おまわりさん 福沢エリ のためピストルから火を吹かす
さて夜の運動のお陰で、『樋口まこ』の墜ちフラグが無事に破壊できたので次のヒロインを救済しなくてはいけない
正直これが一番難しいと思われる『福沢エリ』だ
彼女は主人公が自分に振り向かないのは、己の美貌が少ない(見事な絶壁の低身長)と思い【綺麗になる薬】という怪しさ満点の物に手を出してしまうのだ
そして幻覚が見え始め、薬を飲まなくちゃ綺麗になれない、主人公に振り向いてもらえないと思い始め薬を手にするため販売元にいき・・・夏休み明けには腕に生々しい傷跡の目が虚ろな彼女になってしまうのだ
正直に言おう シナリオを書いた自分でも酷い物だと思う
確かこれを書いた時は薬物撲滅運動と、バイアグラの値上げを知って書いたんだと思う
自分の書いたシナリオで薬物の危険さを訴えてやる!とか燃えてたな 実際には購入者は登場人物に萌えていたが
相手は国家権力ナンボのもんじゃいだ たった一人のおまわりさんに如何こう出来る相手じゃない
彼女が薬を手にするのはネット通販からだ 今ならお試し~という甘い誘いにのってしまうんだよな
どうする?国家権力ナンボのもんじゃい相手に何処までできるか・・・『目が繋がった警官のピストル』が自己主張するように震え始めた
「俺を使え」
といわんばかりに、流石に前世でも人殺しはしたこと無いチキンな俺だ そんなことは出来ない
だが俺はこのピストルの凄さを前々世でみた
そうだ 殺さなくてもいい 厄介なやつらが相打ちになれば・・・
刃外組 事務所前~
「ばきゅん!ばきゅん!」
「カチコミじゃー!!」
「なんじゃと?!相手は何処の組だ?」
「走り去ったアフロ姿を見る限り亜負露組の奴です!」
亜負露組~
「ばん!ばん!」
「何事だ?!」
「オジキ!我らのアフロ神様のアフロに銃弾が打ち込まれてます!」
「なにぃ?!ちらっとだが、ハゲ頭が見えたから刃外組の仕業か!戦争じゃ!!」
作戦は見事に成功した
敵対している組織同士で抗争を起こさせたのだ この『目が繋がった警官のピストル』は自分が発砲音を声に出すとあたかも本物のように聞こえるのだ これで組は薬を売る暇がなくなるはずだ
『福沢マリ』の薬購入ルートは潰したがまだ不安だ
あくまでココはゲームと似た世界である現実?だ 学生の夏休みが終わるまで油断は出来ない
ちょっと長いので次回も福沢エリのお話になります
ちなみにヒロインの名前はお札に載っている人物を元にしています