第3話主人公の資格
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
「・・・・えぇ、、」
「起きて早々姫様との戦闘」
護衛さんと西城は横並びで、模擬上に立っている
目の前には轟轟と炎が燃える中にいる、マサムネちゃんが浮遊している
「なんで浮いてるんですか?」
「魔力を使って、飛行魔法を使用している」
「・・魔力ってなんですか?」
「来る!話はあと!」
護衛ちゃんが西城の前へと飛び出し、水の壁を生成する
そして、水の壁に炎が当たり、ジュワーーと蒸発する音が模擬上に響く
「ゲートキーパーがいるなら、ある程度の力で攻撃出来ますね」
「グゥ!気絶してすぐなのに!!」
ゲートキーパーの護衛さんは、水の壁を何度も生成しながら西城を守護している
マサムネちゃんはただ、炎の剣を振るっているだけなのに
戦闘が泥沼になりそうなので、今、説明するが、西城が戦っている理由は結構ふざけている
オーバーザ・リミット、その能力を西城が使ってみたい、そんな顔をしていた
ならば使わせてやろうと、学園長が模擬上に護衛さんと共に西城とマサムネちゃんを移動させる
じゃあ、やれっとマサムネちゃんに学園長は命令を行い、消える
マサムネちゃんは何故か学園長の命令に従い、今に至る
「あ!」
西城は思い出す。この模擬上に移動させられた理由を
「火が怖すぎて忘れてた!オーバーザ・リミット!!!」
ビシ!っと右手を天に向け、インシュブルの名を叫ぶ
「・・・・」
だが、何も起こらない
「あっれー?なんで発動しないんだ?」
「ぐおお!!」
護衛さんが吹き飛び、西城にぶつかる
「ガ!」「ぐぇ!」
護衛さんは軽く、柔らかった。西城はぶつかったことによる痛みはなかった
だけども、視界の先に映る。メラメラと燃え盛る業火には死ぬほど恐怖した
(護衛さんが危ない)
自身の安全も脳内の過ったが、それ以上に目の前にいる女性を守るべきだと西城は判断した
それからは、直感だった。主人公の直感が発動した
「オーバーザ・リミット!!!」
咄嗟に叫んだ言葉、それにより西城の体が青色に輝いた。紺色寄りの青、そんな色で輝いた
「・・・・烈火の剣」
マサムネちゃんは右手に握った剣を軽く振るった。剣からは炎が迸った
「!!」
「キャ!」
西城は護衛さんを守る為に、抱え、走った。たった一歩だけ走った
「速すぎ!!」
とんでもない速度で模擬上を走った。そして、顔面からこけた
「だ、大丈夫ですか?」
「水で守ってたので、大丈夫です。あなたは大丈夫ですか?」
「痛みは無いです。頑丈になってるようで」
「あのーー!!しっかりとインシュブルを発動できましたか!!」
マサムネちゃんの声が模擬上に響く。反響して声が聞こえる
「学園長命令です!一度、そこそこの火力で攻撃します!!」
「はぁ!?」
「紅蓮の竜」
火の竜、この学園に来て早々に死にかけた、その元凶の火の竜
それがそこそこの攻撃として、西城に放たれる
「!!」
西城の体がブルリと震える
(駄目だ、トラウマになってる)
西城が心の中で弱音を吐く。それと同時に体の青色の光が消失する
「え!今!」
「・・・魔力切れで守れない」
「!!」
西城は護衛さんを抱き、炎に対して背を向ける
「私を!」
「生きて下さいね!気合で!!」
背に暖かな、熱を感じた
「!!!」
身体が強張り、焼かれる覚悟をしたが竜は西城を通り抜けた
「いい根性だ。俺が傷つく価値があった」
「あ!さっきの、、だ、大丈夫か!?焼かれてるぞ!!」
「死ぬほど熱いな。耐えれるが」
炎は先ほど出会った西城以外のインシュブルを所持した男の方が纏っていた
「ケガはないか?主人公」
「俺は大丈夫だが、、マサムネちゃん!合ってるよな!?炎を消してやってくれ!!」
ふわふわと浮遊しているマサムネちゃんに対して、西城は頭を下げる
「・・・・許可が出たので消します。模擬戦も終わりです」
背から感じる熱が収まっていくのを感じる
「大丈夫か?マサムネちゃんもありがとう!!」
火が消えたことを確認した後に、マサムネちゃんに西城は礼を言う
「おい。ヒロインが泡吹いてるぞ」
「え?」
西城が振り返ると
¨護衛さんが泡を吹いて痙攣していた¨
「護衛さーーん!!」
入学早々、護衛さんは¨2度目¨の気絶をし、西城輝樹は2度叫んだ




