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老執事、今度は男神に説教をくらう
長かった、の一言しかなかった
かつて自分が書いたシナリオと似た世界に女神に転生させられ登場人物たちを救って来たのだ
さて転生する前の約束ならここいらで女神様から天国の門をくぐらせてもらうはずだが・・・
なんで目の前には門ではなくシックスパックが見えるのでしょうか?
「漸く死んだか人間よ」
「はぁ、100年近く生きて漸く天寿を全うしました。あの女神様はどちらにいらっしゃいますでしょうか?天国の門をくぐらせてもらう約束なのですが」
「貴様のように心が汚れた人間が天国などにいけるわけ無かろう、戯けが!」
あまりの大声に驚き腰を抜かしてしまう
「な、何が原因でしょうか?」
「これだ」
投げ出された物を見ると・・・
「『俺の女友達がこんなことされるはず無い』・・・ギャルゲーだこれ!」
「そう、かつて貴様がシナリオを書いたものだ」
「まさかとは思いますが」
「うむ、貴様をその世界と似たところへ転生させる。そして己の卑劣さを止めてみよ!」
雷が鳴ったともったら俺目掛けて落ちてきた
「さぁどうなるかな?彼女をあんな目に遭わせたのだ。守りぬけよ?」