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第3話 学習についてのトーキング

ナレーション:また、この日も、いつものように10人の少女たちはカフェに集まっていた。


一毛利絵:なんか久しぶりだよな。ここで話すの。


四目璃子:そうですね・・・・。約1か月ぶりですね。


二宮リオ:あの少年もそろそろ受験かな・・・・。


六原李奈:そうだ。言い忘れてた。私、一応高校受かった・・・。



三橋理佳:自分、大学受かった。センター試験も終わったし。遊び放題だ。


七塚莉乃:うわ・・・・。私来年受験か。


一毛利絵:里実、お前確か小6だったよな。お前は受けたのか?


九条里実:いえ。私は受けませんでしたよ。でもね・・・。あの少年は今頑張ってるよ。


十一夜リク:ただいま♪


十字凛:噂をすれば来ましたね・・・。


十一夜リク:何の話をしてるんだい?


九条里実:なんか、機嫌よさそうですね。受かったの?


十一夜リク:無事に受かった。


六原李奈:そうなんだね。よかったね・・・。でも、中学から私立だとお金かかるぞ?。だから、私は公立なんだよ・・。


四目璃子:お、おめでとう・・。←過去に中学受験失敗した人。


十一夜リク:それもそうだけどな・・・・。だが、僕はこれからも勉強していなきゃいけないんだよな。


三橋理佳:もういいじゃん。受験終わったんだし、頭もいいんだし。少しは遊んだほうがいいと思うけど。


十一夜リク:そうはいかないんだ。僕が夏休みまで通っていたスポーツクラブの先輩から聞いた。


~回想~

先輩(イメージCV:逢坂良太):おい、リク。中学になったら、勉強とか大変だからな。今より科目も増えるんだしさ、ちゃんと勉強しておいたほうが良いぞ。テストが難しくなるぞ。


回想終了


三橋理佳:あれ、君。スポーツクラブなんて行ってたんだ。


十一夜リク:ああ。


六原李奈:じゃあ、勉強だけではないのね・・・・。


九条里実:文化系の習い事はしてた?


十一夜リク:一応、夏休みまでピアノを・・・。これだけ。


二宮リオ:一応やってたんだね。勉強だけじゃなくて、スポーツや文化系のこともできるなんて・・・。


十一夜リク:ただ、またやるからな。受験終わったから。塾のほうも行かなきゃいけないし、姉ちゃんのほうも手伝わなきゃいけないし、わりいが無理なんだ。


九条里実:でも、会いに来ていい?。


十一夜リク:時間が許す限りな。


十一夜ウミ:こんにちはーーーー。


一毛利絵:はい。こんにちは。お前は誰だ?


十一夜ウミ:えっとね・・・・。あたしは。十一夜ウミというの。よろしくね・・。


一毛利絵:よろしく。てか、いきなりため口かよ。


四目璃子:うわ・・・。かわいい・・・。リクさんはかっこよくて、ウミさんはかわいい・・・。いいですね・・・。この家族。美男、美女ばかりで。


十一夜ウミ:そうかな・・・?。でも、よろしくね。あと、お兄ちゃんが迷惑かけてごめんなs・・。


バキッ!


十一夜リク:そりゃ、おまえだろ・・・。


バキッ!


十一夜ソラ:あんたも迷惑かけてんじゃねーか。


四目璃子:ソラさんも怖いですね。


十一夜ソラ:あら。みんな来てたのね。


一毛利絵:お邪魔してます。


十一夜ソラ:みんな。ゆっくりしていってね。あまり、人来ないからいいよ。好きに語って頂戴。


十一夜ソラ:リク、ウミは邪魔だから、向こう行って・・・。


八幡梨帆:ふふふ(笑)。リク、ウミは邪魔だからって、本当にソラさんだね・・・。空間だよね・・・。


一毛利絵:バカ言ってんじゃねーよ。


六原李奈:というより、どうなったの学習についての話は。


七塚莉乃:学年がまた1つ上がるのか・・。中3ね。次は。ちゃんと勉強したいね・・・。


三橋理佳:だめだめ。やめたほうがいいって。


七塚莉乃:なんで・・・?。1日10時間くらい勉強したいです。やっぱり、それくらい本気でやらないと受からないかもしれないので・・・。


三橋理佳:だって、あのバカが受かったんだよ。自分はバカじゃないですけど。


六原李奈:それって、まさか私のこと。


三橋理佳:違うって・・・・。あの少年のこと。


四目璃子:少年は小学生ですよ。なんで、中学生と比べるのですか。


六原李奈:やっぱり私のことだったのですね!!。


三橋理佳:えっ・・・。ばれた・・・。


六原李奈:・・・・・・。


一毛利絵:もう、やめろ。理佳。そんなこと言ったら、莉乃の教育に良くないだろ。


六原李奈:私のこと心配してくれたのではないの・・?。


一毛利絵:それもそうだ。


七塚莉乃:とにかく、大変なのね・・・・。でも、精一杯頑張ってみるよ。


四目璃子:ついでに私は来年、大学受験です。


二宮リオ:そうだね・・・。う・・・。将来何になりたいとか決まった?


四目璃子:私は探究することが好きです!!


二宮リオ:探究ってことは数学か何か?


四目璃子:そうですね・・・。私は、理系に行くつもりです。


二宮リオ:そうなんだ・・・。ということは理工学部というところに行かなきゃいけないね・・・。


四目璃子:そうですか・・・。


二宮リオ:数学が得意って珍しいね。私の近辺ではあまり見ないよ。


四目璃子:一応、理系の子はいっぱいいますよ。


二宮リオ:それなら数学とか理科と英語は絶対できるようにしておいてね。まぁ、科目とかは学校によるけど。でも、この3科は必要だから。


四目璃子:そうなんですね・・・。国語とか地歴、公民。


二宮リオ:それも絶対にやっておいてください。ただ、数学などの教科よりは重視されないと思うけど。私は文系だから、あまり良いアドバイスできなくてごめんね。


四目璃子:とんでもないです。むしろ、こんな詳しく聞かせてもらったのはあまりないですね。ありがとうございます。それで、関係ない話になりますが、理佳さんはどの学部を受験されたのですかね?


三橋理佳:一応、体育大のスポーツ学部。


一毛利絵:やっぱり、発言や勉強の仕方を見てそう思ったよ。


三橋理佳:そうなんだ・・・・。


四目璃子:関係ないですが、あの少年のリクさんと勝負してみたらどうでしょうね・・?。


おじさん(イメージCV:小山力也):お前ら、よくつまんねぇ話長くしてられるな・・・。


四目璃子:そうですか・・・。私的には面白いと思いますよ。いろいろ教えてもらいましたし。


七塚莉乃:私もそう思います。


おじさん:くだらねぇからさっさとそこをどけ。俺が座るんだ。


九条里実:ほらですね・・。席たくさんあいてますから、向こうに座ったらどうでしょうか・・?


おじさん:うるせぇ。ほら、どけ・・・。


一毛利絵:ちょっといいか。ここは、みんなが使う場所。あんただけの場所じゃねー。公共の場所。だから、空いているところにさっさと座れ。


おじさん:ガキのくせに生意気だな・・・。ほら、どけどけ。どかぬなら、強引に入ってやる。


十一夜リク:あの、お客様。ほかのお客様に迷惑がかかることは自重してもらえないでしょうか?


おじさん:どいつもこいつもガキのくせに生意気だな・・・。


十一夜リク:おい。てめぇ、俺がいいてぇことわかんねぇのか!!。ここはみんなの場所だ。だから、てめぇの場所じゃねーんだよ。自分勝手に動くんじゃねーぞ。


10人:結構声でけーな・・・。


おじさん:ご、ごめんなさい・・・・・。自分の席に座ります。だから、許して。許してください・・。泣)


十一夜リク:二度とこういうことしないでくださいね。


九条里実:リクってホント勇敢・・・・。また、好きになっちゃった・・・。


十一夜リク:おいおい。僕はただ、怪しいものがいるから注意しただけだよ。


十一夜ウミ:うるさいと思ったら・・・。そんなことが、あったんだ・・。


四目璃子:かなりでかかったですね・・・。


十一夜ウミ:ちょっと、お兄ちゃん。人がいるんだから、大きな声出しちゃだめだよ。少しは自重してよ。


十一夜リク:僕はただ、注意をしただけだ、って、なんでてめぇに自重しろって言われなきゃいけないんだよ。


バキッ!


十一夜ウミ:いってー・・。


10人:はははははははは。


ナレーション:これで本日もいつものように解散したのだった。







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