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第9話思いの奔流

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

身体中が痛い


頭が痛い、、、頭痛が痛い


マサムネちゃん、、めっちゃ強かったな


火の縄って何?滅茶苦茶硬くて、解けなかったんだよな


オーバーザー・リミットを何度も使用して、解けはしたけど


てか、オーバーザ・リミットって重ね掛けできたんだな


最後らへんの記憶ないけど、黒の光を感じたな


なんだっけな、、オーバーザ・リミット、、、なんだっけな?


思い出せないな、、記憶無くなった?


「ぃ」


声が聞こえる。女性の声かな?女性だといいな



「おい」

「・・・・」

西城は目を覚ました。目の前には知っている顔の男がいる

「珀白」(珀白か~)

「狂乱の姫は斬り倒した。お前はこの後どうする?」

「・・・・・え?」

衝撃の一言に驚き、体をガバっと起き上がらせる


「・・・・」

「ほんとだ、、、これ生きては」

「お前と違って瀕死でもないぞ」

マサムネちゃんには、剣で付けられたと思わしき傷がある

一つ一つは浅く、深くない傷だが

「・・・・・」

(何十か所あるんだ、、俺が気絶してる間にこんなにも)

出血量も少なく、傷も相当浅い、命に別状はない

ないが、数十か所に浅い切り傷が付けられている。


あのマサムネちゃん相手に


「一応言っておこう。そいつは強い。俺が敬意を示す程に」

「知ってますよ。強いことは」

「いや知らないね。お前如きでは理解出来ない」

「・・・強いってことは知ってますよ」

「いーーや、知らないね。訓練すらも受けてないカスが、理解できる強さではない」

その言葉に西城は少しだけ、ほんの少しだけ、、


殺意が沸いた


「・・・・・・・」

「まあ仕方のないことだ。戦いを知らない矮小なガキに」

「・・・・」

「戦いをし続けている人間を、真に理解することはできない」

西城はその言葉を聞いた時にゆっくりと立ち上がり


「テヤァ!!」

西城は珀白を殴った

「なんだ?怒ったか?」

「効いてるふりでもいいからしろよ!!」

珀白は微動だにせず、西城を見つめ続けている

「マサムネちゃんをお前だけ理解しているのは!!許せない!!」

「・・・」

ビシ!っと指を指しながら、心の内を吐き出す


西城輝樹という男は、普通の人間よりも嫉妬深い人間だ

あまり行動や顔には出さないが、、少しばかり嫉妬深い人間だ


「俺はな!ぶっちゃけ!マサムネちゃんが好みだ!!」

「そうか」

「顔だけで結構好きになってる!!」

西城が拳を振るう。結構軽めに振るっているが、痛いのは痛いぐらいの強さだ

「でも!口は出せない!!」

「・・今、出してるが?」

西城がまだまだ喋る


「怖いんだよ!好みだけど!!初日に殺されかけたから!」

「それはそうだろ。本能だ」

「しかも今日は!!裕理ちゃんも殺されかけた!!」

「お前が放置した彼女な」

「そう俺が放置、、、放置してる!!!!」

今日一の大声が西城の喉から出る


「安心しろ。お前が瞬殺される前に回収して、風乱姫に預けてる」

「ありがとう。俺のミスで殺す所だった」

素直に西城は頭を下げ、お礼を述べる

「ふぅ、、血の気が引いて、、冷静になった」

「それは良かった。で?」

「で?」

「話の続きだよ。俺に嫉妬していて、ムカつく。それでどうするんだ?」

余裕たっぷりの立ち方で、珀白は西城に問う


「・・・強くなりたい」

「いいぞ。なれる方法を教えてやる」

「ほんとか!」

「ダンジョンに潜れば強くなれる」

珀白がダンジョンという単語を口に出す


「ダンジョン、、確か、化け物がいっぱいる場所だよな。あと色んなアイテムもある所」

「・・・まあそんな所だ。化け物を倒して、アイテムをドロップさせて、強くなる」

「そうか、、、レベルアップするのか?強くなるってことは」

「しないぞ」

「じゃあ強くなるってアイテムでってことか?」

「違うぞ」

「???」

ならば珀白が言っている強くなるとは、、そんな風に西城は思っていたのだが

「勝てなければ、逃げれなければ、、死ぬ」

帰ってきた言葉は想像外のものだった


「え?」

「死闘とは、人を強くするためのことだ。というよりも、弱い奴を振るい落とす作業だ」

「俺にそれをしろと?」

「そう。強くならなければ死ぬだけだ」

「・・・・・・・・・」

西城は頭の中がこんがらがってきた


死に対する恐怖と強くなりたい欲求で


「貴殿の場合は学園長の許可を取るのが先と思われますがね」

「許可?」(口調が変わったな)

「これ以上の説明は終わりです。私は彼女を癒す場所に連れて行くので」

珀白はマサムネちゃんを米みたいに担ぐ


「あなたが強くなれば、彼女たちは非常に喜びます」

「喜ぶ、、」

「ええ、だから雑用は私に任せて、、言い方を変えましょう。優先順位を1位を優先しなさい」

西城はその場から離れていく


俺はその姿を静かに眺めていた


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