第15話魔力操作
誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです
人の魔力を操るのは非常に難しい
操るには操る者の肌に接触する必要がある
操るには操る者の集中力が必要である
操る時に間違い、ミス、誤りがあった場合、両者共に酷く深いダメージが残る
だから初心者や先ほどやり方を聞いたばかりの者がやってはいけない
熟練の者が指示を受けながら行うか、熟練の者が行うものである
そして、裕理と風乱姫は先ほどやり方を聞いたばかりの者である
「いてててて!!!いっタァ!!」
「ギャアア!!」
「グゥウウ!!」
1度目の魔力操作の結果、全員負傷
「痛すぎる、、まだ痛む、、」
西城は胸を抑えながらその場で蹲る
「・・・・」
裕理ちゃんは泡を吹いて倒れている
「頭!頭が!」
風乱姫は頭を抑え、西城と同じで蹲っている
他の者の魔力が己の魔力と干渉し合い、他者と身体を傷つけた
その結果、全員が明日以降も残りそうなダメージを負った
(痛い、痛い、痛い)
西城は胸を抑え、消え去りそうな意識をまだ、繋いでいた
(誰かが、俺の心臓を殴ってるみたい、痛い。誰か助けてくれ)
西城は、はぁはぁっと深く息を吸い、吐き続ける
その時にあることを思い出す
「はぁ、はぁ、はぁ、、、オーバーザ・リミット」
体から力が迸る。前に使った時よりも調子が良い。立ち上がることもできる
で、オーバーザ・リミットの光は緑
「・・・めっちゃ楽になったな」
「・・・」
「いて!」
風乱姫が西城の足を掴み、西城を転ばす
そして、西城の上に体を乗せる
「あぁーー頭痛が消え去りました」
「それは良かったです。あの、裕理ちゃんを」
風乱姫が手を動かすと裕理ちゃんが何かで移動し、西城の肩に頭を乗せる
「ん?んんん?」
「起きた?」
「い!グゥ、、何があったの?」
裕理ちゃんは目を覚まし、立ち上がろうとしたがまだ痛み自体は完全に抜けていない様子だ
「あたくし、久しぶりに感じました。死を」
「文句は俺じゃなくて、、、いや、俺に文句は言ってくれ」
珀白をスケープゴートにしようと西城は考えたが、恩と善意があることを思い出し、言葉を止める
まあ、ろくに説明せずに帰った珀白には後で文句を言うつもりでもある
「さて、これ以上この上裸のあなたの上に乗っていたら、狂乱姫に抹殺されますし」
「・・・そういやさ、この寮ってマサムネちゃんもいるの?どの部屋?」
「います。あたくしの部屋の右隣の部屋です」
隣の部屋、その言葉を聞いた西城は熱を感じた
「珀白があなたの部屋に行ったんですよね」
「?、はい」
西城はマサムネちゃんのことを少しだけ知っている
マサムネちゃんと珀白の相性が悪いと言うことを
また、マサムネちゃんを珀白が倒したことを
「めっさ嫌な予感がします」
「その予感は当たっている」
マサムネちゃんの声が聞こえた
「昨日の夜からこんばんわ。朝帰りとは、不良だな」
マサムネちゃんが現れた場所は部屋の中
姿を現した時、黒い球体が周りに浮遊していた
「これ、姿消せる遺物」
「朝から見てました?」
「はい。浮気してる所を見てました」
西城は頭をフル回転させる。燃やされたくないから
案1、相手を褒める
案2、珀白を呼ぶ
案3、喋って時間を引き延ばす
(・・全部行くか?いや案2以外だな)
「ちょうどいいや。あの、マサムネちゃんが魔力吐き出させてくれない?」
「・・・・」
「マサムネちゃんって魔力操作上手そうだしさ」
「愛しき人、あなたは選択を誤りました」
マサムネちゃんが西城の首根っこを掴み、持ち上げる
明らかに人間の力ではないっと確信する
「風乱姫、ゲートキーパー、出てけ」
「グ!首閉まってないのに!持ち上げられてる!!」
西城は足をバタつかせる。だが、地面と西城の体は圧倒的に遠い
「あたくしは帰ります。一応明言していきますが、彼を生かさなければ、寝込みを襲う」
「ゲートキーパー?」
「か、体が動かないです」
裕理ちゃんは完全に痛みが抜けていないらしく、まだ動けていない
「ならばその場で見ていてください。私が愛しき人を貪る所を」
「た、食べられる?人肉を食べるのは流石に」
西城はマサムネちゃんに肩を噛まれる
「いってぇ!!!」
「美味ですわ。愛しき人」
続けてマサムネちゃんは西城の唇にキスをする
「やはり、いい魔力をしてます。滾ります」
「・・・性欲の話し?」
「それもあります」
再度、西城はマサムネちゃんに接吻される
(気分はいい。容姿が好きな人にされてる訳だから)
西城は特段焦ってはいなかった。炎を出されていないから
(でもこれいつ終わるんだ?このまま監禁とか、最後の行為まではまだ行くのは速くないか?)
「ふぅ、また噛みます」
「ッッ!」
再度、西城は肩をマサムネちゃんに噛まれてる
それが何度も続いた。何度も何度も、、多少の変化がありながら




