表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
5/17

第4話 十一夜家とその友人についてのトーキング

十一夜家とは、このカフェの上にある、リク、ウミ、ソラの住んでいる家。

自営業なため、ソラ1人でやっているが、たまにリクやウミを手伝わせる。

ナレーション:いつもの通りにまた敦待ていた10人の少女たち。


一毛利絵:なぁ、なんかこのうち、気にならないか?。どんな感じなのか、見てみたい。


三橋理佳:美少年と美少女がいていいね・・・・。なんか、2人とも人気ありそうだね・・・・。なんかうらやましい。


四目璃子:このうちについてちょっと語り合いませんかね?。今日は。しかし、なんか、リクさん遅いですね・・・。この時間になれば帰ってきてるはずですけど。


六原李奈:無事に高校受かったし。とりあえず、話そうか・・・。


十一夜ソラ:あら。今日もいたのね・・・。リクはまだ帰ってきてないよ・・・。なぜだか知らないけど・・・。


一毛利絵:おっす。


八幡梨帆:しかし、そんなにいい人なのかな・・・。ソラさんは面白いけど、リクとウミはいないほうがいいんだけど・・・。


十一夜リク:ただいま。


十一夜ソラ:遅かったじゃん。何してたのよ。あと、だれ、その高校生らしき人と、女子小学生は。


十二国梨夏子:あっ、どうも、初めまして。リクくんに助けてくださいました・・・。あの、リクくんのお母様でしょうか?。ありがとうございます。


十一夜ソラ:こちらこそ、初めまして。一応、お言葉ですが、私はリクの姉です。


十二国梨夏子:本当ですか!?。あの、すみません・・・・。


十一夜ソラ:いいのよ。間違えられるのは慣れていますので・・・。


十三山陸斗:あっ、私は十三山陸斗です。ちょっと、こいつが困っていて防犯笛の音が鳴ったので助けてやりました。


十一夜ソラ:そう。ありがとう・・・。ほら、リク、陸斗さんにお礼を言いなさい。


十一夜リク:なんで僕が。


十一夜ソラ:一応、あんたが最初からんで失敗したんでしょ。だから、助けてもらったんでしょ。だから、お礼を言いなさい。


十三国陸斗:いやいや。お礼をするほどのことではないですから・・・。


十一夜リク:このたびは、ありがとうございました。


十二国梨夏子:リクくん、ありがとうございました。


十一夜ソラ:あと、すごいなんか、やられてますけど、大丈夫・・?。よかったら、2階にリクのベットがあるので、そこで休憩したら?。私は全然いいよ。


十一夜リク:はぁ?。なんで、僕のベットなんだよ。


十一夜ソラ:お前は何を言ってるのかね・・・?。お礼はしなきゃだめだよ・・。


十三山陸斗:いや、ベットなんか全然大丈夫ですから・・・。


十一夜ソラ:いやいや、本当にいいんですから・・。いいよね?。リク。


十一夜リク:はーい。


十二国梨夏子:ずいぶんと容赦しないお姉さんだね・・・。


十三山陸斗:そんな・・・。お礼なんて全然・・・。私は人として当たり前のことをしたまでですから・・・。


十一夜ソラ:ほら、遠慮しないで。


十三山陸斗:じゃあ、お言葉に甘えて・・・。


十一夜リク:それにしても、あんなに殴られてよかったのですか?


十三山陸斗:お前たちが助かれば、俺はそれでいいんだ・・・。


十一夜リク:そうですか・・・。


十三山陸斗:その前に母さんに知らせないと・・・。


十一夜リク:一応、こんな感じでしたね。僕が帰るとき・・・・。


十一夜リク(回想):今日はあの人たち来るのかな・・・。とりあえず、ちょっと走って帰るか・・。


十一夜リク(現在):と、思っていたのですが・・びーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー。とでっかい音が鳴ったんですよ・・・。その後、僕が助けに行ったら・・・。


不良A(イメージCV:鈴木達央)(回想):おい、俺らのスマホ壊したんだから弁償しろ。


不良B(イメージCV:小西克幸)(回想):払わなかったたら、ぎったんぎったんにしてやるからな・・・。


十二国梨夏子(回想):うわあああああああん・・・。怖い


十一夜リク:といってたんですけど、そこへ僕が向かって。


十一夜リク(回想):お前大丈夫か?。あとは僕に任せろ。だから、お前は先に逃げろ・・。


十二国梨夏子(回想):ありがとう・・・。


十一夜リク:となりました。でも、その後・・・。


不良A(回想):お前は、あのお嬢ちゃんの仲間か・・・。


不良B(回想):こいつも殴ってやろうぜ。


不良A(回想):おお。気味いいな・・・。


十一夜リク(回想):逃げろーーーー。


十一夜リク:そのまま、僕は限界まで頑張りましたが、やっぱり相手が僕より年齢が上だったこともあり、


十一夜リク:その時、僕もブザーがあるかどうか探しましたが、なかったので、他の道具が見つかるまで探しましたが、肺活量の限界まで笛を吹きました。


十一夜リク(回想):ぴーーーーーーーーーーーーー。


十三山陸斗(回想):お前、本当に疲れてそうだな。よし、お前はもう逃げろ。俺が後は何とかしておく。


十一夜リク:一応、最後まで近くで見てたのですが、陸斗さんはこんなことを言ってましたね。


十三山陸斗(回想):こいつを殴るのをやめろ。殴るんだったら俺を殴れ。好きなだけ、気が済むまでぼこぼこにしてくれ。


十一夜リク:といってましたね・・。すごい殴らていましたね・・・。そのあとまた、梨夏子にあったのですが、僕がこの店に来るように誘って終わりって感じですね・・・。


十三山陸斗:お前、よく覚えているよな・・・。あと、持久力どんだけ持つんだよ・・。肺活量も・・・。しかし、笛が鳴った時なんだって思った。


十二国梨夏子:本当にありがとう。


十一夜リク:うわ・・・。きつかったな・・・。


十一夜ウミ:あら、お兄ちゃん、いつの間にかえってたの?


十一夜リク:とっくにいるよ・・・・。もう。


十一夜ウミ:なんか、下でお兄ちゃんの悪口を言ってるよ。


十一夜リク:あのなあ、僕はそういうのなれてるから気にするなって・・。


十一夜ウミ:あと、その子たち誰・・?。


十一夜リク:おい、こら。子ってなんだ、子って。一応、この型はお前よりいくつ年上だと思ってんの?。失礼なんじゃないか・・?


十一夜ウミ:えっと・・・。すみません・・。子なんて言ってしまって。


十三山陸斗:別に俺は何にも問題ないけど・・・。でも、子じゃないからね。次、気を付ければいいんだよ。


十一夜ウミ:はい。ぜひ、気を付けます。すみません。


十二国梨夏子:あの・・・。この子は妹さん?


十一夜リク:はい。ウミという名前です。少し、無礼な発言が多いと思いますがよろしくお願いします。


十一夜ウミ:何よ・・・。そこまで言わなくたっていいじゃん。あたしは、ねぇ・・。あんたみたいなやつに言われたくないよ。


十一夜リク:お前さ、僕はお前より年上ですけど。あんたってなんだよ。


十一夜リク:という風に失礼極まりないのですが、よろしくお願いします。


十一夜ウミ:陸斗さん、梨夏子さん、一緒に遊ばない・・?


十二国梨夏子:だめだよ・・・。


十一夜ウミ:えっ!?


十二国梨夏子:陸斗君はさっき、不良たちに殴られて休憩してるの・・・。だから、今はちょっと、私だけで。


十一夜ウミ:わかった。そうしよう・・・。あと、ごめんなさいね・・・。陸斗さん。


十三山陸斗:いやぁ・・・。別にいいよ。(はぁ・・・。女の子たちに取りつかれるところだった。)


十一夜リク:これで妹は遊ばせておいて、陸斗さんは休憩させて・・・。とりあえず、僕は走りまくってきたし疲れたから、昼寝でもしておくか・・・。つか、なぜベットで・・・。ケガなんて寝るものじゃないだろ・・・。


~1階のカフェ~


一毛利絵:つか、ここのうちって、どうなってんだろうな・・・。ソラさんやリクの両親はどうしてるのか・・・?。


二宮リオ:お母さんのほうは仕事で深夜までいない、お父さんのほうは、単身赴任しているらしいよ・・・。


五崎吏沙:その前に、いいものもらったことがあるんだよね・・。


八幡梨帆:何よそれ。うらやましいじゃないの・・・。


五崎吏沙:サービス券をたくさんもらったことがあるんだけど、今回ももらえるかな・・。


一毛利絵:あたいたちには、いつも1杯ご馳走してくれるし、それでもサービスしてるほうだと思うよ。あたいは。


四目璃子:私もそう思います。この店はずいぶん親切な店だと思います。でも、私たちだけ良い方に差別されてるかもしれませんね。でも、それはそれでいいと思います。


三橋理佳:実はこの店で、だまされたんですよ・・・・。ひと時前、友達と1回ココに来たんだけど、カフェオレを5杯飲んだ家族様には、もう1杯無料と書いてあったので、飲んだのですが、ソラさんに、”ご家族様限定です”と言われました。


七塚莉乃:確かに、家族って書いてあるけど、甘い目には注意ってことだね・・・。


一毛利絵:まぁ、ドンマイ。それ、お前の単なるミス。ソラさんは何にも悪くない。


十字凛:凛もちょっとそれひどいと思う。そんなの、ありえない、ありえない、ありえない!。凛はその方針に反対します。集団ってことだと思いましたよ、凛だって。


十一夜ソラ:何を言ってるんだろう・・・。ありえないとか言ってるけど。


六原李奈:それより、リクとウミについてちょっと話しません?


九条里実:リクは、とにかく、かっこよくてクールだね。スポーティな感じがする・・・。


二宮リオ:でも、知的な部分もあって、芸術だろうとなんだってできるでしょ。態度だって、やや冷たいけど、本当は私たちのことを思ってくれてるんだし。


八幡梨帆:しかし、さぁ、あいつ生意気じゃん。


二宮リオ:なんで?。すごくいい人でしょ?。


八幡梨帆:調子のってんだよね。あいつ。わざわざ、僕たちにその才能を見せるなんて・・・。


四目璃子:それ、私がやってって言ったからですよ・・・・。


二宮リオ:不快だったら、見なければよかったのに。


八幡梨帆:でも、料理はうまかった・・・。


十一夜ソラ:そうだよね・・・。姉として、なんか好きじゃない・・・。あの子。


八幡梨帆:そうですよね・・・・・。


十一夜ウミ:あ、いたんですね。あなたたち。


十二国梨夏子:ちょっと、待って、ウミちゃん・・・。


一毛利絵:おお。さっきのやつか・・・。


十一夜ウミ:これから、ちょっと買い物に行くの。


十二国梨夏子:ウミちゃんとちょっとファッションを買いに・・・。


十一夜リク:よせ。


十一夜ウミ:なんで。いいじゃん。


十一夜リク:子供2人だけでいって、事故にでもあったらどうするんだよ。お前らが事故にあったりするの見てられないんだよ。


十一夜ウミ:何よ。貴様だって子供じゃん。十分。


十一夜リク:おい、なんだよ貴様って。俺はお前の兄だぞ。なんだ、その言い方・・・。ふざけんじゃねーよ。テメェ、いつから偉くなった!?、そんなに・・。


十二国梨夏子:まぁまぁ、リクくんって怒ると怖い・・・。


十一夜ウミ:ふんっ、全然怖くないもん。さぁ、行こう・・。


十一夜リク:そんなの、僕が許さない。


十二国梨夏子:なんで?。もう、私たち小学校高学年だよ。1年生みたいなこと言わないでよ・・・。


十一夜リク:そんで、いったいどこまで行くんだ?


十一夜ウミ:えっ・・・。東京の渋谷のほうまで・・。


十一夜リク:お前にはちょっと早すぎるだろ。あと2人だけで、行くの、どれだけ大変かわかってるのか!?。


十二国梨夏子:わからない・・・。この辺は治安も良いし・・・。


十一夜リク:治安って・・・。お前ねぇ・・・。さっきさ、不良にあっただろ、お前。あと、さぁ親が心配するだろ・・?。


十二国梨夏子:そうだった・・・。私は帰んないと・・。


十一夜ウミ:あーーー、梨夏子さんまってよ。


十一夜リク:ほら、梨夏子。気を付けて帰れよ。


十二国梨夏子:もう少し、遊びたかった・・・泣)


十一夜ウミ:あたしには関係ないもん。梨夏子さんがいなくなったけど、関係ないもん。


十一夜リク:もう、また土日にかあさんといっしょに行けばいいじゃん。いるんだからさ・・・・。


十一夜ウミ:何よ。まてないからいいじゃん。あたしは誰が何と言おうとも行くのさ・・・。


ビシッ!


十一夜ウミ:何するの・・・。いたいよ・・・。


十一夜リク:お前、いい加減にしろよ。お前だけでいかれたらこっちは心配でたまんないんだよ・・。つか、まだ10才だろ。誘拐だってあるかもしれないんだよ!?、何があるかわからないんだよ!?。そんな時、だれにも頼らずに解決できるの!?。


十一夜ウミ:できない・・・・。


十一夜リク:でしょ・・・。そんな、妹のことが心配なんだよ・・・。


十一夜ソラ:そうだよ・・・。ウミ。今回はリクが正しい。リクの言うとおり、今日は行かないで。明日、ウミが好きな、チョコレート買ってきてあげるからな・・・。


十一夜リク:そうだよ、ウミ。姉さんがここまで言ってるんだよ。さぁ、おとなしく戻ろう。こっちへ。


十一夜ウミ:うん。


十一夜リク:えらい!。ごほうびに、うまい棒やるからさ。


十一夜ウミ:ありがとう。


十一夜リク:今日は偉かったよ・・・。どうしても行きたいけど、がまんできて。あと、叩いてゴメンネ。お前のことが本当に心配だったんだよ。


十一夜ウミ:本当なの!?。最初はただ、いじわるしてるかと思っちゃった・・。


十一夜リク:そんな・・・。兄としての当り前のことでしょ。妹を心配しない兄なんて失格だよ。


十一夜ウミ:そうだったんだ・・・。ごめんなさい・・・・。貴様とか言って。


十一夜リク:いいんだよ・・・・。


四目璃子:さすが、リクさんも大人になりましたね。


八幡梨帆:素直に連れて行けつーの・・・。


一毛利絵:心配してんだよ。あれが本当の兄としての役割でしょ。お前には一人っ子だからわからないけど。


五崎吏沙:あそこまで大人ぶるなんて・・・・。今まで、少しなめてたからなぁ…。あの子のこと。この機会で反省できた・・・。


六原李奈:あそこまで誰かを心配するって相当できない・・・。やっぱ、すごいな・・。私もああいう風になりたいな・・・・。


七塚莉乃:なんか、年上なのに、年下に感動してどうするのさ・・・。


八幡梨帆:しかし、あいつ結構執拗だな・・・・。譲らないとか、素直に行かせろ。ウミの気持ちも少しは考えたら。


十字凛:何の話をしているのかな・・・?。凛にはちょっと感動とかわからない・・・。


一毛利絵:もう少し、大人になればわかるさ。お前は、まず卒業式だな。


二宮リオ:すげーーーーーーー。うわ・・・。本当の兄妹っていうのがわかる・・・。


三橋理佳:ソラさんの言葉も説得力あった・・・。


六原李奈:ここまで、感動したのも、小学校の卒業式以来だな・・。


三橋理佳:そういえば、自分ももうすぐ、高校の卒業式だな・・・。


九条里実:時の流れって速いね・・・。すごい・・。もうすぐ、進級だね。


そのころ・・・。


十一夜リク:うわ、負けたーーー。


十一夜ウミ:あたしの勝ちね。よかった・・・・。


十一夜ウミ:お兄ちゃん、今度は違うゲームしない?


十一夜リク:ああ。いいぞ。何がいい?


十一夜ウミ:DSで対戦しようよ・・・。


十一夜リク:ああ。ちょっと、待てよ!?。陸斗さん、どうなったかな・・。


十一夜ウミ:陸斗さんはもう、大丈夫だから帰ったよ・・。一応、手当は私がやっておいたよ・・・。


十一夜リク:えらい。これでまた、一つ成長だね。


十一夜ウミ:イエーイ


十一夜リク:おめでとう。


ナレーション:こうして、ハイタッチし兄妹の絆を確かめ合った。そのころ・・・。


十三山陸斗:ただいま・・・・。


陸斗の母(イメージCV:井上喜久子):遅かったわね。ていうか、殴られた跡が・・。


十三山陸斗:ちょっとね・・・。助けるために俺が代わりに殴られたんだ・・。



陸斗の母:陸斗、本当に大丈夫!?。傷とか!?


十三山陸斗:別に。あと、助けてあげた人から、どうしても休んでいきな、手当をしてあげるって言われたからちょっと、お言葉に甘えてしまって・・・。


陸斗の母:ふーん。そうなの・・・。試験近いのに勉強しなくていいの?


十三山陸斗:ああ。これからするよ・・・。













評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ