表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
11/17

第10話 今後についてのトーキング(3)

ナレーション:土曜日の昼、約2週間ぶり、いつも通り10人の少女たちはトークしていた。


一毛利絵:えっと・・・・。今、どこまで行ってたんだっけな・・。トーキング。


二宮リオ:なんか、今後の予定を考えるところだったような気がする。


四目璃子:夏休みの旅行の話ですよ。10人、いや、14人でいくはずだったじゃないですか。


六原李奈:そうだったね・・・・。今のところ、候補地はいくつ挙がってるんだっけ?


四目璃子:えっとですね・・。北海道、沖縄、京都、大阪、軽井沢、日光、広島ですね。


一毛利絵:今のところ、7つ意見が上がってるが、他に行きたいところはないか?。


七塚莉乃:はい、私言っていい?。


一毛利絵:おう。


七塚莉乃:博多に行ってみたいです。


二宮リオ:まさか・・。


六原李奈:ネタじゃないよね・・・?。


七塚莉乃:真面目な理由です。私と璃子さんは今年は受験生だよね?。だから、学業を成就させるために、博多の大宰府のほうに行きたいと思うの。意義はある?


一毛利絵:あたいら、関係なくね?。


五崎吏沙:確かに2人だけのための旅行になってるな・・。


七塚莉乃:受験生じゃない人も、学業成就させるのってどう?。たとえ、受験生じゃなくても、学校の試験だったりあるでしょ?。


五崎吏沙:言われてみたらそうだな・・。


六原李奈:留年にならないように・・・。


三橋理佳:あらあら、李奈ちゃん、留年するほど頭悪いんだぁ?。


六原李奈:悪くないからーー。ってか、入念に言ってみただけよ。


三橋理佳:またまたー。


六原李奈:ほんとにそうだからーーーー。


一毛利絵:はい、静かにしろ。では、博多の大宰府を候補地に・・。


四目璃子:しかし、私今年うまく行ってないんですよ。


一毛利絵:いきなりどうした?。


四目璃子:実は、今年、私は厄年なんですよ・・・。


一毛利絵:そういやー、今いくつだっけ?。


四目璃子:高3です。


一毛利絵:17か18か・・・。


五崎吏沙:そうだったっけ・・・。ちょっと調べてみるか・・・。


数分後・・・。


五崎吏沙:そうだね・・。女性は数え年で、19歳、33歳、37歳だね・・・。ということは・・・。璃子さん、何年生まれ?。


四目璃子:平成8年ですが。


五崎吏沙:ほんとだ。平成8年は、本厄だ。ちっ、あたしは来年かよ。


四目璃子:定期テストでもそれなりに頑張ったんですけど、やっぱり取れなかった・。


三橋理佳:そうだよねー。こないだ、問題見せてもらったけど、全然わからないわーー。でも、どこかの誰かさんとは違ってまだできるほうなんじゃない?


六原李奈:その、どこかの誰かさんって私のことじゃないよね?。


三橋理佳:それは、自分の胸に手を当てて聞きなさい。


六原李奈:なんか、むかつく(怒)。


二宮リオ:なるほど、厄が取りかかってて、勉強に手がつかないってことか・・・。


九条里実:それだったら、伊勢神宮で厄払いすればいいんじゃないの?。私の意見というのもおかしいけど。


四目璃子:そうですね・・・・。お正月にもちゃんと初詣で厄除け大使には行ってきたのですが・・・。学業も、運も昨年に比べればかなり不調になってきたような気がします・・。


七塚莉乃:それは大変だね・・・。(後3年後私もこうなっちゃうのか・・・・。)


三橋理佳:ああ、いいこと思いついた!?。


一毛利絵:また、変なことじゃないよな?。


三橋理佳:伊勢神宮と、大宰府両方行こうよ?。


一毛利絵:アホか。そんな金あるかよ。


三橋理佳:だってさぁ、運も学業も両方ともよくないと、勉強が手につかないじゃん?。


一毛利絵:体育大学で勉強全然しないお前が何を言う。


三橋理佳:だってさぁ、まず厄を払って、普通の状態にしてさぁ、それから、さらに、勉強に対する調子を取るってことだよ。スポーツでいえば、苦手種目を練習して、それで得意にするってことだよ。


四目璃子:そ、そんなに私のこと思っていてくれたんですかぁ!!?


三橋理佳:いや・・・。そんなつもりはないんだけど・・。


七塚莉乃:吏沙さんも一応、厄除けしておいた方がいいし。私はもっと受験勉強へのペースを上げないといけないし。


五崎吏沙:あたしも確かに必要だな・・・。大学受験は近いのか・・・。


四目璃子:みなさん、ありがとうございます、ありがとうございます、ありがとうございますー。


三橋理佳:もういいよ・・・汗)


一毛利絵:お前にしてはいい意見だしてくれたな・・・・。正直、金と時間はかかるが、1つの候補地に、「伊勢+大宰府」を入れよう。


三橋理佳:いえーーーーい。ねえ、李奈ちゃん。三橋理佳ちゃんって天才だよねー?。


六原李奈:自分で天才とかいうな。どうせ、また私を馬鹿にしてるんでしょ?。


一毛利絵:はいはい、調子に乗るのもそこまでだ。すぐ、それだ。バカ橋理佳は。


八幡梨帆:バカ橋wwwwwww。


三橋理佳:さっきまでほめてたのに、なんでバカなの?


一毛利絵:お前が調子に乗りすぎだから、わざと言った。


三橋理佳:アラー。


二宮リオ:しかし、さっきのはすごいいい意見だったね。


七塚莉乃:なんか、一番よくなりそう。少なくとも、私だったらそこ選ぶね。


二宮リオ:璃子ちゃんにはぜひ頑張ってもらいたいし。


七塚莉乃:どうなるんだろうね・・。


一毛利絵:はい、他に意見ある奴いないか?。


五崎吏沙:はい。あります。


一毛利絵:どうぞ。


五崎吏沙:グアムやハワイをはじめとする、海外がいいなーって。


二宮リオ:ちょっと、日数が必要だね・・・。


一毛利絵:海外のパスポート持ってないんですけど・・。


四目璃子:さすがに、海外に行くほど遊んでられない・・・。


七塚莉乃:私も。第1志望に合格したいから。


五崎吏沙:そうか・・。じゃあ、ディズニーランドとかシーのほうに行ってみたいな・・。


一毛利絵:てか、こっから近くね?。泊まらなくても行けちゃうんじゃね?



三橋理佳:莉乃ちゃん、いっしょに、ホーンテッド・マンション乗ろうよ。


七塚莉乃:いやああああああああああ。やだあああああああ。


三橋理佳:3大マウンテンは必須だね・・・。


七塚莉乃:ちょっと無理・・・。


三橋理佳:あれ、対応が変わった。


七塚莉乃:なんども言ってるけど、私怖がりなんだよ。


三橋理佳:だから?。


七塚莉乃:3大マウンテンはもう怖すぎて乗れない。ホーンテッドなんか、絶対無理無理無理、骸骨見るだけで無理・・・。乗れない。乗るんだったらメルヘン系にしようよ。


一毛利絵:そうか・・・。なんか、わかる気がする。残念だな。あたいらだけでのってくるわ。


二宮リオ:いや、まだ決まったわけじゃないんだから、そこまで決めちゃダメだって・・・。


一毛利絵:そうだった・・・。


七塚莉乃:シーは、タワテラ無理。レイジングも無理、センター・オブ・ジアースも無理、インディさえ無理。


一毛利絵:閉所&高所恐怖症かお前は・・・。


八幡梨帆:ほんと、つまらないな・・。こういうやつがいるから。


七塚莉乃:ごめん・・・・。私、無理なんだよ・・泣)。


四目璃子:とりあえず、ディズニー関連はこんなもんですね・・・。


一毛利絵:とりあえず、候補地に・・。


九条里実:楽しい話をしている中、気分を害するかもしれないけど、吏沙さん、あなたは厄除けの方は大丈夫なの?。


五崎吏沙:来年でいいよ。


一毛利絵:来年はもうこうやって集まらないかもしれないぞ。この集団も解散のときがあるんだからな。


五崎吏沙:璃子もこれでいいみたいだし、ね、璃子さん?。


四目璃子:う、うん・・・・・。(やっぱり、厄除けと学業のほうに行きたいです・・。)


一毛利絵:なんか、顔が違うぞ。


五崎吏沙:そうかな・・・。まぁ、わかんない・・・。


一毛利絵:そろそろ、意見を締め切っていいか?。


八幡梨帆:次、僕ね。


一毛利絵:はい。これ最後ね。


八幡梨帆:東北のほうが出てないから、東北の、お祭りを巡りたい。


一毛利絵:ねぶた祭り、竿燈まつり、花笠まつりか・・・・。


八幡梨帆:日本の文化を味わってみたいわ。


一毛利絵:リクが嫌がりそう・・・。


八幡梨帆:はっ?。いいじゃん、あんな奴どうでもいいじゃん・・・。


十一夜リク:どうでもよくねーわ!。僕も行くんだからさ。


一毛利絵:あれ?。いつの間に!?。私立学校って土曜も学校じゃないのか?。


十一夜リク:それが終わって今帰ってきたところだ。


二宮リオ:部活は?。


十一夜リク:テストが近いから、今活動禁止期間だ。


三橋理佳:ちょうどよかった。ちょっと話し合いに付き合って・・・。


十一夜リク:お前ら、この暇な時間を何の時間だと思ってるんだ?。


三橋理佳:もちろん、お遊びタイムー!。


十一夜リク:勉強するための時間だ。だから、上に戻るよ。


三橋理佳:いいじゃん。中1の1学期なんてさぁ、簡単でしょ?。どうせ、I amとか、でしょ?。


十一夜リク:こっちは真剣なんだ。だから、やめてくれ・・・。


六原李奈:ちょっと待って・・・・。


十一夜リク:あっ?。


六原李奈:リクって口臭いね。


十一夜リク:えっ・・・・。照)。か、関係ない話をするな。戻るからな。


六原李奈:ちょっと待ってよ、本気で。


十一夜リク:これが最後だぞ。ほら。


六原李奈:勉強は順調?。あと、ウミを呼んできてくれない?


十一夜リク:順調じゃねーから、勉強するんだろ。じゃあな。もう、これ以上質問は引き受けないぞ、今は。そんで、ウミを呼んでどうするんだ?


六原李奈:だって、リクが話し合いに参加してくれないから、代わりに参加するように。


十一夜リク:ったくしょうがない奴だ。少し待ってろ。


六原李奈:お願いね。


一毛利絵:おーい、余計な話をするな・・。梨帆の意見についてつづけるぞ・・。


八幡梨帆:まったくしょうがないね・・。すぐ、夢中になるんだからさ。あんな奴、なんでもいいのに。


七塚莉乃:まあまあ、意見をどうぞ。


八幡梨帆:ったく、あんたらが余計な話をするからなかなか意見を出せなくなるんだよ。少し黙ってなさいよ!!


一毛利絵:・・・・・・。


八幡梨帆:東北の文化について、見に行きたいと思うの。ねぶたとか、花笠まつりとか生で見たことないんだもん。一度は見てみたいと思わない?。


一毛利絵:お祭りね・・・。あたいも一回も見たことないもんな。


十一夜ウミ:お兄ちゃんがこっちに来てって言っていたから、来たけど何の用?


一毛利絵:あっ、もう大丈夫だよ。


六原李奈:ごめんね。用もなく呼びつけて。


十一夜ウミ:別にそれはいいんだけどね・・・・・。


八幡梨帆:ちょっと、今、僕が説明してるの。話を聞きなさいよ!!。


一毛利絵:すいません・・・。


八幡梨帆:みんなも見てみたいよね・・・?。


十一夜ウミ:ねぶたかぁ・・・・。怖そう。


三橋理佳:それ、なまはげじゃないの?。


十一夜ウミ:あっ、そうだった・・・。


七塚莉乃:ぎゃああああああああ。なまはげの話やめて、Stop talking about Namahage.


十一夜ウミ:なんで、英語?。


七塚莉乃:だって、怖いんだもん・・泣)


十一夜ウミ:うふふ。秋田じゃないから大丈夫だよ。ねぶたは青森だからさ。


七塚莉乃:そんなことしってるよーーー。でも、竿燈まつりは秋田だもん・・。


十一夜ウミ:そっちも行くんだね・・・。いったいいつ行くの?。


一毛利絵:8月の頭頃だね。東北ツアーにすると。


八幡梨帆:みんなダサいね。なまはげぐらいでへこたれて。幼稚園児かよ。


十一夜ウミ:そっか・・・。お兄ちゃん、すごい忙しいみたいだし・・。ちょっと、お兄ちゃん呼んでくるから待ってて・・・。


六原李奈:ねぶたね・・・・。重要無形文化財に入ってるみたいだよね・・。


八幡梨帆:そう。ずっと、1回は見たかったの。東北は涼しくていいし。


五崎吏沙:ついでにサクランボ狩りも・・・。


一毛利絵:もう、終わってるだろ。


四目璃子:もうそろそろ意見が尽きる頃かと・・・。(もし東北だったら、中尊寺だけでも行っておきたい。)


七塚莉乃:中尊寺行きたい・・・。


四目璃子:中尊寺ですか!?、私も行きたかったです!!。おまいりしていきたい。


一毛利絵:お前ら、まず目先のことを考えろ・・。


二宮リオ:しかし、全然来ないね・・・。


六原李奈:どうせ、説得に時間かかってるんだよ。


八幡梨帆:あんな野郎、どうでもいいのに・・。


四目璃子:いくらなんでも、野郎は言いすぎじゃないですか?。


八幡梨帆:うるさいよ。だまってくんない?。


十一夜ウミ:お待たせ・・・。なかなか、お兄ちゃんが来てくれなくって・・。


十一夜リク:8月の序盤は忙しいから無理だ。


八幡梨帆:なんで、嫌だからそうやって嘘ついてるんでしょ?。バレバレだよ。


十一夜リク:嘘なんかついてねーよ。8月の最初は毎日、塾が合ったり部活が合ったり。


八幡梨帆:証拠は?。


十一夜リク:予定表まだもらってないし・・・。


八幡梨帆:なら、うそだね・・・。


十一夜リク:なんで、うそだと思うの?。なんで。


八幡梨帆:僕は貴様のことが嫌いだ。だから、信用できない。嫌いな人に対しては、証拠がないと全部ウソだと捉える。そのやり方で9割成功してる。


十一夜リク:ふざっけんじゃねーよ!!。何が嫌いだから、信じられねーんだよ、おめぇが、”証拠がないと全部ウソだと捉える。そのやり方で9割成功してる”って今言ったよな?。その証拠見せてくれよ。


八幡梨帆:なんで。


十一夜リク:今、お前、俺に証拠見せろっつったろ!?。お前も証拠見せろよ。俺も、証拠見せない限り、”証拠がないと全部ウソだと捉える。そのやり方で9割成功してる”っていうの信じられない。なぜなら、おめぇのことが嫌いだからだ。これ言われてどうよ?


八幡梨帆:うぜぇ・・・。ちょーうぜー。黙ろうか?。


十一夜リク:黙ろうかじゃねーだろ!!。こっちは、おめぇにそのような言葉で傷ついたんだ。それなのに、こっちの気持ち何にも考えないでさぁ、自分のことしか考えない発言してさぁ、自分の言われてうぜーって感じるなら、人にすんじゃねーよ!!。


十一夜ソラ:ちょっと、何やってんの、リク!。やめなさい・・・。


十一夜ウミ:やめてよ・・・。お兄ちゃん・・・。


母:リク、落ち着きなさい。


十一夜リク:かんけーねー奴は黙ってろよ。何で、うそついてるんだと思うって聞いたらさぁ、”証拠がないと全部ウソだと捉える。そのやり方で9割成功してる”。なにそれ!?。めっちゃむかつく、殴りたいわ。


母:やめなさいよ、リク。母さん怒るわよ!


十一夜ソラ:やめなさい・・・・。人んちの子供に手を出さないで。


十一夜ウミ:お願い、お兄ちゃんやめて・・・。


八幡梨帆:うぅ・・・・。怖い・・・・・・。目の前で怒られると怖い・・・。


十一夜ウミ:あの、梨帆ちゃんでさえ泣いちゃってるんだよ。


八幡梨帆:泣いてなんかないよーーーーー。泣)


十一夜リク:梨帆、もう、”証拠がないと全部ウソだと捉える。そのやり方で9割成功してる”って考えるのやめろ。そしたら、もう許してやる。


八幡梨帆:はいはい、わかったよ・・・。そうしますよ・・・。


十一夜リク:ったく、しょうがない奴だ。ほんとにその考え方やめてくれよな・・・。


八幡梨帆:うん・・・・。(どうせ嘘だ・・・。)


十一夜リク:はぁ・・。しょうがねーな・・・。でも、8月の頭は本当に無理だからな・・・。


八幡梨帆:うん・・・。


一毛利絵:と、いうことで、東北の案は、却下ということで。候補地にはくわえられないな。


八幡梨帆:うーーーーーー。あいつーーーーー。


十一夜リク:まだ言ってんのか!?。


八幡梨帆:いやいや・・・。なんでもありません・・・。


一毛利絵:じゃあ、ここから、今まで上がった9つの候補地の中から1つに絞って、旅行代理店に申込みに行くぞ。


四目璃子:ところで話は変わりますが、どうやって絞りますか?。普通に多数決でいいですか?


六原李奈:うん、いいんじゃないの?。


三橋理佳:それじゃあ、つまらないじゃん・・・。どうせなら、くじ引きで決めようよ。


九条里実:えーーー。くじ引きって、嫌なところが当たっちゃうかもしれないじゃん・・。


一毛利絵:一応、言っておくが、くじ引きだと公平に決まるが、好きなところになる可能性も少ないぞ。多数決だと、多数の人に希望が合わせられるぞ。ただ、少数意見が通らないってデメリットがあるからな。


五崎吏沙:くじ引きって面白そうだね・・・。公平に出てくるし・・・。


二宮リオ:やっぱり、ここは多数決で希望に合わせないと・・・。


一毛利絵:まず決めるための多数決取るぞ・・・。いいか?。


全員:はい。


一毛利絵:あたい以外は顔は伏せろーーー。まず、普通に多数決でいいんじゃないかという人。

 挙手者・・・利絵、リオ、璃子、李奈、里実


一毛利絵:いやいや、やっぱりくじ引きでドキドキしたい人。挙手。

 挙手者・・・理佳、吏沙、莉乃、梨帆、凛


一毛利絵:5分5分か・・・・・・。


三橋理佳:じゃあ、今度は、方法を決めるためのくじ引き作ろうよ。


一毛利絵:めんどくせー・・・。


四目璃子:いい案思いつきました。


一毛利絵:なんだ?


四目璃子:先ほどの多数決で、くじ引き派と多数決派で別れましたよね?。


六原李奈:うん。


四目璃子:その、くじ引き派の人から代表者1名、多数決派の人から代表者1名が出てきて、ジャンケンをし、勝った方のルールを使いましょうよ。誰が代表者になるかは、立候補制でよくないですか?。


七塚莉乃:そうだね・・・・。


数分後・・・・・・。


立候補者


多数決派・・一毛利絵

くじ引き派・・三橋理佳


一毛利絵・三橋理佳:最初はグー。ジャンケンポン・・・。


結果:一毛利絵:グー、三橋理佳:グー


一毛利絵・三橋理佳:あいこでしょ。


結果:一毛利絵:チョキ、三橋理佳:チョキ


一毛利絵・三橋理佳:あいこでしょ!


結果:一毛利絵:パー、三橋理佳:パー


一毛利絵・三橋理佳:しょっ!


結果:一毛利絵:グー、三橋理佳:グー


一毛利絵・三橋理佳:しょっ!


結果:一毛利絵:チョキ、三橋理佳:チョキ


一毛利絵・三橋理佳:しょっ!


結果:一毛利絵:パー、三橋理佳:パー


三橋理佳:うーーーーーーん、全然決まんないじゃんーー!。なんなんだよーー。さっきっからあいこばっかりじゃん。


一毛利絵:最後は本気でいくぞーー。


一毛利絵・三橋理佳:じゃんけんポン!












結果:一毛利絵:パー、三橋理佳:チョキ


三橋理佳:いえーーーい。勝った。これでくじ引き決定。


八幡梨帆:よくやった、理佳。


一毛利絵:くぁーーーー。負けたーーー。まぁ、こうなるもんな。


四目璃子:接戦の末、負けましたか・・・。まぁ、しょうがないですね。


三橋理佳:じゃあ、くじを作るぞ・・・。


数分後・・・。


六原李奈:やっとできたみたいだね・・・・。これで、どこ行くか決めるよ・・・・。


一毛利絵:ところで誰が引くんだ?


十一夜ソラ:ちょっと待って・・・。


二宮リオ:えっ?


十一夜ソラ:それ、くじで決めるんでしょ?。


二宮リオ:そうだけど・・・。


十一夜ソラ:もしよかったら、私にくじを引かしてくれない?。だめなら、ダメでいいんだけど・・・。


一毛利絵:別にいいですよ・・・。


二宮リオ:いいじゃないですか・・・。


一毛利絵:みんな、いいお知らせがあるぞーー。ソラさんに引いてもらうぞ・・・。


十一夜ソラ:変なのひいちゃったらゴメンネ・・・。でも、いいのね、ほんとに私がやっても。


一毛利絵:いいんです、いいんです・・・。


母:あら?、あなたたちは・・?。


一毛利絵:お母様ですか?。


母:そうだよ。あら、あなたたちお初かな?。私は、十一夜ナミといいます。←次回からこの表記になります。


二宮リオ:いつもこの店で、皆さんにお世話になってます。


十一夜ナミ:いえいえ、娘や息子がいつもお世話になってます。今日は、息子が迷惑かけてすいません・・。


八幡梨帆:ったくだよ・・・。


十一夜ナミ:そうだね・・・。(この子、感じ悪い子かしら?)


四目璃子:怒らせたのは私たちですから・・・・。


十一夜ナミ:全然大丈夫だから・・・。(この子、礼儀正しそうね・・・。)


十一夜ソラ:そろそろ、引いていいかしら?


十一夜ナミ:あっ、ごめん。話そらしちゃったね・・・。ゴメンネ。


六原李奈:いやいや、全然大丈夫ですので。


十一夜ソラ:じゃあ、引きます。


十一夜ナミ:私も引いていいかしら?。


六原李奈:どうぞどうぞ・・・。どうせなら、リク君たちも引くのはどうですか?。4人で力を合わせれば、きっといいのが出ますよ・・。


十一夜ナミ:そうだね・・・。そうするわ・・・。リクーーー、ウミーーー。ちょっと、降りてきなさい・・・・。


30秒後


十一夜リク:どうしたんだよ、母さん。


十一夜ウミ:いったい何の用なの、ママ?。


十一夜ナミ:これから旅行先を決めるくじなんだけど、リクたちも引かないかっていうことで・・・。


十一夜ウミ:引きたい、引きたい。あたしはもちろん引くよ!


十一夜ナミ:リクは?


十一夜リク:うん・・・。引いてみるよ・・・。


六原李奈:じゃあ、お願いします。あなた方4人が引いたものが今回の旅行先です。では、どうぞ・・・。


十一夜ソラ:うーん・・・。運命がかかってるからね・・・。もし、ひどいの引いたら申し訳ないし・。


十一夜ウミ:沖縄沖縄・・・・・。


十一夜リク:まぁ、何処でもいいけど・・。いいのが来てくれれば・・。


十一夜ナミ:みんなで楽しみたい・・・。


~候補地一覧~

① 北海道

② 沖縄

③ 京都

④ 大阪

⑤ 軽井沢

⑥ 日光

⑦ 広島

⑧ 伊勢+博多

⑨ 千葉(TDR) 


十一夜ナミ・ソラ・リク・ウミ:せいの・・・・。













ナレーション:結果は次回まで、お楽しみに?。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ