李奈ちゃん。


六原李奈:センターバカの李奈ちゃんっていうな!!。


八幡梨帆:川栄wwwww。


一毛利絵:やめろ。2人とも。誰だって間違えはなぁ、犯すんだよ。間違えないほうが、おかしいぞ。


六原李奈:えっ!?。ほんとに!?。


一毛利絵:人の間違いを笑ってはいけない。でも、こいつの場合は天然だからな。


六原李奈:あーーー。


そういって、李奈は倒れた・・・。


五崎吏沙:なんか話脱線したような・・・。


十字凛:今何の話していたんだっけ?


五崎吏沙:なんだっけ・・・。


一毛利絵:お前にも移ったか・・・?。


四目璃子:隣の人の話ですよ・・・。


三橋理佳:あっ、そうだった・・・。


一毛利絵:あらーーーー。ったく、自分で話し始めたんだからな。


三橋理佳も忘れてたことに対して、がっかりする、一毛利絵。


四目璃子:まぁまぁ、速く話し続けましょうよ。


五崎吏沙:ok。


九条里実:私は・・・。なんていえばいいんでしょうね・・・。元気でうるさいやんちゃな男子が隣になったけど・・。


五崎吏沙:それってどんな子・・?。


九条里実:なんか、いっつも、小学校低学年並の発言を繰り返して、性格も活発で、運動神経もよいけど、頭だけはあほです(笑)。


六原李奈:ああぁ・・・・。いるね・・・。そんな子。私も中1のとき、そんな子だった。でも、私にいろいろ突っ込んでくれた。


三橋理佳:まぁ、センターバカの李奈ちゃんの場合、突っ込まれるにきまってるよね。


六原李奈:センターバカの李奈ちゃんっていうな!。


三橋理佳:うへへへへへっ。


九条里実:六原李奈さんが、川栄さんだと、七塚莉乃さんは指原さんじゃないの?akbで例えると。


一毛利絵:はぁ、何言ってんだ、お前?


七塚莉乃:そうかもしれないね・・。意外と怖がりだもん、ヘタれかな・・・?。


三橋理佳:莉乃、後ろにオバケいるよ・・・。


七塚莉乃:ぎゃああああああああああ。


莉乃は逃げ出した。


三橋理佳:いやいや、冗談冗談。オバケなんかいるわけないじゃん。まんまと騙されて・・。意外と、センターバカの李奈ちゃんと同じく、単純なところもあるんだね。


七塚莉乃:えっ、そうなの・・?。やめてよ!!。もう・・・。


三橋理佳:いやぁ・・・。ごめんごめん・・・。


六原李奈:あと、センターバカの李奈ちゃんっていうな。


三橋理佳:あっ、そっちもか・・・。悪かったな。


一毛利絵:はぁ・・・。あいかわらず、脱線するな・・・。


二宮リオ:なんだか、落ち着かないわね・・・。


一毛利絵:大学生っていうのもあるけど、なにもしてねー。


五崎吏沙:次、あたしねいい?。


三橋理佳:どうぞどうぞ。


九条里実:そうでしたね・・・・。


五崎吏沙:あたしのところはね、文化系の男子で、芸術的なやつだった。


七塚莉乃:いいな・・・。そんな男子私好き・・。私のところ、ちょっと怖そうな、不良みたいな人で怖い・・・。正直。


五崎吏沙:まぁ、あたしのところは結構素直な子だからな・・・。でも、なぜかもてない・・・。でも、あたしも、あの子とは付き合う気ないけど。


七塚莉乃:私のところ、ほんと怖い子なんだよ・・・。不良みたいで。


五崎吏沙:不良って・・・。どんなの?


七塚莉乃:なんか、体も大きくて、性格もやや短気で威圧的。あだ名は、”ジャイアントパーション”。


一毛利絵:そのまんまじゃねーか・・・。


七塚莉乃:簡単に言えば、利絵さんに近い気がする・・・。口調も、”じゃねーか”みたいな感じで・・・。


一毛利絵:あたいを出すなよ・・・。


七塚莉乃:そうそう、そんな感じ。怒ると、教師でさえビビるからね・・・。怖いよ・・・。


一毛利絵:ったく・・・。


七塚莉乃:もしかして、利絵さんの弟さん?。一応、苗字が、”一毛”なんだけど・・・。


一毛利絵:まさかそんなわけねーよ。だって、あたい一人っ子だもん。弟いねーし。


七塚莉乃:そうなんだ・・・。あと、その子だけに対しては、思わず敬語つかっちゃうんだよね・・・。


二宮リオ:そうだね・・・。その気持ちには共感できる気がする。怖い子にはなんか敬語を使う・・・。


一毛利絵:じゃあ、あたいにも敬語つかってくれよ。さっき怖いつったろ?。


七塚莉乃:口調だけ・・・。怖いのは・・・。あとは、大丈夫。


一毛利絵:敬語を使え!!


七塚莉乃:いやああああああああああああ。(泣)

  ・

  ・

  ・

  ・



二宮リオ:ちょっと、どうしてくれるの?。莉乃ちゃん泣いちゃったよ?。


一毛利絵:ちょっと、ためしにやってみたのさ・・・。敬語を使えっていうのは嘘だからさぁ・・・。もう、そんな顔するなよ・・。


七塚莉乃:えーーーーーーん。うえーーーーーーん。


一毛利絵:さっきのは冗談だよ。お前を試してみたかったんだよ・・・。だから、もう泣くな。これからも、全然ため語で話しかけてくれたっていいんだからさ・・・。


七塚莉乃:うーーー。


四目璃子:ちょっと、やりすぎですよ。冗談にもほどがありますね。


一毛利絵:悪かったよ・・・・。


十一夜リク:なんだ、騒がしいぞ・・・。


一毛利絵:すまなかった。あたいがこんなうるさくしたんだ・・・。悪かった。


十一夜リク:それはいいんだけど・・・。ほかのお客さんも少ないけどいるんだから、静かにしろよな。


十一夜ウミ:こんにちは。


四目璃子:久しぶりですね。


十一夜ウミ:遊ぼう。


五崎吏沙:よし、ちょうど良いときに来た。あたしたちと一緒に話に混じらない?。


六原李奈:嫌なら別にいいんだけど・・・。


十一夜ウミ:入る。なんか、楽しそう・・・。あたしも一緒に話したい・・。


九条里実:学校でモテてそう・・・。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、


十一夜リク:何?。


十一夜ウミ:ちょっと、こっち来て・・・。


十一夜リク:なんだよ・・・。何の用だ?


十一夜ウミ:早く・・・。早く・・・・・・。



十一夜リク:ああっ!?


四目璃子:いらっしゃい・・・・・。リクさんも入る?


十一夜リク:僕は遠慮するよ。


六原李奈:ウミさんの場合は、いいけど、リク君はだめ・・・・・。一緒に話そうよ・・・。


十一夜リク:何だよ・・・・・。何するのさ・・・。


十一夜ウミ:お兄ちゃんが入らないと、楽しくないよ。入ろう・・・。


十一夜リク:あっ、もう・・・。何しろっていうんだよ!!


四目璃子:男の子の話も聞きたいです。


五崎吏沙:それもいいね・・・。リクは強制参加ね。ウミはどっちでもいいよ。


十一夜ウミ:もちろん、参加したい。お兄ちゃんは強制参加なんだからね。って、どこ行くの!?。


リクは俊足でその場を去って逃げ出した・・・。


六原李奈:よし、捕まえに行こう・・・。話を中断して。


七塚莉乃:私、足遅い・・・。


四目璃子:私もあまり足とスタミナには自信がありません。


一毛利絵:わざわざそこまでするか・・?。


六原李奈:ほら、もたもたしてると、どんどん逃げちゃうよ・・。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、結構足速いから捕まえるに大変だからね。あたしは、ちょっと、お姉ちゃんにも頼むから、みなさんはとりあえずお兄ちゃんを確保して、話し合いに参加させてください。


10人:よし!。


十一夜ウミ:なんだかんだいって、みんな話したいんだね・・・・。


十一夜リク:ここまで来れば大丈夫だろう・・・。


ナレーション:リクが今いる場所は、10人の少女たちの位置より、約1,2km東にいる。


一毛利絵:ここまでして、やる必要はないだろう・・・。


二宮リオ:なんか、鬼ごっこみたいになってる気が・・・。


三橋理佳:体育会系の、三橋理佳ちゃんに任せなさい!!。


四目璃子:リクさんを探すためです。男の子の話も聞きたいです。


五崎吏沙:なんで、こんな無駄なことしなきゃいけないんだよ・・・。あたしもう帰る・・・。


六原李奈:リク、リク、どこだーーーー。


七塚莉乃:いいの・・・?。これでいいの・・・?。って、いやーーー。


不良(イメージCV:小西克幸):おい、いてぇじゃねえか。今、ぶつかってきただろ?。


七塚莉乃:すいません・・・。すいません・・・。


不良:ああ、携帯電話、壊れたじゃねぇか、弁償しろよ。さっさと弁償しろよ。それか警察に通報するぞ。


七塚莉乃:・・・・・・・・。


不良:おい、何とかいえよ!!、被害者はオレだろ!?、ちゃんと前見て歩けよ。


七塚莉乃:えーーーーーーん。えーーーーーーん。


不良:泣いたって無駄だ。早く・・・。早く・・・・。


七塚莉乃:いやああああああああああああ。


不良:ちっ、逃げたか・・・・。まぁ、いい警察に連絡するぞ・・・。


八幡梨帆:どうだっていいじゃん、あんな子のために・・・。なんでやる必要なことがあるのよ。


九条里実:なんか、面白くなってきたわね・・・。やるわ。


十字凛:クラスについての話は?。わざわざ、ここまでしなくていいでしょ?。ったく、我が儘だね・・・。


十一夜リク:そろそろ、家に帰るかな・・・。


十一夜ソラ:仕事とか、接客とかあるから、今は無理。


十一夜ウミ:いいじゃん。お兄ちゃんがいなくなったんだよ!


十一夜ソラ:今、大変なの・・・。ちょっと、お客さん増えて来たみたいだから、今は無理。わかった、いい?


十一夜ウミ:いいじゃん、ちょっとだけ・・・。


十一夜ソラ:ウミ、いい加減にしなさい!。お姉ちゃん、仕事があるの。だから、邪魔しないで。1人で遊んでなさい。


十一夜ウミ:あーあ。ダメだったか・・・。


十一夜リク:なんか、この近くにあいつら来たか・・・。本当にあいつら、やり方が強引すぎるよな・・・。僕がいくら嫌がっても続けてくるし。大丈夫なのか、あいつら。


十一夜ウミ:やばい、出遅れちゃった・・・。お兄ちゃん探しを・・・。


一毛利絵:もう、あたいはそんなひまじゃねー。


五崎吏沙:あたしも、こんなくっだらない遊びに付き合いきれない。話、するから集まったのに・・・。


八幡梨帆:ったく、やってることが幼稚すぎるんだよ。ほっとこう。そして、僕たちだけ先に帰ろう・・。


十字凛:あの子たちいつまでやるんだろうね・・・。とにかく、勝手に帰ろう。


十一夜ソラ:あら、あなたたちもう帰るの?。


一毛利絵:もう、暇ではないので・・・。


五崎吏沙:あと6人いますが、あたしたちは、もう先に・・。


十字凛:帰ります・・・。


十一夜ソラ:あらそう、じゃあ、気を付けてね・・・。


4人:はーーーい。


一方・・。


十一夜リク:この辺で聞こえたってことはこの近くにいるんだな・・。その時はフルスピードで逃げるからな。


そして・・。


二宮リオ:なかなかいないね・・・。でも、あきらめるの・・?。


四目璃子:いいこと思いつきました!


二宮リオ:えっ?


四目璃子:リクさんが隠れてそうな怪しい建物はあの裏だと思います。なので、私は左側にいるので、リオさんは右にいてください。挟み撃ち作戦です。


二宮リオ:隠れてそうな怪しい建物がなんで、あそこだと思うの?


四目璃子:女の勘です。


二宮リオ:そうか!。確かに守っておけばいいんだね!。ただ、あの子は足が速いし、私たちは足遅いし、逃すってことはないよね・・?。


四目璃子:逃したときはその時で考えましょう。とにかく、あの子のスタミナがキレるまで追いかけましょう。でも、私は持久力も低いんですね。


二宮リオ:それも問題だね・・。やっぱり、あきらめるしかないのかな?


四目璃子:私がスタミナキレても、あの子が最後、どっかの建物に入ると思うんですよ。だから、それを後ろから見て、私のスタミナが回復したら、後ろから狙いましょう。


二宮リオ:ok。やろう。


一方・・・。


七塚莉乃:怖かった・・。さっきの人・・・。やばい・・。警察に言われていたら・・。


警官(イメージCV:茶風林):あの、警察署までご同行願いませんかね?


七塚莉乃:うわああああ、本当の警官だぁ!!


警官:なんか、騒がしいですね・・・。とにかく行きますよ・・・。


七塚莉乃:・・・・・・・・。(私、もう終わったよ・・・・・。)


一方・・・


六原李奈:どこにもいないね・・・・。みんなは今何してるんだろう・・・。連絡したほうがいいのかな・・・。利絵ちゃんは何してるんだろう・・。


利絵の携帯


一毛利絵:あれ、電話だ。李奈からか・・・・。


一毛利絵:はい、もしもし、一毛です。


六原李奈:今、何処にいる?。


一毛利絵:どこって、家だよ。


六原李奈:ええええええっ、じゃあ、一人だけ、先に帰ったの?


一毛利絵:吏沙、梨帆、凛も帰ったけど・・。どうしたの?。


六原李奈:どうしたのって、なんで先に帰っちゃったの?。探すんじゃなかったの?


一毛利絵:疲れたから・・・。明日も忙しいし。お前らもいい加減にあきらめて帰ったほうがいいぞ・・・。


六原李奈:なんでよ!!、なんでよ!!、あの、掛け声は嘘だったの!?。


一毛利絵:あー、うっせー。


ピッ!


六原李奈:もしもし、もしもし?。切られちゃった・・・。


一方・・・。


十一夜リク:今日はちょっと調子に乗りすぎて、半そで半ズボンにしちゃったな・・。さすがに夕方になってくると寒いな・・。


四目璃子:この辺ですね・・・。


二宮リオ:そうだね。様子を見よう・・・。


十一夜リク:はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっつくしょーーーーん。やべぇ・・。くしゃみした・・。しかもでかい・・・。


四目璃子:クシャミした・・・。


二宮リオ:作戦決行。


十一夜リク:大丈夫かな・・・?。


四目璃子:逃げるのはそこまでですよ。


二宮リオ:音と臭いでわかっちゃったよ。そう簡単に、私たちから逃げられると思ってたら大間違いですよ。


十一夜リク:うおおおっ、逃げろ・・・・。


二宮リオ:へへっ。もうここまでね。逃げられないよ・・。


十一夜リク:向うだ・・・。


四目璃子:残念でしたね。こっちにもいるんですよ。両側ガードしてましたから。


十一夜リク:おい、そこをどけ!


四目璃子:あなたの負けなので、私たちとトーキング決定ね。


十一夜リク:はっ、はっ、はっ、はっ、はっ、はっつくしょーーーーん。


四目璃子:汚い・・・。


くしゃみがちょうど、璃子の顔面に直撃した。


十一夜リク:偶然くしゃみが出て、顔にかけちゃったのは悪いけど、僕は逃げるよ。


四目璃子:ちょっと、待ってくださいよ・・・。


十一夜リク:うぉおおおおおおおおおおっ。


四目璃子:うわ・・・。速いです・・・。


二宮リオ:途中まではうまくいってたのに、あの子にくしゃみかけられなければ、よかったのに・・・。


四目璃子:そうでした、って感心している場合ではありません!!


一方、警察署では・・・。


不良:俺の携帯が、こいつによって壊されました。こいつにぶつかって。


七塚莉乃:違います。わざとではありません・・・。


不良:わざとじゃなくっても、俺の携帯壊したのは事実だろうが!!、


警官:まぁまぁ、興奮なさらずに・・・。とにかく、事実がどうだったかわかんないので、いったんおさらいしてみましょうよ・・・。


不良:まず、こいつが、人ごみの中、下向きながら走っていたけど、その時、偶然ぶつかって、ポケットに入っていた携帯が地面に落ちて、起動させたら動かなくなってたんだけど。


七塚莉乃:私は、早歩きをしていました。そして、この人は私にぶつかってきたnです。私からぶつかった意識はないです。向こうから、ぶつかってきたんですよ。


不良:俺、お前になんかぶつかってねーし、だいたい、お前がさぁ、前向いていないから、こうなるんだよ!!。


七塚莉乃:私は知りません、あなたがぶつかって来たような感覚しかしません。


不良:お前、すべて俺のせいにしてるな。お前、何にも悪くないって言えるのかよ!!。


七塚莉乃:いや、何も悪くないってことはないですが、私は、下を向いてません。ぶつかる前、私は、”いいの・・・?。これでいいの・・・?”と言っていただけです。


不良:お前さぁ、なんで俺のせいにしようとしてるわけ!?、ただのバカなんじゃねーの!?、てめぇの発言が、俺がすべて悪いみたいに聞こえるんだよ。俺ばっかり責めてんじゃねーかよ!。特に、最後の”と言っていただけです。

”は、正当化してるようにしか聞こねーんだよ。


七塚莉乃:私が、行ったことは全部事実です。


不良:じゃあ、証拠を言いやがれ!!


警官:ここで、取り合ってても無駄なので、後日調査してみます・・。


不良:後日って何日かかるんだよ!!。


警官:証拠は今ないですからね・・・・。調査が終わるまでどれだけ、かかるかわからないので・・・。


不良:っち・・・・。


七塚莉乃:私の無実を願ってます。本当に何もしてないので。私はぶつかった覚えもありません。この方がぶつかってきたのです。


不良:うそつくんじゃねーよ!!、クソガキ!!。あの時、”すいません・・・。すいません・・・。”って、言ってたじゃねーか!!。


七塚莉乃:拍子抜けしたので。


不良:くだらない言い訳すんな!!。


警官:そこのところも詳しく調べる必要がありますね・・・。とにかく、事件の起きた時間と場所を教えてください。


七塚莉乃:○月×日、午後5時過ぎ・・・。?。詳しい時間は覚えてないですが、そのくらいです。場所は、△□3丁目で、番地までは確認できませんでしたが、カフェの近くですね。


警官:そうですか・・・・。参考にさせていただきます。


不良:覚えてろよな、クソガキ!!。


警官:今日は興奮していて無理ですね・・・・。


一方・・・


二宮リオ:結局何もできなかったね・・・。


三橋理佳:やっぱり考え間違えたな・・・。


四目璃子:でも、私的にはいい機会になったと思いますよ・・・。そして、ごめんなさい。


十一夜ソラ:えっ、何が?


四目璃子:私が追いかけたばかりに、リクさん風邪ひいちゃったみたいです・・。


十一夜ソラ:えっ!?、そうなの!?。


六原李奈:本当に勝手なことをしてしまってすみませんでした。


九条里実:リクくんにも言っておいてください。


5人:すみませんでした・・・。


十一夜ソラ:大丈夫よ。リクのことだから、すぐ治るよ。きっと。


六原李奈:それなら良かったけど・・・。本当に私たちのせいです、すみませんでした。


二宮リオ:お大事にしてください。


四目璃子:そろそろ、私たちも帰ります。


十一夜ソラ:あなたたちも気を付けるのよ。


六原李奈:は~い。


~アフターストーリー(少女側)~


二宮リオ:ずっと気になったんだけど、利絵ちゃんと吏沙ちゃんと、莉乃ちゃんと、梨帆ちゃんと、凛ちゃんがいないんだけど、どこ行ったの?


六原李奈:莉乃以外はもう全員、つまらないから帰ったって・・。どうせ買えるなら素直に連絡れればいいのに。


三橋理佳:意外と怒られるのが怖かったんじゃないのぉ?。


九条里実:私にもわからないね。


四目璃子:それで、莉乃さんは?


六原李奈:あっ、忘れてた!?


四目璃子:どこに行ったんでしょうか!?。


九条里実:これはまた一つ大変な問題だね・・・。


三橋理佳:帰ったわけじゃないよね・・・?。


六原李奈:知らない・・・。


5人:莉乃(ちゃん、さん)ーーーーーーーーーーーーー。


~アフターストーリー(十一夜家)~


十一夜リク:うわぁ・・・。寒い時間外にいたからか・・。だって、あいつらしつこいんだもん・・。


十一夜ソラ:体操服1枚なんかでいるからよ・・・。まだ、5月上旬なのに。


十一夜リク:みんなそろそろ体操服と短パン1枚だもん・・・。


十一夜ソラ:だって、昼だもん。学校は。当たり前じゃないの。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、大丈夫?


十一夜リク:ううぅ・・・。ごほっ、ごほっ・・・。ちゃんと制服着とけばよかったかな・・。


十一夜ソラ:今日はとにかく、おとなしくしてなさいよ。母さんに早く帰れないか、連絡してあげるから。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、今日はごめんね・・・。


十一夜リク:ううん。いいんだ。僕たち、兄弟じゃないか。


十一夜ウミ:うん。


ナレーション:こうして、今日も一日終わったとさ。

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