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俺だけ超人な世界  作者: 斗毛利大
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第9話 俺のなんだけど?

第9話 俺のなんだけど?


滝都は国の法を大きく変え、国民の意識さえ

変えていった。もはや総理大臣ではなく国王

と同等の存在へ変化していった。国民には

もう逆らう者はいなくなっており、周辺の

諸国までも従うようになった。いつしか

世界の7割の国と地域は滝都の支配下に堕ち

世界は明らかにおかしくなっていった。

この頃になると家族の前でさえ横柄になり

従わなければ処罰を与えるほどだった。


「もう、やめてよ。滝都、私たちしんどい

わ。」

泣きながら訴える日菜未。

「なんだと?俺は正しい事をしている。

何も分からないお前が言うな!」

最愛の妻でさえ、愚民のように扱う滝都。

「おい!原谷滝都!」

そんな中、声を荒げる青年が。

「なんだ貴様。俺に逆らうのか?」

「お前は世界制服の為に家族を裏切る

のか!」

久々に出てきた反抗する者に怒りを見せる

滝都。

「あぁ?貴様に何が分かる?国を治める

能力もないくせに何を巫山戯た事を。」

「大事にしない家族は俺が貰います!

俺の方が絶対に大切に出来ますからね!」

「貴様は何を馬鹿な事をほざいている?」

とんだ馬鹿と思い、嘲笑う滝都。

「お前には孤独が1番だ!」

「この世界は全て俺のなんだけど?

馬鹿なの?」

嘲る言葉しか出ない滝都。

「お前は処刑だぁ!」

部下に指示を出す滝都。

「お前こそ処刑されるべきなんだぁ!」

滝都の部下に連れられ処刑場に持ってかれる

青年。そして彼は死刑となりこの世を

去った。


もはや完全に世界を牛耳った滝都。毎日、

欲望を満たす滝都。非人道的な事も容赦なく

行い、日々を楽しんだ。いつのまにかなぜ

自分に超人能力が身についたのか考える

ことが無くなり、永久的に世界を支配した。

次回、俺だけ超人な世界 第10話疲れたん

だけど?


第9話 完

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