表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
6/16

第6話特別な肉体

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「はぁーーー終わった。4限授業なのにここまで疲れるとは」

授業初日、通常の授業よりも2限ほど少なくなっていたのにも関わらず、西城は疲れていた

「・・・・視線が怖い」

時間は3時40分、まだ空は暗くなっていない

「・・・・」

「・・・・」

外に出て、自由に遊ぶのは学生として普通のことだろう

さっさと帰って遊ぶことが


「・・・」

(誰一人として席を立たねぇ、、、ずーーーっと見られてる)

女性たちは席を立ちあがることもなく、ずっと西城と裕理ちゃんのことを見ている

不気味である


「おい」

「おお、お前か」

沈黙の中、西城に彼が話しかけてくる

「授業は終わったよな?何故まだいる?」

「それは俺が聞きたい」

「・・・聞くのを忘れていた。名前は?」

「西城、西城輝樹」

彼に名を問われ、躊躇なく名を名乗る


「そうか。私は珀白」

「はくはく?」

「苗字も名前も同じ言い方。琥珀の珀とホワイトの白で、はくはく」

「よろしくな」

珀白に手を差し出し、握手する


「そち達、よろしくて?」

「そち?」

綺麗な声が聞こえた方へと体の向きを変える

そこには、和服を着た女性が数人いた


「・・・」

(学校で和服、、)

「あたくしは、風乱姫、、月夜見と申します」

「・・俺は「名は分かっております」

風乱姫の月夜見は扇子を取り出し、口元を隠しながら喋り始める


「そちは、かの狂乱姫に勝ったと聞きます」

「いや、かって「言わずとも分かります」

西城は話を遮られて、少しイラつく。

「そちはどのような手を使って、狂乱姫を倒したので?」

「・・・倒してないんですけど」

「は!まさか、殺害!!そちは残虐な男で!」

「いや、殺しても無いです」

風乱姫は、話しを聞かないタイプかも知れない。西城はそう思った


「まさか、、封印!?」

「封印もしてないです。そもそも、負けてます」

「負けてる?そち、変なことを言うの」

風乱姫は不思議そうな顔をしながら、西城に問う

「あの狂乱姫が凄い人と断言しての、狂乱姫がそう言うのは己に勝った者だけでの」

「凄い人?肉体が凄い人って意味なんじゃ?男でインシュブル持ってますし」

「ふーーーむ、、本人が居れば聞けたのだが、、生憎本日は休養じゃからな」

(休養?)

風乱姫の言ったことに西城は引っ掛かる


「ケガでもしたんですか?」

「大怪我をしたと聞きます。そちが傷を付けのでは?」

「付けて無いです。一方的に火であぶられました」

「・・・・・」

風乱姫は何かを考えている


その時、西城は少し気まずかった為、目が泳いだ

そして、視界に映る。火が


「裕理ちゃん!!!」

「守護せよ!!」

その場にいた人に生暖かい水がまとわりつく

「アッツ!!」

「悲しいなぁ!!男を殺すのは!!」

「姫、、休養中だって話では?」

水は火により蒸発し、教室内に湯気がたちこめる


「今日も負ける!お前は私に!」

「教室で戦うのはやめないか!?学園が火事になる!!」

「断る!男の言うことは聞かん!!」

狂乱姫、マサムネちゃんは火を放つ。西城に向かって、大火を放つ


「乱舞・舞風」

「ッチ、邪魔をするな。小娘」

「断る。大事な学園をそちに燃やされたくない」

突風が吹き、火が消し去られる。視界を塞ぐ湯気も一緒に消え去る

「私に負けるのが分かっていて、挑むのか?」

「挑む。今回は可愛らしい子もいるので」

「遺物なしだから、そんなに強くないぞ」

「・・・・スンスン、もう一人の男はどこだ?」

マサムネちゃんはキョロキョロと視界を動かし、珀白を探している

珀白は、いつの間にか西城の横から消えていた


「上だよ」

「!!!」

マサムネちゃんは火で体を覆う。珀白の攻撃を警戒しているように見える

だが、珀白の攻撃は来なかった。というか、西城の真横に珀白は現れた

「逃げるか?情けなく?」

「逃げる!命大事に生きる!!」

裕理ちゃんの手を取り、教室から走り出る


その際、西城輝樹に¨異常¨が発生する


「手が!手が」

「しっかり守ってくれよ!!」

「俺は守らないぞ。痛いからな」

西城の裕理ちゃんの手は意図的に離さない

女性と手を握りたい為ではなく、人の存在を感じたいからだ


「なんか食らってる!!視界が歪んで!」

「視界?」

西城の¨視界¨は現在歪んでいる。目が回っている。そんな感覚だ

「なんで俺は走れてる!?凄くない!?」

「・・・水の奴、そいつ魔力酔いとデバフ食らってるぞ」

「えぇ!?」


魔力酔いとは、強い魔法を浴び続けた時に生じる酔い

酒で酔っぱらう感覚と似ており、テンションがおかしくなる者も多い

泣き上戸、笑い上戸、そんな感じなのが魔力酔いである


西城はそれにより、ハイテンションになっている

現状を考えるのならば、ハイテンションなのは良いことだ

恐怖を感じずに、足を進め続けられる


「ハハハハハハハ!!!アツいアツい!!火が近づいてくる!」

「小娘、そいつを静かにさせろ。声で居場所がバレてる」

「西城!輝樹!落ち着け!視界が歪んでるのに」

「視界?そうだ!!俺の力があればそれは治せる!!!」

酔っている人間は、あまり信用してはいけない


正常な判断が出来ないのだから


「オーバーザ・リミット」


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ