第1話 アニメについてのトーキング
天の声:ほぼ毎日のようにこのカフェで最近のいろいろなことについての話をする10人の少女たちは、今日はアニメの話をしているみたいだ。
一毛利絵:おし、お前ら、どんなジャンルのアニメが好きなんだ?
四目璃子:そうですね・・・。私は・・・・。アニメはあまり見ないですけど・・・。ファンタジーが一番好きですかね・・・。あれは夢があるし、大人の階段を上っている私にも少し楽しめるような・・・。
十字凛:そうですか・・・・。凛は深夜アニメとか全然知らないから何とも言えない。深夜アニメは全然知らない・・・。
八幡梨帆:アニメなんか、あんなの子供だましじゃね?
一毛利絵:あれ、そうか?。あたいは面白いと思うな。
五崎吏沙:アニメにはいろんな分野があるよね。だって、ファンタジーだったり、コメディ、恋愛、学園、SF、ギャグ、スポーツ、アクション、ポビー、ホラーだったりいろいろあるよね・・・。
四目璃子:皆さんはどれが好きですか?
十字凛:さぁ・・・。見ませんからね。しいて言うならホラー。
七塚莉乃:きゃぁ~~~。ホラー。ホラーなんて私、大の苦手。貞子は無理。やめて・・。
三橋理佳:ほんと、怖がりだね。莉乃は。李奈も多少怖がりだねぇ。
六原李奈:私怖がりじゃないんですけどぉ~~。
三橋理佳:あはははは。ここ答え間違ってるよ。センターバカの李奈ちゃん。
六原李奈:も~~。うるさい。勉強の集中できないだろ!!。
三橋理佳:年上に向かってそれはないだろ。わかったから、落ち着け。
六原李奈:なんでそこで突っ込むんだよ。
一毛利絵:まぁまぁ、落ち着けよ二人とも。理佳、お前勉強しなくて本当に大丈夫なのか?
三橋理佳:はい、はい。やるよ。やりますよ。
六原李奈:はぁっ~。
七塚莉乃:まぁまぁ、私が悪いのですから。続きを行いましょう。里実ちゃんはどうなの?
九条里実:えっ、私ですか!?。えっとですね・・・。私はけいおんにはまりました。
二宮リオ:里実ちゃんが今小6で・・・。4年前だから・・・。
五崎吏沙:小2でけいおん!?。早すぎないか!?
九条里実:あっ、最近パソコンで見始めただけですよ。私が小2のときは全然腕白な女の子でした。いうのも恥ずかしいことですが、アンパンマンを見てましたね。
八幡梨帆:小2でアンパンマンとかどんだけだよwwww。
四目璃子:すみません・・・。なんだか珍しいなと思って。でも、今はこんな大人になったんですね。それはすごいですね。
九条里実:したがって、学園系が好きですね。
一毛利絵:ほお。里実は学園系が好きなのか・・・・。次、リオはどうなんだ?
二宮リオ:わ、私!?。えっ・・・。何といえばいいんでしょ・・・。いっぱいあります。
四目璃子:ジャンルでどうぞ。
二宮リオ:恋愛とかコメディー系とかの明るい系が好きですね。
五崎吏沙:やっぱり、性格の通り明るいものが好きなのか・・・。やっぱり、リオさんは明るいというイメージですね。
二宮リオ:そういう吏沙ちゃんはどうなのよ?。
五崎吏沙:あたしかぁ・・・。やっぱり恋愛だね。なかなか気持ちが伝えられない少年と、自分がどう動いていいかわからない少女の2人の気持ちがY見とれるしやっぱりいいかな・・・。あれ見ると楽しい。
十一夜ソラ:あ、いつものみんなじゃないの?
みんな:こんにちは、ソラさん。
十一夜ソラ:いつもいつも、リクがうるさくてゴメンネ。
一毛利絵:いえいえとんでもないです。むしろ、こちらがほかのお客さんもいっぱいいるのにうるさくしてしまってすみません。
十一夜ソラ:じゃあ、コーヒー1杯飲んでいく?。
一毛利絵:はい。お構いなく・・・。
十字凛:凛はオレンジジュースがいい。
九条里実:私はアップルジュース。
一毛利絵:じゃあ、コーヒー8杯と、オレンジジュース1杯とアップルジュース1杯をお願いします。
十一夜ソラ:わかったわ。すぐにもってくるわ。
十一夜ソラ(遠くで):ほら、リクうるさくしちゃだめよ。
一毛利絵:あの人いつも親切だよな。でも、一部の人からは反感を買っているとか・・・。
七塚莉乃:よく知っていますね・・・。私全然この店とは無縁だから・・・。
一毛利絵:なんだか、怒鳴られたこともあるらしいぞ。
六原李奈:ほんと?。あんな親切なのに信じられない。
三橋理佳:実は自分、ここの店でひどい目にあったことがあるんだよ。
一毛利絵:本当なのか?
三橋理佳:はい。えっとね・・。前電話したときチョコレートケーキを扱っていますか?と聞いたんですけど、扱ってますと言っていたので、楽しみにして店に行ったのですが・・・。
四目璃子:ですが?・・。なんですか?。私、知りたいです。
三橋理佳:頼むときに扱ってないといわれてショックでした。要するにだまされたってことだね。
五崎吏沙:理佳さんでもだまされるのか・・・・。まぁ、あたしはいっぱい割引券をもらっちゃったんだけどね。
三橋理佳:これって差別なのかな・・。
一毛利絵:確かにぬか喜びさせられたときは痛いよな・・・。まぁ、よくあることだからな。
三橋理佳:他人事だと思って・・・。それは。
一毛利絵:というよりお前勉強しなくて大丈夫かよ?
三橋理佳:しますよ・・・。(なんだか自分だけ仲間外れにされたような気分が・・・。)
九条里実:はいはい。脱線してますよ。アニメの話をしに来たのだからちゃんとアニメの話をしましょうよ。
一毛利絵:あっ、忘れてた。すまんな。
八幡梨帆:こっちのほうが楽しかったんだけど。
一毛利絵:まあ、こいつはシカトして・・・。アニメの話し続けるか。
十一夜ソラ:はい。お待たせ。砂糖はここにあるから好きなだけとっていいわよ。
一毛利絵:あざっす。その前に話してないやつ誰だっけ?
三橋理佳:もっと話させて・・・。
六原李奈:私も話してないんですけど・・・。
一毛利絵:2人とも受験生か・・・。まぁ、少しぐらいなら大丈夫だよな?
三橋理佳:アクション系が好き。
一毛利絵:アクション系って子供かよ・・・。
三橋理佳:アクションって言ってもライダー系じゃないよ。
一毛利絵:アクションって男かよ・・・。
三橋理佳:女ですよ。
一毛利絵:そういう意味じゃないんですけど・・・。趣味が男だよなと思って。
三橋理佳:利絵さんのほうが男勝りな口調じゃないですか?
一毛利絵:そうだけど・・・。つーか、話ずらしてんじゃねぇ!!。いい加減にもどるぞ。
三橋理佳:そもそも、利絵さんが話を変えたんだと思います・・・。
一毛利絵:さっき突っ込んだのは悪かったな。
六原李奈:まぁまぁ。私からでいいですか・・・。
一毛利絵:いいよ。
六原李奈:そうですね・・・。私はね、コメディとか明るいのが好きなんだ。ダークストーリーとかグロい・・・。ああいうの好きじゃないんだな。
二宮リオ:それじゃあ同じだね。
六原李奈:そうですね・・・。リオちゃんとは気が合うかもしれませんね。
二宮リオ:そうだね。
七塚莉乃:私もグロい描写は嫌いで、ホラーとかもすべて嫌いだわ。やはり、ファンタジーという理想な空間がいいかもね。もしもファンタジーの中に入れたら・・・・。すごいよね。
一毛利絵:ないない。入れっこないじゃないか。
七塚莉乃:そうかもしれませんが、入れたらお菓子が毎日食べられたり、こんな難しい勉強もしなくていいし、やはりファンタジー。現実はろくなことが起きないから。
二宮リオ:その気持ちなんだかわかる気がする。アニメのファンタジー系の描写ってあまりこの世界ではありえないことばっかりだし、グロい描写は一切出てこない。でも、逆にホラーなどダークストーリーが好きな人には苦手かもしれないね。
五崎吏沙:それってSFとはどう違うの?
二宮リオ:SFは未来など今ではありえないようなことが書かれている、一応こっちは現実で、ファンタジーは理想だからね。
六原李奈:よくあるよね・・・。SFも悪くないよね。
九条里実:というよりもうこんな時間だよ。やばい・・・。早く帰らないと・・・。
一毛利絵:どれどれ・・・。って、うわ!?。もうこんな時間かよ。そろそろ帰らないとな。
四目璃子:ちょっとゆっくり話しすぎましたね。
一毛利絵:じゃあ帰るか。
十一夜ソラ:あら?。もう帰るの?。もう少しゆっくりしていかなくても大丈夫?
一毛利絵:もう大丈夫です。もうこれ以上遅くなると寝るのが遅くなるし・・。課題とかもいっぱいあるし・・・。
十字凛:では、凛も帰ります。
三橋理佳:ありがとうございました。
十一夜ソラ:じゃあ気を付けて帰ってね。
五崎吏沙:はい。
店から出る。
帰り道
一毛利絵:それにしてもだいぶ日が落ちるの早くなったよな・・・。
七塚莉乃:私たちが来るころにはまだ明るかった。もう夕方の5時30分か・・・。
十字凛:学校が終わってから来たからたったの1時間しか話してないのに。
八幡梨帆:もうこれって夕方じゃないね・・・。
三橋理佳:まだ宿題も残ってるし、帰ったら勉強しなくちゃいけない。
六原李奈:私も受験生だし、帰ったら怒られるだろうな。
一毛利絵:じゃあそろそろ別れるか。
みんな:じゃあね。
天の声:こうして少女たちはそれぞれのおうちへ帰った行った。
この話はフィクションであり人物の名前など実際の世界と一切関係ありません。また、ストーリーの内容も作者の実体験とは一切関係ありません。