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19 悪女は準備える(3)

 馬車に乗せられてから屋敷に着くまで、レイモンドはずっとモルヴィアナを抱きしめたままだった。初めは慰めるための抱擁に思えたが、次第にレイモンドが何かを恐れていることを察する。

 見たこともない恐ろしい顔をしていた。【ナビゲート】で状態を確認すると、彼は【恐怖】を抱いているようだ。

 何に対する恐怖なのだろう。モルヴィアナは漠然と考えた。


 ――ジェイディスに報復されること? いや、そんなことに恐怖するならそもそも手を出さない。兄は奔放に見せかけて全て計算して行動している。


 侍従に見せる奔放な姿も、屋敷の外で見せる傲慢な姿も、時と場合によって使い分ける。侮られないように立ち回るのはレイモンドの得意技だった。


 屋敷に着くなり迎えてくれたのは全ての侍従達だった。今まで、それこそプレ・デビュタントの時でもこのようなお迎えをされた経験はない。

 中心にいたデイビッドが蒼白な表情で馬車の扉を開ける。


「モルヴィアナ! 大丈夫だったか!?」

「お父様、一体どうしたの?」


 デイビッドの状態も兄と同じだった。恐怖に駆られたデイビッドはレイモンドが抱きついたその上から抱きしめてくる。

 それは痛いくらいに。

 盗み見た表情は親の仇でも見つけたみたいな怖い顔だった。


「みんなどうしたの。今日は変だわ」


 もちろん理由は分かっている。ジェイディスが接触してきたからだ。あの男が言っていた"僕の娘"関係が彼らをここまで動揺させている。


 ――それほどまでに動揺するならば、全くの事実無根というわけではないのかもしれない。


 初めて不安を覚えた。生まれて来て初めて。

 兄の妹であり父の娘であることは本当だ。レイモンドは嘘をついていなかった。けれど、血の繋がりはなくとも家族になれる。

 彼らが家族だと認めた赤の他人も、真の家族になれるのだ。それは確認できることでは無い。

 そして彼らはきっと、この話についてまともに話してくれないことも確実だった。


 モルヴィアナがラングラン公爵の娘であることは事実だ。ただ、もし父親がジェイディスであっても、モルヴィアナはラングラン公爵家の娘なのだ。


「すまない。驚かせたね」


 ゆっくりと離れる父の表情はいつもの優しい顔に戻っていた。まあさっきの表情も"きこおと"に記されていた氷刃の貴公子の挿絵みたいでカッコよかったけど。そもそも氷塵の騎士も噂では氷のように冷たい眼差しだとされている。

 モルヴィアナはそのような目を向けられたことはないので、なんとも想像だけだった。


「すっかり冷えてしまったね。もうすぐ冬だから、気をつけないと」

「ウィドウ夫人にコートを作ってもらったから大丈夫ですよ」


 デイビッドは何事もなかったかのようにうさぎのフードを褒めている。そのせいで自分がどんな格好をしているか思い出す羽目になって、結局ことの真相を聞くにはいたらなかった。





 ◇ ◇ ◇





 フォイルナー男爵家の執務室には当主の以降により外界謝絶の魔法が施されていた。塵一つ侵入を許さない、彼が戦場を駆けていた時から使っていた身を守る防御魔法(ウォール)の進化系だ。

 幼い頃から身を守る術を身につけることを急かされてきたデイビッドは先ず防御魔法の上達を急いでいた。心の休まる場所はなかった。屋敷の中も自分の部屋ですら、命を狙うものが後を絶たない。朝も昼も夜も途切れることなく防御魔法を展開し続けた。いつしか眠っていても防御魔法を使うようになっていた。


 扉を叩く音がした。三度響いた音のうち二つ目にだけ氷の魔力を混ぜている。直ぐに入場の許可を出す。

 十歳にしては鋭い目を持った彼の息子は堂々と執務室のソファーに座った。


「ジェイディスの動向は確認していたんじゃないのか」

「そのつもりだ」

「つもりじゃ意味ないだろ。父上のせいでモルヴィアナにゴミの戯言を聞かせてしまった」

「……分かっている」


 すまなかった、とデイビッドは小さく謝罪した。


 机の上には王から直々に指示された書類が積み上げられていた。公爵の任を解かれてから長い間、デイビッドは秘密裏に公爵家が受け持つはずだった王宮の裏の仕事を請け負っている。王がそう判断したから、デイビッドは否を唱えることが出来なかった。

 今になってみれば、それは地獄に垂らされた糸のようなものだった。これ(・・)のおかげでまだ権利が残っている。


 判を乱雑に押して確認済の黒箱に書類を投げ入れる。ため息をひとつこぼしてレイモンドの向かい側に座った。

 来客用のソファーで睨み合う二人の表情は父と息子の朗らかな対話とは程遠かった。


「ならおかしいだろ。今日もアレンを使ったんだ。周囲にも数人潜ませておいたのに近づかれるまで気が付かなかった。しかもゴミだった氷魔法が数段上がっていたぞ――アイツ、何に手を出している」

「……数年前に突然氷魔法を使うようになった時と同じだ。あの男には資格がなかったはずなのに」


 氷魔法――水と風の魔力を織り成して使う、ラングラン公爵家に許された家門魔法。通常二つの魔力を持つのは純血の王族の血を汲む者だけで、後妻が産んだジェイディスがその力を手に入れるはずはなかった。

 デイビッドの母――先代女公爵は先王の妹だった。それもとびきり抜きん出て王家の能力を受け継いだ美しい女。デイビッドが氷魔法を使えるのは母の実の息子だからだ。

 後妻は公爵家の次女だったが、特に二つの魔力を持っていなかった。もし隔世遺伝で魔力を発現させても、氷の魔力を持つはずがないのだ。

 

「資格を持ってないやつが何故持てる」

「魔力の遺伝に進化が訪れた、とその頃は考えられたが……」

「馬鹿言え。あの男に公爵の器はないだろ。現に公爵家の事業は軒並み傾いてる。成果が出てるのは父上が引き継いだ魔石事業だけだ」


 レイモンドの言葉にデイビッドは言葉を詰まらせた。元々、ジェイディスが公爵家の全権を任された時、五歳だったレイモンドはそれはそれは反抗したのだ。レイモンドのプレ・デビュタントが終わったと同時にアーデルハイドは身篭り、モルヴィアナが生まれるまで与えられた強いストレスにより呆気なく死んだ。

 アーデルハイドの死によって何も手付かずになってしまったデイビッドはジェイディスが公爵家の当主代行を名乗り出た時に止めなかった。最早そんなことに気を回せるような精神状態ではなかった。その頃、ジェイディスはデイビッドの従順な弟を演じていたせいで魔が差したのだろう。デイビッドはジェイディスを代行に任命する書類に判を押した。今となっては、紋章ではなく指紋での証明だったことに怪しさを感じるが、どうすることも出来ない。

 あの男は既に公爵代理なのだ。


 レイモンドは本性を知っていたくせに冷徹になりきれなかったデイビッドの判断を、未だに最大の間違いだと思っていた。デイビッドは懐に入れたものに肩入れする節がある。最後まで弟のことを信じたいと思っていたのだろう。公爵代行を許すならあの醜悪な噂話(ゴシップ)を払拭すると誓った男の言葉を信じたのが全ての始まりだ。

 

 そのことを息子であるレイモンドは未だに許していない。


 何も悲しかったのは父だけではない。レイモンドだって母を亡くしたのだ。

 そんな中生まれた妹を、どうにか幸せにするために奔走していた。


 結局ジェイディスは公爵代理であるくせに当主の顔をして屋敷を牛耳った。約束は果たされず、あろうことかデイビッドが傷心中であることをいいことにフォイルナー男爵家に押し込んだのだ。

 別にフォイルナー男爵家のことは嫌いでは無いし、領地の立地もかなり気に入っている。デイビッドがアーデルハイドに与えるために精査した完璧な邸宅だ。王都の中でも素晴らしい建築物であると言える。

 ただ、あのいけ好かないジェイディスがモルヴィアナが手に入れるべきものを全て奪ったことを憤っている。


「モルヴィアナに近づいた理由なんてひとつだろう」

「――ああ、当主就任。純血なる公爵家の跡取りであることを証明するためにモルヴィアナを自身の娘だと証明するつもりだろう」

「上手く隠したはずなのになんでバレた?」


 プレ・デビュタントを五歳にするべきではなかったかもしれない。だがもう少し遅ければモルヴィアナの氷の魔力を隠せなかったかもしれない。――それから、とっておきの秘密も。


 ――私たちの娘は、とんでもなく強い魔力を秘めていた。


 デイビッドの脳裏には死に際に言ったアーデルハイドの言葉が甦っていた。今でも鮮やかに思い出せる、最愛の人の最期の言葉。

 だからモルヴィアナだけは守らなければならないのに。


「あいつに人の魔力を見抜く力はない。お飾りだからな」


 お飾りの代理をあそこまで得意げに話せるのだからとんだ恥知らずだ。レイモンドは口汚く罵った。


「だから俺は言ったんだ。あの男はダメだと。……これなら無理矢理でも俺が代理をした方が良かった」

「バカを言うな。あの頃のお前は自制がなくあのまま当主にでもすれば直ぐにジェイディスを殺しただろう?」

「当たり前のことをどうして聞くんだ。悪人を捌くのは俺達の役目だ」

「……全く、あいつも一応は公爵家の一員なんだ」


 ジェイディスは腐っても公爵家の次男だ。半分しか血が繋がっていなくとも、氷の魔力を開花させた公爵家の純潔な血筋。世間的にはそう映る。

 余程の罪がない限り貴族を罰するにはそれなりの順序が必要だ。きっとレイモンドは問答無用で氷剣を振るったに違いない。


「それが父上の甘いところだ。兄弟の情けなんてかけてやるような男か、あいつが。あいつのせいで母上は――」

「そこまでだ。それ以上は話すな」


 冷たい視線が射抜く。魔力を織り込ませた視線は向けられただけで身体中に剣を突き立てられたような寒気を起こす。

 ぶるり、と恐怖に包まれながらもレイモンドは好戦的に笑った。


「言っとくが次は我慢できないぞ。俺は気が短い。最近は剣の扱いにも慣れてきたところだ」

「……分かっている」


 いいや、とレイモンドは声を荒らげた。


「父上は分かっていない」


 立ち上がって父を見下ろす。その瞳には確かに憤怒が込められている。お返しとばかりに魔力を混ぜて睨みつける。


「モルヴィアナは聡い子だ。もう既に――察している可能性がある」


 苦虫を噛み潰したように顔をゆがめながらレイモンドは乱雑に部屋を後にした。残るのは軋む扉の音だけだ。


 あの頃この場所は幸福が埋め尽くされていた。フォイルナー男爵家邸宅はデイビッドが家族と心を休める別荘にと年中綺麗に保存していたから、いつだって帰れた。

 そう、いつだって帰れた。こんな不名誉な帰り方でなくてよかった。


「――すまない。アデル……私は父親失格だ」




 ◇ ◇ ◇




夕食に現れたのは兄だけだった。モルヴィアナは珍しいこともあるものだと思いながらいつも通りの夕食を終えた。どういう訳か誕生日でもないのに好物だらけの食卓であった。

 いつもであれば苦手なサラダの一つや二つが並ぶものだが、あまりの偏りぶりにどうしたのかと聞いてしまうほど。

 曖昧に微笑むコックやメイドの反応を見て、ジェイディス絡みの問題はそう簡単ではないことを思い知る。接触されただけでこの様子ならば、実際行動に移された場合どうなるのか逆に心配だ。

屋敷中の全員がモルヴィアナを配慮する、ということはそれなりの事実が隠されているのだろう。


 今度は珍しいことに執事のセバスチャンが食事中に入って来た。彼はデイビッドが幼い頃から仕えている執事長だ。常にデイビッドの傍に仕えているのだが、今日はレイモンドに用事があるようだ。

モルヴィアナに話の内容を知らせないよう口元を隠して何かを伝えている。


 このタイミングでセバスチャンが来るということは父が兄に何か話があるということだ。口の動きを見ることが出来なかったので仕方なくレイモンドの方につけていた雪の結晶から声を拾う。

どうしたの、セバスチャンと声を掛ければなんでもないですよと真実は教えてもらえない。別にいい。勝手に聞くので。


 シェリルに会えないストレスに耐えかねたモルヴィアナははシェリルがどんな生活を送っているかを確認するために盗聴器――いや、生活安全保護のための実用品――を設置することに決めた。モルヴィアナの心の声が聞こえる人間はここにはいないので、誰求めるものがいなかったのだ。

モルヴィアナは時としてシェリルについて良識を損ねる。

 雪の結晶は限りなく小さく、目に見えない程度のもので、モルヴィアナが認識している場所であればどこへでも行ける。形は変化自在で見せたいように見せることと出来る。レイモンドの襟に付けた結晶からはしっかりと音が聞き取れた。

 ジェイディスについての話し合いと決まればこれからのことを考えるためにも探っておいた方がいい。モルヴィアナは何も気がついていないふりで二人の会話を盗み聞きすることに決めた。


 そうして、初めから最後までしっかりと聞き届けたのだった。実に有意義な話だった。父の勘は鋭いのか話は途中で打ち切られたが、凡その流れはわかった。

 だとしてもモルヴィアナが全てを理解した上で行動したことはバレていない。


 ――お兄様は、意外と私を見ているようだ。


 ただ愛でているだけかと思えば、しっかりとモルヴィアナを評価(・・)していた。

 あの意味深な視線はモルヴィアナがどれだけ事態を把握しているかを見ていたのかもしれない。

 どちらにせよ、情報が集まり次第交渉する余地はある。能力値を隠していても動きにくいことがわかったので。


 【ナビゲート】に記された自分が頂くべきだった称号をなぞる。元はもう必要ないんじゃないだろうか。


 魔力で氷人形を作り上げる。パキパキと形を人間に整える。触れれば冷たいが幻覚魔法で見た目を整えれば本物と変わらない。この屋敷に勝手に体に触れる不届き者は父か兄くらいしか居ない。

横たえて寝ているだけならば誤魔化せそうだ。朝が来れば霧のように跡形もなく無くなるだろう。

 自分の顔をした身代わり人形をベッドに寝かせて動きやすい服に着替える。出来るだけ黒い方がいい。夜道を歩くのにフリルもリボンも、白もピンクも――目立って仕方がない。


 魔力の減りは感じない。普通、魔力を消費するとその感覚が怠さなどによって体調に現れるらしいが、モルヴィアナは生まれてから一度も魔法の倦怠感を感じたことがない。

 どのような魔法を使ってもミミズほどの魔力しか消費しない。普通の人間であれば十分な量でも、息をするだけで最大魔力保有量が増えていくモルヴィアナの魔力は最早無限だ。

 一般的に無駄遣いだと言われる行為だって臆することなくできる。


「この一ヶ月ほど自由にお出かけが出来て助かった」


 予め魔法をかけていたローブを着る。これで魔力を感知されることは無い。フードをを深く被って【空間移動】の魔法を起動した。

 一度足を運んだ場所であれば魔力を消費すればどこへだって行ける。まだ国をまたいだことはないが、試す価値はありそうだ。

 何億分かの1を消費したところで周囲に人間がいないか【魔力探知(サーチ)】で確認する。毎秒【魔力探知】をしておけば周囲に何があるかを確認できて楽だ。まだ範囲は狭いが手の届く範囲の敵さえ分かれば後はどうとでも太刀打ちが出来る。

 プレ・デビュタントを迎えてから氷魔法の精度が格段に上がった。何故あんなに魔法が使えなかったのかと首を傾げるほどだ。


 まずは公爵家の情報から集めよう。人通りのない暗闇の中を歩きながら、モルヴィアナはゆっくりと【ナビゲート】の指示に従う。

 【ナビゲート】の指示の元に数日前から準備はしていた。【クエスト】に表示された素材を【ダンジョン】で集めるにはそれなりに苦労した。そもそもFOLは主人公を含む四人のパーティで【ダンジョン】を攻略するMMORPGだ。

 特にストーリーに関係する【ストーリー・ダンジョン】は四人で攻略が済むように作られている。他のソロ制限ありのダンジョンとは違い、まったくソロ向けではない。

 一日で終わらせるところを何日もかけてしまうのは致し方ない。モルヴィアナは目的のためであれば忍耐ができるタイプだったので耐え忍んで毎日一ボスずつ倒した。中ボスを五人も用意しているクソ長い【ダンジョン】を攻略した後は二度と来るかボケと叫びながら静かに自室に空間移動等をした。


 そして今手に持っている鍵こそが【ストーリー・ダンジョン】で落とされるキーアイテムだ。


 路地裏に捨てられた至って普通の古ぼけた時計。片手で持ち上げられる程度の手のひら大の時計は、チクタクと時を刻んでいるがその時間はもうめちゃくちゃだ。

 反対側の壁にある突起にその時計をかけて、秒針を弄る。【ダンジョン】に落ちていた手記に記された数字通りに時計を進めると行き止まりだった壁が動き出した。


 音もなく開いた入口に真っ直ぐと足を踏み入れる。真っ暗闇だった空間はモルヴィアナが歩き出すと次第に両側に炎を灯す。どうやら魔力に反応して点灯しているようだった。

 石造りの地下通路を通り抜けると、今度は飲み屋のような内装の部屋にたどり着く。今度は自動で灯りはつかないようだ。モルヴィアナは自身の魔力を流し込んで、ランタンを手に取った。


 奥の方から声が響いた。


「……ここは店じゃないですよ」


 男とも女とも取れる声。カウンターの前で何か飲み物を作っているらしい。グラスの持ち手にモルヴィアナの名前が彫り込まれていた。ここまで記憶通りだ。やはりゲームの中にあったギミックやイベントは余程の矛盾がなければ同じように運ばれるらしい。

 フードを目深に被った姿は、モルヴィアナと同じように魔力探知を弾く魔法が仕込まれている。


 でもそんなことは意味が無い。モルヴィアナはここに何があるかも、誰がいるかも、その常連ですら把握している。


 ――ストーリーに組み込まれてしまったばかりに。


「"シェリーが飲みたいわ"」


 魔力を声に乗せて、【ナビゲート】に従って銅貨を三つ置く。姿形で侮っていたらしいその男は、少しだけ動揺したようだ。魔法のフードののせいで【ナビゲート】の情報は所々虫に食われたようだが、特に困ったことは無い。


 そう、そろそろ【秘密結社(SS)】を解放しなくてはと思ったから、ちょうどどれくらい使えるのかを確認しに来ただけだ。

 

閲覧ありがとうございました。

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