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第7話主人公的暴走

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「フン!!」

オーバーザ・リミットを発動した西城は、地面に大きく叩いた

「剥がせる」

西城は指を床にねじ込ませ、ベリベリベリ!!っと大きな音を立てながら、床を剥がす

そして、ちょうどよく現れた狂乱姫相手に剥がした床を投げつけた


「?」

狂乱姫は首を傾げながら、飛んできた床を冷静に焼き、塵にする

意味がない行為、普通ならばその結論で終わるだろう

「あ?」

だが、オーバーザ・リミットを発動している西城は、普通ではない

「後数百個ぐらい投げよう!!!」

「離して!離して!!」

床を剥がしては投げ、剥がしては投げを、2秒以内に行い続けれる

狂乱姫が床を焼きながら、こちらを攻撃しても、手を握っている裕理ちゃんが防ぐ


完璧な布陣、床が残っている限り永遠と攻撃することが可能だ


「インシュブルの色は赤色、、、知らない色、本気でやるのは、、不可だ。どこまでの力で」

「・・・輝樹、俺がお前の武器を探してきてやる。耐えろ」

「了解!!」

戦闘らしきものが始まってから沈黙し続けていた珀白が喋った


西城の認識はそれだけであった。声は聞こえていない

何故なら、視界だけでなく、聴覚にも¨異常¨が発生し始めているからだ


(見えねぇ!光が強い所に投げてるけど!!)

炎の光だけを頼りに、床を投げ続けている西城

「西城さん、そこそこの力で殴ります」

「は?」

狂乱姫が何かを喋った。何を言っているのは、聞き取れなかったが


(光が上に移動、、床は俺が剥がしたから歩けない、、、、飛んでくる!!)

「水で守ってくれ!!」

握っていた手を離し、その場でガードの構えをする

ガードの構えがされる攻撃に対して有効なのかは分からない

視界が無いから


「熱球」

狂乱姫の体を炎が覆う。そして、火炎となった狂乱姫が、そのまま真っすぐと

「!!!」

突進した


「ガッハ!!」

熱さと衝撃、それに加えて痛みが西城を襲った

「死ぬほど痛いが!!」

メキっと床がひび割れる程に踏ん張った

「耐えれた!!!」

そして耐えた。全身が焼けたと思う程に熱く、痛む


だが、耐えた。骨が恐らく沢山折れているが、耐えた

攻撃できる。殴ることができる。倒すことができる

西城はその考えが頭にあった。だけど、それは間違いであったと一瞬で気づく


「ゴフ!!」

1発目はお腹、レバー辺りに衝撃を受けた

「!!」

2発目は顎に強烈な衝撃を受けた

「!!」

3発目は心臓に強い衝撃を受けた

「!??!?」

頭が混乱した。何をされたのか、理解が出来なかった


「殴り合いは、、まだ私の方が強いようですね」

「あわわにゃ!!」

(喋れない、顎が砕かれてる!?)

「作戦としては正しいと思います。床が無いから遠距離攻撃しかできない。床の剥がし方も地味に雑で、足場としての利用は不安になる程に雑だった」

狂乱姫が話し出す。それと同時に西城の耳が正常に戻る


「あなたに近づく為には飛ばないといけない。飛んだ後の着地の隙にあなたの力で殴れば、、普通の者ならば非常に大ダメージを受けるでしょう」

「・・・・」

西城は両膝を地面に付け、力なく項垂れる。オーバーザ・リミットも効果を失った

「だけども、私は普通じゃない。一般人の常識を持っていては、私には勝てない」

「・・・?」

狂乱姫の手が伸び、何故か西城の頭を触る


「何故私はあなたの頭を?」

(知らないけどな、、自分の体だろうに)

理解できない、そんな様子で狂乱姫は西城の頭を撫で始める

西城もこの状況に困惑する


「ふぐ!」

狂乱姫のマサムネちゃんは、突如胸を抑え、地面に膝を付く

「ふ、フフ、少し興奮してしまいました」

「・・・・」(怖いな。マサムネちゃん、、)

「おやぁ?浸食が今日は切れるのが速いです」

マサムネちゃんは西城の頭の後ろに手を回し、引き寄せる

そして、マサムネちゃんは抱きしめた。西城を


(は????)

「私、男の人に触るのは初めてなんですよ。こんな感触と高揚感があるんですね」

この時、西城はとてつもない恐怖を感じていた。学園長並みの恐怖を

先ほどまで殺そうとしてきた女性が、自身を抱きしめているのだ

めっちゃくちゃ怖い。西城はその感情でいっぱいいっぱいであった


「私は、頭がおかしくなるんですよ。遺物の浸食で」

「・・・」

「でも今は浸食なしで話せます」

「・・・」

西城の手を握り、マサムネちゃんは自身の口元まで持っていき

「パク」

「!?!?」

(は!?)

指を口に入れた


「ふぉんな味」

「あふぁんふぁ」

「本当に愛らしい人ですね。愛を与えたくなります」

「・・・・」(どうやったら離れられる?怖すぎる)

西城はどうやってマサムネちゃんから離れられるかを思考した

その時に、思い出す。彼女の存在を


様々なことを起こりすぎて、忘れていた彼女の存在を

(裕理ちゃんに助けて貰えば!!)

視界を動かし、裕理ちゃんを探す


視界を動かし、見つけた裕理ちゃんは

「・・・」(え?)

頭から血を流し、地面に倒れていた

「彼女は、私の突進の余波でああなってますよ。生きてはいますよ」

視界の動きで気づいたのか、裕理ちゃんがああなった理由を説明してくれる

「助けはしません。愛を与えるのは私一人でいいので」

「・・・」(は?)

「!!、そう睨まないで下さい。ふぅ、頭も冷めて、興奮も収まってきました」

西城はマサムネちゃんから抜け出そうと、体を捩るが

怪我のせいで体に力が入らなかった。血を流し、倒れている彼女を見ることしか出来なかった


「止め」

「!!」

「刺した方が、、私は安心できますか?」

「あふぁふぁふぁ!!!」

「ああ、安心できそうですね。動かないでね。愛を与えたい人」

西城はマサムネちゃんから、何を括り付けられる

それが何かは西城は認識できていない


マサムネちゃんが裕理ちゃんの方へと足を進め、炎を手に出す


「焼きます。見ていて下さい」

「!!!」

何かで口を塞がれていて、声が出せない

インシュブルを発動しようにも、発動できない

身体を動かそうにも、ケガと拘束で動けない


ゲームオーバー


そんな言葉が頭を過ぎった時


彼は突然現れた


「ギャア!!!」

マサムネちゃんの片腕に大きな切り傷が出来る

「昨日の怪我では足りないのかぁ!!」

「!!」

珀白、彼は突然現れたと思うと、白銀の剣でマサムネちゃんを斬りつけた


「輝樹、遅れた。だが、許せ。俺が来たから許せ」


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