562 【水島編】成長と白いなにか!【挿絵有】
五百六十二話 【水島編】成長と白いなにか!
水島母が帰ってからオレたちは3人で晩御飯を食べることに。 しかし水島は水島父の秘密を知ってしまい少しブルーになっている……こんな状態で楽しく食事が出来るものなのかと心配していたのだが……
「うわああああ!! これ、前にパパに連れて行ってもらった揚げ物屋さんのより全然美味しいーー!!」
エビフライを口にした瞬間水島の表情が一変。
やはり食の力は偉大ということなのだろうか……目をキラキラさせ優香に尊敬の眼差しを向ける。
「そう? それは嬉しいけど……さすがにお店レベルのと比べられたら私のなんてまだまだだよ」
「ううん、ほんとーに美味しいですー! 花ちゃん、エビフライ一番好きだからこのサクサクした感じとか最高ですーー!!」
「あははは、ありがと。 でもこれくらいなら花江ちゃんもちょっと練習したら出来るようになるよ」
「いえいえそんな無理ですってー。 花ちゃんも料理、ちょっとは作れるけど油使ったのはやったことないもんー」
「大丈夫。 桜子だってすぐに上達したんだから」
「桜子……え、結城さんもこれ作れちゃうんですかぁーー!?!?」
なんとも明るい食卓。
それからも水島はいろんなことを優香と話してはいたのだが、水島的に先ほどの優香の『桜子も作れる』発言がかなり刺さったのだろう。 「大人しい結城さんが実はこんなすごい特技持ってたなんて」と小さく呟いていたのだった。
そうして盛り上がった晩御飯の後、オレは優香の「じゃあどうしよっか。 ご飯も食べ終わったし、私は食器洗っておくからダイキか花江ちゃん、どっちか先にお風呂入っておいで」の発言に即座に反応。 すぐに「水島、先は入っていいぞ」と親指を立てる。
「え、いいのー? でも悪いよー」
「構わん。 オレはレディーファーストなんだ」
「そうなの? じゃあ……入っちゃっていいですかお姉さんー」
「うんいいよ。 お風呂場寒いかもと思ってお湯熱めにしてるから……熱かったら水で冷ましてもいいからね」
「はーーい」
こうして水島は1人浴室へ。
クックック、これで水島使用済みパンツや水島成分のお湯を……ゲフンゲフン!
◆◇◆◇
水島がお風呂から上がった後。
オレは優香から「先にいいよ」と言われたためすぐにお風呂場へと直行……身につけていた衣服を全て脱ぎ捨て、洗濯機の中に入っていた水島のパンツを発掘する。
濡れたタオルが重なってたからなのかパンツはほのかに湿っていて……でもそれが何故か変に生々しさを強調させているぜ。
えー、では早速参りましょう。
周囲に誰もいないことを確認してからのー……
手を合わせてください。
「いただきまーーーーーーす!!!!!」
オレは両手の上に広げた水島パンツを勢いよく自分の顔へ。
うーーん!! やめられない止まらない!! パンツパンツパンツ!!!
ちなみにオレはどことはあえて言わないが、ちょうど繋ぎ目のような箇所を重点的に堪能。
オモテ面を楽しんだ後は本命のウラ面。 オレは慣れた手つきでクルリとひっくり返すと先ほどと同じような位置に鼻を持っていく。
しかし……そう、そこでオレは衝撃的なものを見つけてしまったのだ。
「なっ……なんてこと!!! 水島のやつ……まだかなり短いが……生えてる……だと!?!?」
もちろん何が……とは言わないぞ。
オレはそれを人差し指と親指で慎重に掴みとると熱心に観察を開始。
優香やギャルJK星のでも興奮はするが、そこまでの興奮ではない。 生えてきている途中だというのが重要……つまり水島は今絶賛大人の身体に変わろうとしている、いわゆる大人の身体への階段を一歩上り始めているということなのだ。
そんな貴重な一歩のシーンに立ち会えるなんてなんという幸福。
オレはそのとある物に頭を下げると、それ以上の趣味はないのでそれはゴミ箱へとポイ。 パンツに別れを告げて水島成分満載の湯船へとダイブした。
おーおー、冬で乾燥していた肌に水島成分が染み込んでいくのが分かる……毛穴たちが『yummy! yummy!』言ってるぜ。
「あー、やべ。 お風呂上がりに肌がプルップルなってたらどうしよ」
オレは水島成分満載のお湯をこれでもかというほどに満喫。
しかし今日は魔獣ハンターが控えているため長風呂をするわけにはいかない。 オレは速攻で髪やら身体やらを洗うと、再び水島成分を体全体に馴染ませてから優香へとチェンジ。
優香曰く水島が優香の部屋で髪を乾かしているとのことで様子を見に行ったわけなのだが……
「な、なんだ水島その格好は!!!」
オレはそこにいた水島の姿を見て驚愕。
だって仕方がないだろう……当初水島は厚手のワンピース的なモコモコパジャマに毛糸のハイソックス的なものを履いていたのだが、パンツを持ってくるのを忘れていたのか……?
水島の足の間からはかつてのオレの相棒……白鳥さんが元気よく反り立っているではないか。
「あーこれ? 花ちゃんがパンツ持ってくるの忘れてどうしよーって言ったら今夜はこれ履いててーって。 お姉さんのパンツは大きかったしご主人さまのパンツもスースーするし。 だからこれが1番なんだって」
水島が白鳥さんの頭を胸のあたりで抱きしめながら「えへへ」と微笑む。
それにしてもあれだな、まるでパイず……ゲフンゲフン!! 白鳥さん……なんて幸せそうな顔なんだ。
そしてここで気づいたことがもう1つ。 オレは男には全く興味がなく、男が履く白鳥さんなんてもはや罰ゲームレベルに見たくないランキングに匹敵するものなのだが、どうしてこうも女の子が……いや、水島が履いた途端に超絶エロく見えてしまうものなのだろうか。
もしかして『美人は何でも似合う』っていうけど、これもその現象なのか?
それにしてもとてつもなくエロい。
オレは優香がお風呂から上がってくるまでの間、ずっと水島をガン見していたのであった。
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