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第13話増える彼女

誤字脱字、矛盾点などがございましたら教えて頂けると幸いです

「ん?んんぇ?」

揺れを感じて、西城は目を覚ます

「・・・どこ?」

「おはよう。私の背だ」

目を覚ました西城は珀白の背中にいた

「なんで背負われてる?は!?」

周りを見回すとそこは絶壁、地面が見えない程に高い高い絶壁


「雑魚は暴れんな。暴れたら容赦なく捨てるからな」

「・・・え、あの、ここどこ」

「ダンジョン内だ。雑魚のお前が寝てた場所がダンジョンだろ。だったら起きてもダンジョンだろ」

「そうだけど、そうじゃないよ」

「今は帰り道だ。転移できる場所に移動してる。分かったか?黙っとけよ」

「・・・・落とさないでくれよ」

西城は崖を登っている珀白にそう頼み、静かに登り終わるのを待ち続けた


身体が揺れる度にぶるりと身体が強張る。高い場所は怖い



「おいしょっと」

「お、着いた?」

「着いたよ。さて、今戻ったら朝の5時ぐらいかな?」

「5時?」

「寮に帰ったらシャワー浴びた方がいいよ。あと服も着替えないと。今日も授業だ」

西城が返答をする前に西城と珀白の体がピカっと光った


光に目を瞑り、次に目を開けた時には知っている場所に辿りついていた


「入口だ」

「じゃあ、俺も帰って風呂に入るから。降りろ」

西城は雑に珀白の背中から降ろされる。珀白は降ろした瞬間からさっさと帰ろうと歩き出す

「あ!ありがとう!!」

「・・・・」

帰る珀白の背にお礼を言う。珀白は振り返らず、ジェスチャーなども行わずにそのまま帰った


「・・・・・俺も帰るか」

西城の頭は魔力酔いと浸食から解放されて、とても冷静で曇りなく思考が出来ている

だが、一つ問題があるとするならば

「・・・」

(俺今相当弱いよな、、学園長に言ったこと実現まで相当遠いよな、、、、消されるか?)

学園長に対しての約束の実現への不安が残っているということだ

ーーーーーーーーーーーーーーー

数十分程、西城はダンジョンから寮へと帰ろうと歩いていた

寮とダンジョンの距離はそこそこ遠く、数十分程の時間がかかっていた


(ほんとどうしよ。強くなる手段が思い浮かばないな。筋トレ以外思い浮かばない)

歩いている間、強くなる手段を模索していた

(珀白に聞くか?でもあんまり聞きすぎるのもな、、俺助けられすぎてて後ろめたいんだよな)

「ぁぁ」

「?」

(声が聞こえたな、こんな朝早くから何してるんだ?)

誰か、女性らしい声が西城の耳に入った


なんとなく、その声が気になった西城は声が聞こえる方へと足を進めていった


「道場」

声が聞こえた場所は道場らしき建物に辿りついた

「入っても大丈夫かな?」

そんなことを口走りながら、西城は道場の扉をゆっくりと開けた

「ヤアア!!」

「!!」

扉を開けた瞬間、素振りの音と掛け声が聞こえ、少し驚いてしまう


「誰だ!」

掛け声を出していた女性と目が合う

「お前は」

「あ、すみません。声が気になって、、邪魔しましたね」

「待て」

西城がその場から離れようとするが、止まるように言われる


「こっちに来てくれ」

「はい」

西城は心の中で(こわい)っと思いながらも言うことに従う

「!!??」

「ふむ」

西城は女性に体を触られる


「筋肉の質はいいな。体格も、骨のフレームもいい」

「あ、あの?」

「身長もそこそこある。身体も柔らかめ、魔力量は、、読み取れないな」

「あのーー」

「名前は?」

「・・・・西城輝樹です」

西城は(話し聞かないタイプの人だな)っと思いながらも、相手の問いに答える


「鍛える気はないか?」

「あります。でも、鍛え方を「そうか。鍛えたいよな」

話しを途切れて、西城は女性、彼女に押し倒される

「え?」(寝技やられる!?)

西城は押し倒された瞬間に間接技でも決められるのかと焦った


だが、その焦りは間違いではあった


「んん!!」

「・・・・」

西城は唇を奪われた。所謂接吻と言うやつだ

「んんん!!!!」

西城はジタバタと暴れるが、圧倒的な力の差だけを理解させられる


「はぁはぁ!!きゅ、急になに!?」

「ふむ。ふむふむ、これは心が踊るものだ。身体も熱くなってきた」

彼女は西城にまた顔をグッと近づけ、声を発する

「私の名前はスレッド。騎士姫と呼ばれている。ナイトクイーンの一人だ」

「・・・」

「輝樹、君が好きだ。愛したい。愛されたい。そんな気持ちだ」

「急ですね」

西城は告白されたが、動揺はしていない


「このまま最後まで行きたいが、汗だらけの体で繋がるのもどうかと思うからね」

「・・・・・」

西城の頬をスレッドの手が撫でる。そして、その場から立ち上がり

「また後で、な」

道場から立ち去った


「・・・・はぁーーーーーーーー」

立ち去ったのを見た西城は大きな大きなため息を吐く

「マサムネちゃんタイプかぁ?」

道場に寝転んだまま、西城は悩みの種が増えたことを実感する


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