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迷宮主ノ物語  作者: 宇多川
0章
7/8

迷宮主の書1/ニュース

リハビリ。誤字脱字あったらお願いします

観測局に存在するとある書。

 我、初の迷宮主なり。崩壊と繁栄、秩序と混沌、過去、現在、未来を紡ぎ、均衡をたもつ者なり。


 いずれは、迷宮は1つに統括され巨大な箱庭・・へとなるだろう。


 我々前任者は、過去現在を望み、迷宮外の人々を、未来を恨み、憎しみ、何かを渇望し、全員破滅するだろう。



 次の世代は、こうならない事を願う。


 次は、君たちだ




ーーーーーーーーー


4月5日、午前6時。


 リリス村の古い喫茶店。そこに、設置されたラジオの周辺に集まる人々。ラジオ流れるニュースに、耳を傾けている。


『こちら、迷宮観測局。こちら、迷宮観測局。緊急速報をお伝えしています。

 各国に造られた迷宮に対して、迷宮殲滅戦団と多数の冒険者が攻略開始した結果、壊滅。迷宮付近の街、村に襲来した大型の怪物モンスターは建物を壊し、人々を焼き、押しつぶしています。


 イリス連邦の南の迷宮周辺にも、冒険者、迷宮殲滅戦団に所属する民兵、冒険者を確認。


 南の迷宮、北の迷宮付近に住む人達に対し、緊急事態宣言を発令。首都への避難を開始。


 リリス村は観測局、探索者組合、狩人組合、軍と協力し防衛、迷宮観測を強化。冒険者、迷宮殲滅戦団のおさえこみに成功しました。



 続いて―――――


 ラジオを聞いた男性は後ろに振り返り、口を開く。


「これから、どうするよ? 村長」


 村長と呼ばれた、老婆はゆっくりと口を開く。


「ベテラン探索者、冒険者、狩人、兵士は、リリス村の防衛強化。新人は、観測局と協力し北の迷宮近くの廃村を村に復活させる。まずは、様子見だよ」



 時代が動き始める。


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