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第5話 リクとウミについてのトーキング(1)

ナレーション:いつも通り、少女たちはこのカフェに集まっていた。


一毛利絵:しかし、こないだはすごかったな・・・。ここのお家は。


二宮リオ:友人もいたし・・・。今度は、ちょっとここについてのインタビューをしてみたいね・・・。


四目璃子:結構、あの兄妹の方たち気が利くところはありますからね、ちょっと冷たいですが。


九条里実:冷たいところがなければ、リクのほうはもてるのにね。もう、何でも超人だからね。


五崎吏沙:まぁ、あれが男の子なのか・・。現代の。


六原李奈:でも、年の割には大人びているような・・・。


三橋理佳:まぁ、少なくともお前よりはな。


六原李奈:そんなのひどいよ!。


三橋理佳:かわいいね・・・。君。3つ下とは思えない。小学3年生って言ってもいいんじゃないの!?


六原李奈:私はもう大人なの。ていうか、そんなに小さくないし。


七塚莉乃:まぁ、落ち着こうよ・・・。


六原李奈:・・・・・。


五崎吏沙:無言・・・。


一毛利絵:もう、やめろ・・・。とにかく、今日は何をするんだ?。


二宮リオ:ここのおうちの人たちともっと仲良くなりたいので、ちょっとさっきも言ったけど、インタビューを。


四目璃子:いいですね。それ。わたくしも同感です。


八幡梨帆;しかし、短所とか全然わかんないじゃん。長所ばっかりありすぎて。ちょっと、リクっていう人の短所を見つけてみようよ。


十字凛:確かに、だれでも短所はあるからね・・・。


四目璃子:まぁ、しいて言えばやや冷たいっていうくらいですかね・・。


二宮リオ:ウミちゃんも、かわいくて無邪気だけど。なかなか短所があがらないね・・・。


五崎吏沙:やっぱり、上がらないってことはまだ、あたしたちとあまりかかわってないってことか・・・。よし、インタビューにしよう。あたしはそれでいい。


七塚莉乃:短所って言われてもそう簡単には見つけられないよね・・。もし、直接聞いたらなんか顰蹙だし。


一毛利絵:短所を見つけられないっていいことじゃねぇか?。むしろ、長所を見つけた方が仲良くなれんじゃない。


三橋理佳:めずらしく、まともなこと言ったな・・。ラフなくせに。


一毛利絵:ラフじゃねえよ。あたいはれっきとしたスタイルだ。


十一夜ウミ:ええ!?。本当に、スタイル重視してるの?。


一毛利絵:ああ!?


十一夜ウミ:じゃあ、聞くけど・・。ファッションの話ついていける?。


一毛利絵:え・・・。それは・・。ちょっと・・。


八幡梨帆:照れてるーー。できないんでしょ?


一毛利絵:っるせー。


二宮リオ:あの・・・。ソラさん、


十一夜ソラ:また、来てたのね?


二宮リオ:ちょっと、リクくんとウミちゃんに聞きたいことがあるんですけど・・。ここだと、他のお客様がいて迷惑だと思うので、2階にお邪魔もらってもよろしいでしょうか?


十一夜ソラ:全然、いいよ。どうぞ、使って。


二宮リオ:では・・。すみません・・。


四目璃子:では、インタビューしましょうか。上で。


一毛利絵:どんなこと、聞くのか?


四目璃子:ちょっと、いろいろと聞くんだよ。


九条里実:ちょっと、私にも見せてもらえないですか?


四目璃子:どうぞ・・。


九条里実:何々・・。”好きな人”、”生年月日”、”身長何cm”、”血液型”、”趣味”・・・。(まだまだある)


一毛利絵:そんなくだらないこと聞くのかよ。もっと、まとも質問なかったのか?


四目璃子:ちょっと、いろいろ気になったので、このおうちの人たちのプロフィールとか。だから、ちょっと雑談的な・・。


七塚莉乃:結構、聞いてるね・・・。一応、この家族4人家族ですからね・・・。


二宮リオ:とりあえず、質問してみますかね・・。雑談がてらに。


五崎吏沙:ちゃんと答えてくれるといいんだけど。くっだらねぇとか言われないで。でも、あたしは答えないけど。


十字凛:わかってないね・・・。最近はこういうことするんだよ・・。みんな。


一毛利絵:しらねぇ・・・。最近はもう。よくわからない文化とかあるからな・・。


十字凛:とりあえず、聞きましょうか・・。


二宮リオ:ウミちゃん、いる?


十一夜ウミ:全員そろって何しに来たの?


二宮リオ:えっと・・・。それは・・。


四目璃子:インタビューです。ちょっと、あなたのことについて聞かせてもらタラうれしいと思ったんですよ。


十一夜ウミ:へぇー。面白そうだね。


十字凛:ちょっと、書いてくれたらうれしいんだけど、いいかな?


十一夜ウミ:ちょっと、見せてくれない?。


十字凛:いいよ。


十一夜ウミ:うわ・・・・。面白そう。書くよ・・。


10人:ご協力ありがとうございました。


十一夜ウミ:じゃあ、書いているからね・・。


二宮リオ:次は問題のリクくんか・・。


四目璃子;ちゃんと答えてくれるでしょうか?。


三橋理佳:門前払いしそうだけど・・・。


六原李奈:ちゃんと答えてほしいね。


七塚莉乃:こんにちは・・。


十一夜リク:おお。来てたのか。


四目璃子:あの、リクさん・・・?。


二宮リオ:ちょっと、アンケートに答えてほしいのですが・・。


十一夜リク:却下。


四目璃子:お願いしますよ・・・。やってもらえないでしょうか?


十一夜リク:僕は今疲れてるんだよ。


八幡梨帆:なんで?。


十一夜リク:市内マラソン大会があったんだよな・・・。それに出場したけど、なかなか長かった・・。


七塚莉乃:それで何人中何位だったの?


十一夜リク:同じ学年の人たちだったら、200人中20~30位くらいだったかな・・。


九条里実:やってくださいよ・・・・。疲れているかもしれないけど。


十一夜リク:悪いけど、今日は無理だ。やめてくれ。


一毛利絵:こいつの言ってることのほうが正しいと思うけど、あたいは。


四目璃子:いえ、違います。わたくし、四目璃子はもうしつこく貫き通します。断れば、断るほど疲れることを教えましょう。


十一夜リク:何言ってんだ・・?。聞こえてるぞ・・・。


四目璃子:とりあえず、しつこくいきましょう・・。


二宮リオ:そうだね。


七塚莉乃:やっぱり、やめたほうがいいと思うけど・・。


三橋理佳:自分も付き合います。


六原李奈:私も、もうかまってちゃんみたいに行きたいと思います。


九条里実:私ももちろん行くよ。なんてったって、あの子のこと好きなんだもん・・。


一毛利絵:何かあっても、あたいはもうしらん。マジギレされても知らん。


二宮リオ、四目璃子、三橋理佳、六原李奈、九条里実:はーーい。では・・。


一毛利絵:なんか、頭が痛いな・・・。


五崎吏沙:だったら、やんなくていいじゃん。


八幡梨帆:最終的には、僕が片付けないとだめだよね。もう、この強引さを出さなければ。


七塚莉乃:やめたほうがいいよ・・・。いま、彼の機嫌はあまりよろしくないでしょうし。


五崎吏沙:なんか、急に最後だけお嬢様になったな。


一毛利絵:まぁ、その人たちが普通にやってくれればいいけど。


十一夜ウミ:みんな、できたよ・・・。


一毛利絵:なんだ、書き終わったのか・・・。


八幡梨帆:書いたんだね・・・。これはあのリク干渉隊に伝えておくから。


十一夜ウミ:お兄ちゃんは?


一毛利絵:今干渉中だ。アンケートやってもらうために。


十一夜ウミ:それならあたしがやるよ。こういうの得意だからさ・・。


一毛利絵:別にやらなくてもいいけど。


ナレーション:一方・・・。


四目璃子:アンケートやってくださいよ、リクさん。


二宮リオ:お願いしるよ・・・。


九条里実:やって・・・。やって・・・。


六原李奈:私のことは嫌いでもいいから、アンケートはやってよ、リクさぁ~~ん。


十一夜リク:離れろよ・・・。気持ち悪いな。


四目璃子:何でですか?。なんで、こんな美少女の前にして、デレないのですか?


六原李奈:ここまで可愛い美少女はいないよ?。いいのかな・・・。


十一夜ウミ:あたしも、お兄ちゃん大好きーー。だから、やってよ・・・。お願いだよ、おにいちゃぁーーーん。


十一夜リク:やらねーよ。もう一回いうぞ。僕は今、疲れてるんだ。今日はやめてくれ。つか、自分で美少女面するな・・。


二宮リオ:いいじゃあーーん。やってよ・・・。妹さんだってやってるんだよーー。


十一夜ウミ;正真正銘、書きましたよ・・・。だから、お兄ちゃんもやろう。


九条里実:妹さんがやって、お兄さんはやらないってどういうことなの?


十一夜リク:それとこれとは話は別だろ・・。なんで、妹がやったら、兄もやらなきゃいけないのさ・・・。


一毛利絵:おい、すごいことになってるな・・・。


五崎吏沙:はっきり言って気持ち悪いことは確かだな。


七塚莉乃:まぁ、おそらく演技でしょうけど・・・。



十一夜ウミ:極端な話をすれば、2人ともピーマンが嫌いで、妹が食べられるのに、兄が食べられないってどういうことさ・・・。


九条里実:だから、年長さんは、年少さんがやったらやらなきゃだめなの・・。


六原李奈:やって、やって、やれ、やれ・・・。


二宮リオ:やらないんだったら、くすぐっちゃうぞ・・。


十一夜リク:やめろ・・・・。気持ち悪い・・・。つか、年長って幼稚園じゃないんだからさ・・。


六原李奈:やっちゃうぞ・・・。


二宮リオ:くすぐっちゃえ・・・。


これで、5人が一斉にくすぐりだす・・・。


十一夜リク:やめろーーーー。


四目璃子:なら、アンケートにご協力できますか?


六原李奈:やるまで、くすぐるぞ・・・。


二宮リオ:もっとやれーーー。


くすぐりの度がます・・。


十一夜リク:お前ら、いい加減にしないと・・(怒)


六原李奈:リクが怒ってる・・。


二宮リオ:ちょっと、やらなきゃだめでしょ。


十一夜リク:こんなに義務じゃねーよ。ただの遊びだ。つか、ほんとでやめないと、本気で怒るぞ・・・。


七塚莉乃:もう、そこでみんなやめてーーーー。


6人:へっ?


四目璃子:いや、いや、まだやらないだめですよ・・・。


二宮リオ:全然足りない・・・。


九条里実:もっとやりましょうよ・・・・。


六原李奈:やるっていうまでやるんだ・・。


三橋理佳:案外楽しいんだね・・・。もっと、加速だ。


十一夜ウミ:もう、やらないとひどい目になるっていうことを教えないとだめだね・・。


十一夜リク:お前ら、本気で蹴飛ばしていいか?


十一夜ウミ:やめてよーーーー。なんで、女の子たちを蹴飛ばすのかな?


三橋理佳:くすぐれ・・・。もう、何もできない・・。


ガシッ!←蹴飛ばす擬音。


三橋理佳:ええ・・・。


ガシッ!


六原李奈:いたっ・・。


ガシッ!


二宮リオ:あらぁっ・・・。


ガシッ!


四目璃子:なに、痛すぎますよ・・。


ガシッ!


十一夜ウミ:女の子たちを蹴飛ばすな・・・。


十一夜リク:お前ら、しつこすぎるぞ。アンケートは絶対に書かない。誰に何を言われようがやらない。


六原李奈:アンケートは私たちの趣味なのさ。だから、いちゃつかないと・・。


十一夜リク:もう一回蹴っていいか?


6人:あっ、遠慮しておきます・・・・・。


二宮リオ:もう、いいよ。次の日にやってもらうよ。


四目璃子:これでも、私たちの気持ちがわかりませんね。


九条里実:つか、なんで女の子相手に本気で蹴ってくるの?。


三橋理佳:でも、後日やってもらうよ。


六原李奈:こんな美少女の前に、でれないリクもおかしいんだよ・・・。


十一夜ウミ:お兄ちゃんのばーーか。


十一夜リク:バカでもいいですよーだ。


バン!←ドアを閉める擬音。


一毛利絵:そりゃ、だれだってああしたくなるよな・・。


五崎吏沙:なんだか、暑苦しい・・・。あれは。


七塚莉乃:ちょっと、やりすぎなんじゃないの?


四目璃子:あれはただの作戦です。私はあそこまでリクさんを好きではありません。


六原李奈:ちょっと、緊張して、蹴られたけどまぁ、芝居ができてよかったよ。


一毛利絵:あれ、芝居だったのか・・・。本気であのくらい好きだと思ってた・・。


五崎吏沙:その前に、自分で美少女って言ってたのも芝居なんだね・・・。


二宮リオ:そうだね・・・・。全部、芝居だからね。アンケート書かせるために。


十字凛:しかし、何にもならなかったね・・・。


四目璃子:私はどんな手段を使ってでも、あの人に書かせます、アンケートを。すなわち強行突破ですね。


三橋理佳:しかし、なんか今の時間無駄だったような・・・。


九条里実:いわゆる、ツンデレなんだよ・・。あれは・・・。


一毛利絵:まぁ、あれが普通だよ。あんな、スキンシップを取られたら誰だろうと。


九条里実:しかし、女心がわからないね・・・。プロフとか書いてって言ったら絶対書かないでしょうし。やっていることはプロフと同じでしょうね。


五崎吏沙:現代の文化はわかりづらいな・・・。確かに面倒くさいかもしれないけどね・。


四目璃子:次はどんな作戦に打って出ますか?


二宮リオ:ちょっと、悪戯してみましょうか・・・。


一毛利絵:悪戯って何をするんだ?


二宮リオ:リクと、ウミのランドセルに入っている、筆箱を交換して、ちょっと私たちの恨みを知ってもらうために恥をかいてもらわないとだめだね。


九条里実:ウミのほうも恥かくことになるじゃん・・。そしたら。


一毛利絵:一応、さっき視察したんだが、リクは普通に男の子だから、スポーツ系、ロボット系、の筆箱で、ウミは普通に女の子だから、ファッション系の筆箱だったけど・・。


六原李奈:ウミなら、やってくれるよ・・。きっと。


二宮リオ:女の子だけど、男の子用の筆箱持ってきている人もいるかもしれないじゃん。最近、そんなことが増えているって聞いたような・・。でも、逆なないよね・・。


五崎吏沙:なるほど・・・。女が、少年マンガ読むのと同じことか。でも、その逆はバカにされている傾向があるもんな。


一毛利絵:実にくだらない発想だな・・・。


九条里実:でも、あらかじめウミには伝えないと。


二宮リオ:ウミちゃーん。


十一夜ウミ:なぁに?。


二宮リオ:リク君にアンケート書かせる方法を思いついたんだけど、聞いてくれるかな?


十一夜ウミ:うん。お兄ちゃんに書かせる方法ね・・・。


二宮リオ:最近、女の子だけど、男の子用の筆箱持ってきている人もいるかもしれないじゃん。


十一夜ウミ:あまりいないけど、たまにいるよね・・・。


二宮リオ:リク君と筆箱を交換して、彼に恥かかせて、アンケートを書かせよう。


四目璃子:要するに、懲りさせるということです。


十一夜ウミ:う~~ん。あたしは別にいいけど、お兄ちゃんは・・・。


二宮リオ:リク君のほうは無断でいいんです。ドッキリなんだから・・。でも、ウミちゃんはドッキリ関係ないので、言いにきたの。


四目璃子:一日だけ、”筆箱を忘れたのでお兄ちゃんから借りました。”といえば大丈夫だと思いますよ。


六原李奈;そしたら、きっとリクは”だれが交換したの?”っていうと思うから。私たちが、”アンケートを書かないから”って言うのさ・・・。


十一夜ウミ:なんか、怖い予感が・・・。


三橋理佳:なんかって、うわぁ!?


十一夜リク:お前ら、恥かかせようとしてたな。そんなんで、僕はつられねーよ。嫌がらせで釣られるような人ではないから。


九条里実:さぁ、何のことでしょうか?


四目璃子:さぁ、さっぱりと分かりませんね・・・。


二宮リオ:恥なんか、書かせるなんで一言も言ってないよ・・。


六原李奈:ほら、自分の部屋に戻れーー。


十一夜リク:何が、”ほら、自分の部屋の戻れーー。”だよ。トイレ行っている時、聞こえた。ふざけてんのか、お前ら!!。


七塚莉乃:怖いよ・・・・。


一毛利絵:ほら・・・。泣くなよ。怒りの先は、お前じゃないんだからさ・・。


七塚莉乃:だって、私、男の子の怒鳴り声とか、妖怪とか嫌いんだもん・・。


一毛利絵:大丈夫だ・・・。


十一夜リク:あと、莉乃の背中に、幽霊いるから。


七塚莉乃:ええっ!?。


一毛利絵:大丈夫だから、泣くなよ。ただ、からかってきただけだから。


七塚莉乃:そう・・なの・・?。


二宮リオ:とりあえず、一喝されたね・・。


四目璃子:いないときのこっそりとやりましょうか・・。


十一夜リク:てめぇら、マジでいい加減にしろよ!!。こっちはずっと、てめぇらの話聞いてんだよ!!。お前らのやってることは全部お見通しだ。


二宮リオ:なんで、さっき部屋に入ったのに、知ってるの?。部屋に入ったから聞こえないはずじゃ・・。


十一夜リク:怪しいなと思って、お前らが夢中に話している時に部屋を出たの!!。


二宮リオ:なんで、そんな私たちの事疑うの?。なんか、あなたにひどいことしましたか。


十一夜リク:してんじゃねぇか!!。恥かかせるなんて、空前絶後の大馬鹿野郎だ!!。自分がやってることもわかんねぇのか!!


四目璃子:大馬鹿野郎ってちょっとひどすぎませんか?。あと、年上に向かって、そんな乱暴な言葉使っていいんですか・・。私は常に敬語を使いますが。


十一夜リク:俺が怒ってんのがわかんねぇのか!!。人の気持ちもわからないで、強行突破だの、言ってるけどさ・・・。あんたらが、同じ目にあったらどうなの?。さっき、あれほどくすぐられてけど、どう思うの?


四目璃子:楽しそうにしてると思った。まぁ、リクさんはドMだからね。


十一夜リク:Mじゃねーし、Sでもない。はぁ、楽しいの!!。人の気持ちを考えないで、よく楽しいって言えるな!!


六原李奈:もうさぁ、怒るのやめない?。とにかくさぁ、あんたには理性が必要なのさ、そんなさぁ、ちょっと、くすぐったくらいでさぁ、いちいち怒るのやめてくんない?。しかも、そんな、大きな声で。


十一夜リク:おお。それがお前の答えか。なんなら、お前らこっちへ来い。


六原李奈:何をするの。人を呼んで。来てほしい理由を言うまで、私は行かない。


四目璃子:だいたい、アンケートを素直に書かない、あなたが悪いんですよ。最初から考えて、素直に書けばくすぐりもなかったし、恥をかかせる気はなかったんですよ。


一毛利絵:みんな、正当化しているな・・・。とりあえず、あたいらはもう帰るか・・・。


五崎吏沙:そうだね・・・。


七塚莉乃:罵り声聞くのももう限界なので、私も先に帰ります。


三橋理佳:関係あるけど、帰る・・・。


六原李奈:とりあえず、私の勝ちということで帰る。


二宮リオ:もう、あれには付き合えない。帰る。


九条里実:怒りから逃げましょう。


十一夜リク:おい。どこ行くんだよ・・?。まだ話は終わってねーよ。


一毛利絵:じゃあ、もう帰るよ。全員。まぁ、あいつらがやってることはアホだから気にすんなよ。


十一夜リク:気にすんなって、おい、おい、まちやがれ!!


四目璃子:アンケート書かないほうが悪いんですよ・・。


二宮リオ:まさか、反抗期だったりして・・・。


九条里実:さすがにあそこまで怒ることはないと思う。女の子に対して。


十一夜リク:おい、帰るなよ。女の子に対してとか、アンケートやらないから言ってるけどなぁ、お前らさぁ、正当化してるだけだろ。お前らは何にも悪くないって言えるのかよ!!


四目璃子:さようなら・・・。


十一夜ソラ:楽しめた?。なんか聞けた?


二宮リオ:全然、聞けませんでした・・。リク君は嫌がってたので。


九条里実:結局、最後激怒させてしまいましたが。


十一夜ソラ:なんなら、私が代わりに答えてあげるよ。


三橋理佳:じゃあ、お言葉に甘えて。なんか、申し訳ないですが、リクが追ってくるかもしれないので、また、今度答えてください。


十一夜ソラ:じゃあ、気を付けて。あと、リクの興奮を止めておくからね。次来るときまでに。


六原李奈:まぁ、私たちにも悪いところはあったけどね・・。


一毛利絵:あの、正当化も演技か?


二宮リオ:うん。やっぱり、こういうこともやっぱり演技でやらないと。


一毛利絵:でも、アンケート書かせる手段が間違えたんじゃないのか?


四目璃子:ちょっと、強引でしたね・・・。


七塚莉乃:うわぁ・・。ちょっと、怖かった・・。だから、”やめて”といったのに。


ナレーション:その一方で・・。


十一夜リク;あいつら、どこ行ったの?


十一夜ソラ:もう、かえってったよ・・・。


十一夜リク:はぁ、マジでふざけんなよ・・。なに、帰ってんだよ・・。勝手に。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、何怒ってるの?。


十一夜リク:てめぇらのせいだろ!!。なんで、あんな奴に協力するんだよ!!


十一夜ソラ:ほら、リク・・・。落ち着きなさい・・・。ちょっと、お姉さんとお話ししよう。あっ、さっきみたいにインタビューに答えろとかじゃないからね・・。


ナレーション:果たして、お互いの関係を修復できるのか!?。(2)へ続く。



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