おまわりさん 彼女達に振り回される
夏休み中はヒロインは学校という物に束縛されず主人公にアタックしまくる絶好のチャンスだ
そのチャンスを物に出来なかったらどうしよう そんな不安から彼女達は墜ち掛けるのだ
野口千里は目を離すと直ぐにその手の男についていきそうになるし、樋口まこは常にマラソンという刺激を与えないと脱ぎそうになるし、福沢エリは化粧がピカソになったり大量の詰め物を己の山に打ち込もうとするしで大変だった
職務がなければもっと派手に動けるのだが、いかせんそれは出来ない
だから可能な限り彼女達の面倒を見た
しかし、ココからは先はゲーム外のことだからどうなるか分からない なんたって現実?だし もう夏休みも終わって1週間たったしな
だが流石に大変だから主人公くんに押し付けるか
そう思い俺は自転車に跨りパトロールと称して彼の自宅に行った
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野口千里~
私とあの人の出会いは駅でのロータリーだった
私には気になる人がいて、その人に目をかけてもらいたくても方法が分からなかった
だけどたまたま友人から男の人にアドバイスを貰うといいと教えてもらって、良く分からないけどYbee知恵袋で質問をした
するとあって話がしたいというおじさんがいて、会うことにした
お互いに年齢差があるから従妹ということで誤魔化そうということになった
実際にあった人はアレな感じだったけど、彼を求める私には先生に見えたのだ
詳しくはどこかカラオケとかで話す流れになった時に、見た目が怖いおまわりさんが来た
打ち合わせどおり従妹にしたが相手が私の名前を間違え失敗した 後から話を聞くと、私と会ったおじさんは若い人を食い物にする人で逮捕された
私はもう、恋愛について分からなくなり助けてくれたおまわりさんに
「じゃあどうすればいいんですか?!私には、私には参考書に載っていない事は解りません!」
とヒステリックに聞いたら少し困った顔をして、参考書にと少女マンガをくれた
これなら私も分かる どうすれば彼が振り向いてくれるのか・・・だけどなんでだろう?今は彼よりも助けてくれたおまわりさんのことが気になって仕方が無い
胸が締め付けられるのだ この気持ちは参考書によると・・・
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樋口まこ~
あいつの出会いは夜での道路だ 年々構ってくれない従弟に焦りを募らせ、行動を起こそうとしたときに出会ったのだ
と言ってもあいつにとって私なんて通行人Aぐらいだったと思う あいつはスポーツ大好きな私も惚れ惚れするほどの綺麗なフォームでランニングをしていた 気がついたら身体があいつを追いかけていた
隣で走りたい!そう思うと止めれなかったのだ あいつのペースは年齢を考えるととても早く最初は追いつけなかった
けど、追いつけるようになって横に並んだ時にスッゴク驚いた顔を見てイカツイ顔なのに可愛いと思ってしまった この人のいろんな顔を見てみたいと思ってしまった 従弟と行こうと思ったプールの優待券を渡して誘ってみたら、カナヅチだからと断られてしまった
「じゃあ、私がコーチしてあげる!」
と言っても断られた なぜかその時、従弟に断られた時と同じくらいの痛みが胸にきた
なんで?
と彼に聞くと、「自分みたいなおじさんと行くよりも若い子と遊ぶほうが人生のいい思い出になる」と返されてしまった
胸が痛いよ 走ってもいないのに痛いよ・・・
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福沢エリ~
最近、心身ともに調子がいい気がする
恋する乙女は変わるというものだろう 福沢エリは今、あのおじさまに夢中なのだ 相手は化粧品を知り合いに贈ろうとしていて悩んでいたところを私が助けたのだ 私の気にしているこの体型を否定せずにみとめてくれたのだ おじさんとの会話はとても面白く、皆がついていけない化粧の話もしっかりとあう
これを運命といわずになんと言おう 年齢差はあるがおじさんは私を認めてくれた唯一の人
もっと大人になって必ず振り向かせてやる!手始めに胸にパッドを入れたら怒られた「ありのままの君が一番」と言ってくれたのだ
化粧で大人の女優に近づけようとしたときも同じだった もっともっと自分を見て欲しい
私をありのままの自分を見て!!
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なんか、無理やり感がぬぐえない今回のお話・・・まぁ自己満足だからいいか!!
次の作品を考えているのですがネタ神様が降りてきてくれません、どなたかヒントをください
お願いします
因みに次回で終わらす予定です