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家庭の味・カレーライス

 次の日の夜、涼太から実家の鍵を回収するために、久しぶりに実家のインターフォンを押した。最後に押したのはいつだろう。

 お母さんがいつも家に居たころは、友だちと遊んで夕方近くに家へ帰る。そしてインターフォンを押すと、数秒後には「おかえり」と同時にお母さんの笑顔が飛び込んでくる。小学生のころの遠い記憶が浮かんだ。

 そして、現在は。

「うわ、姉ちゃん」

「なに、その反応?」

 弟が面倒臭いというのを顔全体で表現していた。

「いや、とくに深い意味は」

「ふーん」

 涼太の反応を無視して我が家に入るとなんだかほっとした。

 和室へ入り、仏壇の前に正座をした。涼太とお父さんが、こまめに花を変えているのだろう。相変わらずお母さんが好きそうな花が活けられていた。

 写真を少し眺め、ゆっくり手を合わせた。私は元気にやっています、と心の中で語りかける。返事はなにも返っては来ないけれど、気持ちが穏やかになるのを感じた。

 リビングに戻ると、涼太が夕飯の準備をしていた。

「姉ちゃん、明日休みってことは、今日は家に泊まるんだろう」

「うん」

「夕飯、カレーだけどいい?」

「うん」

 ソファに座り、無意味に天井を見つめた。そして大きな欠伸が出てくる。そのまま背もたれに沿うように、ソファに転がる。手を伸ばして届くクッションを掴み、胸に抱えた。

 このまま眠ったら絶対に気持ちいい。

 意識が遠のくのと同時に、カレーのいい匂いが鼻をつく。

「姉ちゃん、カレーできた。寝るなら夕飯食べてから。寝るなら部屋」

「うーん、わかった」

 目を無理やり開けて体を起こす。ダイニングテーブルの上は、夕飯の準備がしっかり整っていた。

 涼太ならいつでも嫁に出せる。

「俺は嫁をもらう側だ」

 あ、思ったことを口に出していたんだ。

 空腹と眠気で、思考回路が正常に動いていないらしい。とりあえず空腹を満たそう。

 のろのろと立ち上がり、カレーの前に座った。

「いただきます」と言いながら、涼太にお辞儀をすると「召し上がれ」と言う言葉が返ってくる。

 野菜がごろごろと入っているカレーは杉山家の味だ。お母さんが死んで、涼太が作ったカレーを食べて泣きそうになったのを今でも覚えている。実家で涼太の作ったカレーを食べると、必ずそのことを思い出す。

「涼太、お父さんは?」

「今日は飲み会だって」

「そう。ねえ、大学卒業したら一人暮らしするって、本気で言ってるの?」

 今年の四月で大学三年になった涼太は、就職関係の相談を私にしたとき、一人暮らしのことも相談してきた。

 私も就職同時に一人暮らしを始めたから驚きはしなかった。こんな家事のできない私ですら、なんとかやっていけるのだから、涼太ならまったく問題ないと思う。問題はお父さんだ。

 お父さんは私と同じで不器用で家事ができない。つまり私がお父さんの不器用遺伝子を受け継いでしまった。逆に、涼太はお母さんの器用遺伝子を受け継いでいる。私もそっちの遺伝子がほしかったと、年齢を重ねれば重ねるほど思う。

 私としては、お父さんが心配でたまらないのだ。

「姉ちゃん、大丈夫だよ」

「なにがよ」

「俺さ、大学に入ったときに、父さんに宣言してるんだ。大学に入ったら、父さんの分の家事はしないって」

「なにそれ。私、初めて聞いたんだけど」

「うん、初めて言った。俺がそう言ったとき、父さんさ、わかった、家事を教えてくれって言ってきたんだ。だから、姉ちゃんよりも家のことはできるようになってるよ。ワイシャツやハンカチも自分でアイロン掛けするし、靴もピカピカに磨いてる」

 そんなこと初めて知った。最近、お父さんを思い出してみる。身なりは涼太が洗濯、アイロンをやっていたころとなにも変わらない。玄関に置いてあった、靴もきれいだった。

 知らない間に、涼太がお父さんを教育していたらしい。まったくよくできた弟だ。それに比べて私は駄目だな。本来なら長女の私がそういうことをやらなくちゃいけないのに。

「涼太、ありがとう」

「なんだよ、姉ちゃん気持ち悪い」

「ちょっと、人の素直な言葉に対して気持ち悪いとはなによ」

「ああ、ごめん。いいよ、俺の判断で勝手にやったんだから」

「結構前から一人暮らしのこと考えていたの?」

 涼太が大学受験の時は私が就職活動。涼太が大学一年時には私が新社会人。お互いの人生の節目が被ってしまった。涼太も自分のことで大変だろう。それでも私に気を遣って、これと言った相談や我儘を言わなかった。

 当時、できる限り話を聞くようにしていたけれど、今思い返せば私が涼太にしてあげられることは、もっとあったんじゃないかって思う。

「いや、大学入学したときは、就職と同時に一人暮らしをしようとまでは考えてなかった。最近、高校時代の友だちの親が再婚したんだ。俺、父さんが再婚するとか考えたことなかった。でも、父さんだって、まだ五十代半ばだし、そういう未来があってもいいんだよなと思って」

 そっか。そうだな、と思った。お母さんが死んで、男手だけで私たち姉弟を育ててくれた。私が就職して、涼太も再来年は社会に出る。そうなれば、お父さんにはこれから好きなことをしてほしい。私も同じ気持ちだった。

「うん、そうだね。今まで私たちのためにずっと頑張ってくれたもんね。これからはお父さんに好きなことをしてもらいよね。そのためには、お父さんを一人にしてあげることも必要だね」

「それに、俺も一人で頑張ってみたいし」

「そこまでちゃんと考えているなら、涼太の好きにすればいいよ。それに私も涼太に甘えすぎているね。お姉ちゃんも家事、頑張る」

「うん、頑張った方がいいよ。嫁に行けなくなるぞ」

「うるさい」

 涼太は「真実だから」と言って、カレーのお代わりをよそって、ガツガツと食べだした。涼太がご飯を勢いよく食べるときは照れている証拠だ。久しぶりに私と真面目な話をしたせいだろう。

「ねえ、スペアキーできたの?」

「うん、後で渡す」

「そう。ところで、なんで鍵が曲ったの?」

「教授が書類を小さめの本棚の下に落としちゃって、それを取るために本棚を動かしたら、ポケットから鍵が落ちたみたいでさ。それに気が付かないで本棚を戻したら、本棚の下敷きになって曲がった」

「それは大変だったね」

 もっとすごいことで曲がったのかと思っていから、案外普通でつまらないな、と思ってしまった。

「佐々木さんとあの後、食事に行ったんだろ?」

「うん」

「どうだった?」

「なにが?」

「なにが、じゃないだろ。俺がせっかく気を利かして二人きりにしてあげたのにさ。連絡先を聞いたり、手繋いだりしなかったのかよ」

「気を利かしてって、先輩からの呼び出しは嘘だったの?」

 涼太は事もなげに「ああ」と言った。

 こいつ、一体なんのために気を利かしたのよ。

「じゃあ、あの電話は誰からのなの? まさか一人芝居?」

「違う。先輩から電話があったのも、データ集計の手伝いを頼まれたのも本当。ただ、明日手伝ってくれって言われたんだ」

「まったく、涼太はなにを考えてるのよ」

「うん? いや、だって佐々木さんって、姉ちゃんのこと気に入っているみたいだったから。佐々木さんみたいな人が彼氏だったら安心だなと思って。姉ちゃんだって満更でもないだろ」

「なに言ってるのよ。そんなわけないでしょ」

 佐々木さんのなにを見て、涼太がそう思ったのかは知らないけど、あくまでも佐々木さんは私のことを友だちという認識しか持ってない。それは私も同じだ。

「そうかな。俺の勘って結構当たるんだけどな」

「あっそ。今回は外れだったんじゃない。男の勘なんて、女の勘には勝てないわよ」

「一般的にはね。姉ちゃんは鈍感だし、俺の方が敏感だからね」

「はあ、私のどこが鈍感なのよ」

「鈍感って気が付いていないところが、もう鈍感だろう」

「うるさいわね。佐々木さんとはご飯食べたり飲んだりする友だちです」

「ふーん。メシ友、飲み仲間ってところで収めたんだ。じっくり攻める系の人なんだ」

 涼太は独り言のように言っているけれど、しっかり聞こえていた。一人勝手に納得している涼太を横目に、カレーを食べ切った。

「お皿洗うから、早く食べちゃってね」

 自分のお皿を流しに置くと、後ろから「嘘! 姉ちゃんが皿洗うの? 絶対に皿割るなよ」と聞こえてきた。

 なんでこうも一言多いかな、涼太は。素直にありがとうって言いなさいよ。そう言ってやりたかったけれど、ぐっと堪えた。いろいろと家族のために頑張る涼太を労うためにお皿を洗うんだから、これで文句を言ったら意味がない。

 なにも聞こえなかったことにして、鍋や食器を洗った。

 食器が洗い終わりリビングへ行くと、涼太はソファに座ってニュースをぼんやり見ていた。その横顔がお父さんにそっくりでびっくりした。

 顔は涼太が父親似で、私が母親似だ。それはよくわかっているけれど、よその家族を見て似ていると思ったのと同じくらいの感情で思ったのは初めてだった。

 涼太も男の渋みみたいなものが若干出てきたのかもしれない。涼太のくせに生意気、と思う。

 涼太は軽く伸びをすると、そのままソファに寝転んだ。脇腹をかきながら、テーブルにあるリモコンに手を伸ばす。

 渋さなんておしゃれなもんじゃない。ただ、おっさんになっただけか。

 その姿に小さくため息をついて「涼太、お風呂入ってくれば?」と声をかけた。

「今日はいい。明日の朝、シャワー浴びるから」

「そう。ねえ、携帯、点滅してるけど」

 テーブルの上に置いてある涼太の黒い携帯の背面ディスプレイのライトがゆっくりと点滅していた。

「誰だろう。うあ、佐々木さんから電話だ」

 ものすごく嬉しそうにしている涼太を見て『恋する乙女か』と、背中に向かって口パクで言ってやった。

「姉ちゃん、羨ましい?」

「はあ?」

「俺は佐々木さんの連絡先を知ってるのに、自分は知らないで」

「涼太、いいことを教えてあげるね。私と佐々木さん、連絡先交換しているから。電話もメルアドも全部知っていますから」

「なんだ、つまんない」

「早く佐々木さんに電話しなさいよ」

 私はそのまま、お風呂場に行った。

 なんで私が涼太に煽られなくちゃならないのよ。

 服を脱いでいると、涼太の話声が微かに聞こえてきた。ちょっと気になって、ドアを数センチ開けた。

「姉ちゃんですか…………とで……の…………ですよ」

 私がどうしたんだ。涼太、変なことを言ってないでしょうね。

 衣擦れの音も邪魔になり、中途半端な格好で動きを止めて聞き耳を立てる。

「そうなんですよ。ぷっ、あはは。そうそう、……のと……で……姉ちゃんもです」

 私がなに? もうなんで私の話題で盛り上がっているのよ。なにがそんなに面白いのよ。ああ、馬鹿みたい。別になんだっていいじゃない。お風呂入ろう。

 髪と体を洗って、湯船には浸からずにでた。

 佐々木さんとの電話はもう終わったらしく、涼太はリビング周りを軽く片づけていた。

「姉ちゃん、もう出たんだ」

「涼太」

「なに?」

「今度、佐々木さんに会ったとき、お礼と謝罪、ちゃんとしなさいね」

「謝罪? ああ、交換条件みたいなことをしたからだよね?」

「そう。佐々木さんは気にしていないけど、こういうことは失礼なんだからね」

「わかってるよ。ちゃんとお礼も謝罪もします」

「うん、わかっていればいいのよ。私、もう寝るね」

「ああ、お休み」

「お休み」

 自分の部屋に入り、久しぶりに実家のベッドに体を預ける。肩に掛けたままになっているバスタオルをイスの上に放り投げて、布団にくるまった。何度か寝返りを打っても眠気が来なかった。

 髪を乾かすのが面倒でここのままでいいやと思っていたけれど、目が冴えているならちゃんと乾かそうと体を起こした。

 もう一度バスタオルを肩に掛けて、ドライヤーの熱風を髪の毛に吹き付ける。ゴーという音を聞きながら、明日はなにをしようかなと考える。

 飲み会で帰りの遅いお父さんが帰ってくる前に寝ちゃいそうだし、明日は早く起きて朝食を一緒に食べよう。

 それから家でごろごろしてから、アパートに帰るか。

 だいたい乾いた髪に櫛を通して、また布団にくるまった。

 頭がドライヤーのおかげで温まって、ふわふわとした感覚に包まれた。ゆっくり呼吸をすると、眠れなかったのが嘘のように意識が薄れていった。

 意識がふわり上がり、目を開けた。体を起こし時計を見ると、針が二時五十分を指していた。

 変な時間に起きたなと思い、もう一度、頭を枕につけたとき、違和感を覚えた。深夜二時がこんなに明るいはずがない。時計をもう一度よく見た。十時十分だ。

 びっくりしてリビングに行くと、お父さんも涼太もいなかった。ダイニングテーブルには一人分の朝食が残されている。その隣には小さなメモが置かれていた。


『宏実、疲れているようだから、起こさずに会社に行くぞ。今度、帰ってきたときに酒でも飲もう。休みの日はゆっくり休め。

  父


テーブルにスペアキー置いとく。朝飯食べたら食器は洗っておいて。それと帰るときは、戸締り、ガスの元栓は閉めておいてくれ。

  涼太』


 久しぶりにお父さんの文字を見た。相変わらず、少し右下がりの優しい文字だった。

 涼太の字は相変わらず汚い。もっときれいに書きなさいよ、とメモに向かって言った。

 テーブルに載っているサンドイッチとサラダのラップを外す。両手を合わせて「いただきます」と言ってから、サンドイッチを掴んだ。

 朝からこんな具たくさんのサンドイッチをよく作れるなと感心しながら頬張る。

 トマト、レタス、ゆで卵、マスタードのサンドイッチ。チーズ、ハム、マヨネーズのサンドイッチ。ポテトサラダとピクルスのサンドイッチ。

 どれもこれも美味しい。やっぱり涼太はいつでも嫁に行ける。

 お皿を片づけて、近くのスーパーに行くことにした。家の冷蔵庫を見たらビールが少なかった。なら買い足しておいてあげよう、と思い立ったからだ。

 倹約家の二人はビールではなくて発泡酒をいつも買っている。たまにはいいじゃないか、ビールでも。少し値の張るビール六缶を買って、冷蔵庫に入れておいた。

 そして私も二人に倣って、メモを冷蔵庫に貼ってみた。


『お父さんへ

早起きようと思ってたんだけど睡魔に負けた。また顔出すね。

冷蔵庫のビールは私のオススメ。飲んでね。


涼太へ

ビールはお父さんのために買ったけど、お父さんから許可をもらえば飲んでよし。

朝ごはん、ありがとう。美味しかった。

  宏実』


 ゆっくり歩きながらアパートへと帰った。梅雨入りした空は今にも雨が降り出しそうで、傘を持っていない私には曇り空があと三十分くらい持ってほしいと思う。

 アパートまであと数メートルというところで、雨がザッと降り始めた。小走りでアパートのエントランスへ向かった。

 部屋に入り、服も髪も濡れてしまったので、いつもより早めのお風呂にした。

 撮り貯めていた映画やドラマを観ながら、デリバリーのピザを食べているとスマホが鳴った。

 映画が佳境にさしかかっていて、画面を見ずに「はい、杉山です」と出てしまった。私の勘では涼太だと踏んでいたからだ。

「もしもし、佐々木です」

「え、佐々木さん」

 観ていた映画を一時停止し、口の中に残っていたピザを急いで飲み込んだ。

「ごめん、びっくりさせたかな?」

「いえ、そんなこと」

「今、大丈夫?」

「はい」

「来週、空いている日あるかな?」

「来週なら水曜日が休みです」

「じゃあ、その日夕飯でもどう?」

 勢いよく「はい」と言ったら、手元にあったリモコンが触れてしまい、映画が再生されてしまった。

 その瞬間、女性の悲鳴と化け物の雄叫びが繰り出された。

「なんかすごい声が聞こえるけど、そこ安全な場所だよね?」

「いや、これは、今日は休みで、家でホラー映画を観ていて、間違って再生をしてしまっただけです。決して変なことに巻き込まれていませんから」

 状況を説明しながら、映画を停止して、テレビの電源を切った。

「そう、それならいいけど。ホラー映画好きなんだ」

「はい。精神的にじわりじわり来るものからゾンビものまで、なんでも来いです」

「へえ、今度お勧めの映画があったら教えて。僕も結構ホラーもの観るから」

「そうなんですか? 来週、会うときにお勧めのDVD、持っていきます」

「楽しみにしてるよ。どんなところで食べたいか考えておいてね」

「はい」

「それじゃあ」と言って、佐々木さんは電話を切った。

 いや、焦った。電話の向こうで色々な叫び声が聞こえて、びっくりしただろうな、佐々木さん。

 来週はどこに食べに行こうかな。近くの雑誌を引っ掴んで、ページをぱらぱらと捲った。

 あ、映画。あのヒロインが死ぬかもしれないんだった。

 雑誌を閉じ、途中から再生をした。

 ヒロインが死にそうな感じで化け物に追われていたのに、ヒロインの機転で化け物は崖に落ちてしまった。なに、このしょぼい展開。結局、うまいこと治まり平和になりましたとさ、おしまい。前半から半ばに掛けて盛り上がりを見せておいて、この結末はない。DVDをレンタルして観なくてよかった。地上波で充分だよ、これは。

 テレビを消して、雑誌を見ながら、ネットで行きたいお店のリサーチを始めた。つまらない映画を観たあとは、別のことで楽しむのが一番。

 気になるお店やそのお店のクーポンをスマホに保存をする。佐々木さんの好みもあるだろうから、今日調べた所に必ず行けるとは限らないけれど、加絵と行くのもありだし、新しいお店の開拓にはいい時間だった。

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