第8話戦闘&バトル
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「思ったよりも弱ってるな」
「グゥ!グゥウウ!!!」
マサムネちゃんが唸り声をあげる。非常に怖い。本当に怖い
「嬢ちゃん。少し待て、愛しいらしい人を回復させる」
「!?」
トプトプと頭に冷たい液体がかけられる
冷たい、だが体がみるみると再生していく感覚を知覚することができた
「どんな薬だ?あ、声出た」
「金は払えよ」
西城は立ち上がり、手をグパグパと握ったり開いたりする
(どういうことだ?回復薬、、ってのは分かるが、こんな急速に回復するなんて)
西城の体の傷は完全に治り、視界の異常すらも消え去っている
「武器だ。しっかりと握れよ」
「ガントレット、、殴り合えって?」
西城が受け取ったのは、ガントレット
赤いガントレット、レッドガンとここでは言おう
レッドガンを手に装備した所、サイズがピッタリにハマった
そして、違和感を感じる
「ヤバい!ヤバい!!」
「・・・・浸食受けてるな。相性が悪かったか、、適正はあるのにな」
『付けるな!!我を誰だと思ってるんだ!貧弱な小僧になんて使われたくないぞ!!』
西城の脳内に、知らない声が聞こえ始める
「お姫様、時間を頂いても?」
「もっと時間を寄越せ。回復してる」
「そうですか。うーーーん、、男、後で追いかけてこい」
西城を横目に珀白がマサムネちゃんを蹴り飛ばし、屋外へと移動した
「!?!!??」
西城は浸食を受け、頭が混乱している
『取れ!装備するな!カス!貧弱!虚弱!雑魚!離せよ!!格が足りない!!』
「めっちゃ声聞こえる、、頭クラクラする」
『じゃあ離せ!!』
「・・・こういう時はどうするんだっけ?あれ?ああ、そうだ」
現在、西城輝樹は魔力酔い状態である
死に直面しかけたことで冷静になっていただけであり、魔力酔い自体は継続し続けている
そして、魔力酔いになっている西城輝樹がとる行動は一つである
「オーバーザ・リミット」
脳死でインシュブルを発動することである
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場所・学園内中庭
「広い中庭ですな」
「ガルルルル!!!」
「怖いですな。でも斬るよ。俺は」
場所は中庭、広い中庭
「昨日と同じように斬る」
「昨日とは違う!!遺物なしの本気でヤる!!」
「・・・かかってこい。遺物様を使って、、地に這いつくばらせてやる」
戦闘が始まろうとしていた
その時、バリン!!っと音が鳴ったと同時に西城輝樹が現れた
「なんだか楽しい気分」
「・・・・引くか」
西城が現れた瞬間、珀白はその場から去り、マサムネちゃんと西城の一騎打ち状態にした
「愛しき人、、私はあなたと「スマーーーシュ!!」
西城は喋っている途中のマサムネに飛び掛かり、右手を振り下ろした
「・・・・」
「当たらなかった、、、」
当たり前のことだが、マサムネちゃんは余裕をもって攻撃を避ける
避けられた西城の拳は中庭の地面に突き刺さり、地面を粉々に破壊する
非常に破壊力が増した拳を手に入れた西城
「愛しき人、それは当たったらお陀仏になってしまいます」
「そう。じゃあ当てないと」
拳に力を込める。黄色と黒の光が、拳に集まっていく
「オーバーザ・パワー、、かな?」
「・・・・・・・・愛しき人、、」
光を込めた拳でマサムネちゃんを殴ろうとする
だけども、相手は西城よりも圧倒的に強い相手だ
普通に考えて、勝てない
「えぇ!?」
「火の耐性、、その手の武器の効果でしょうか?」
火の縄で西城は拘束される。不思議なことに熱さは感じない
『愚か!!資格ないんだからさっさと外せ!!』
ここぞとばかりに西城の頭の中に声が入ってくる
「オーバーザ・リミット」
「2重での使用できないと思います。愛しき人」
オーバーザー・リミットの2重使用はできない
「オーバーザ・リミット」
「愛しき人、、諦めて下さい。その力はそんな万能では」
使用できないのにも関わらず、声を出す
「オーバーザ・リミット」
「・・・・・・あら?」
すると西城の光の色が、、少しずつ変わっていく
黄色から黒へと
「オーバーザ・ブラック・リミット・ブレイク」
「な!?」
『はぁ!?負けろよ!』
火の縄が力によって、引き千切られる
「ムカつく。腹立ち、なんで気持ち良く、カッコよく」
「い、愛しき人?愛を与えたい人?」
「黙れ。名前で呼べよ。オーバーザ・パワー」
黒き光が一点に、西城の頭に集中する
「なんだが、よく分からないが、、強くなれ」
「輝樹」
背後から声が聞こえる。珀白の声だ
「どうなってんだ?それは?インシュブル、、だが、6乗?」
「退いててくれ、俺はマサムネちゃんを、!?」
喋っている途中に頭を引っ叩かれる
「女性相手に本気を出して勝つな!情けないだろ!」
「はぁ!?」
『そうだ!そうだ!』
「狂乱!!終わりだ!終わり!バトルは終了!」
「なんでお前が」
喉元に冷たい金属が当てられる。いつ当てられたのか分からなかった
一瞬にして、西城が真正面に現れて、剣を西城に向けた
「まだ、死にたくないよな?俺の言うこと聞けよ?」
「・・・・」
(怖い)
そんな感情が出てきた途端、オーバーザ・リミットの光が消え、効果が消える
「ガァ!!」
それと同時に体中に痛みが走る
「回復薬の副作用だな。だから、やめろと」
「ガァ!グアァ!!ア˝ア˝ア˝ア˝!!」
身体中の骨がボキボキと折れるような感覚だ
身体中の筋肉が千切れるような感覚だ
「寝てろ。明日まで」
そこで、意識は途絶えた




