Prolog〜強化素材は無いわ〜
初めまして!筑紫と申します!
これが初めての作品です!
お見苦しい部分もあると思いますが、どうぞ温かい目で見てやってください!
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俺は本当についてない。生まれた時から、死ぬ時もそうだ。
でもまさか、滑って転んだ先に自立した尖ったナイフがあるなんて、誰が予想しただろう。
はぁ...24で死ぬなんて...ついてないなぁ…
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「ん....」
俺は目を覚ました。
「っと....ここ...どこだ....?」
俺は知らない場所に倒れていた。
静かで、暖かくて、綺麗な森。
あぁ...ここが天国か…
....ピピ
「ん?」
「キャラクター登録完了。続いて、ステータス設定に移ります。」
....は?
何処からともなく聞こえてきた声は、続けて
「設定完了。種族:教科合成素材。コスト:9999。ステータス:全て100 レベル:1 レベル上限:1」
.....はぁ?
「設定完了。」
「おい!なんなんだよここ!んでなんで俺の種族強化素材何だよ!おい!」
色々言いたいことがあるが、返事はない。
「これって...いわゆる転生ってやつ...?」
どうやら俺は転生したらしい。こんなアニメでしか見た事がない出来事に、俺の脳はついて行けなかった。
そして数時間後...
「うひょー!もしかして俺って...ゲームの世界に転生したんじゃね!来た!俺の時代が来た!」
生まれて此方運がなかった俺だが、どうやらようやくツキが回って来たらしい。
.....そう思いたかった。
「....でも強化素材って何だよ…いや...主人公補正無いの...?なんでよりにもよって...」
問題はそこだ。なんで強化素材なのか。
勇者とか、魔王とか、色々いるけど、なんで強化素材なのか。
「はぁ...やっぱりついてねぇ...」
とりあえず、こうしていても仕方ないので、俺は街を探すことにした。
だが、俺は知らなかった。このゲームの難易度。
そして強化素材がどのような扱いなのかを。
これでPrologは終わりです。
さて、この男はどうなるのか?
最後まで見ていただけると幸いです!