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迷宮主ノ物語  作者: 宇多川
0章
4/8

迷宮が出来た日

チュートリアル編はおわりです。誤字脱字があったらお願いします。

主人公の能力値

迷宮の比較も出す予定です


 4月2日、午後1時。


《天然洞窟、迷宮化率98%。

 地下一階、《森林/墓地》、構築完了。

サブコアを『望月紫』の体内に生成完了。


 迷宮内での施設、配置可能。


 天然洞窟内の最奥。ダンジョンコアに触れると、メニュー画面が開き、本格的な迷宮の設定を開始する私。


《迷宮設定を開始。


迷宮名《名無し》


 《設置、拡張、移動、消去》


《ダンジョンショップ/アイテム、設備/拡張、怪物モンスターの購入/売却》


《ダンジョンショップからの設備購入/ダンジョンポイント5000》


地上、迷宮出入り口周辺。


入り口を中心にした領域楕円型20メートル/初期。

追加/100メートル追加。《200ポイント》


 安全地帯/テント付き小さな休憩所×1。(500ポイント)




 天然洞窟内の初期鉱物資源:金(希少)、銀、銅、鉄、宝石等。採掘場、2箇所。《1日、1人が採取回数5回》


 外から地下へ続く川×1。《迷宮外のもの》


安全地帯/テント付き小さな休憩所×1《500》



 罠/木の杭付き落とし穴×5/ランダム生成。(1つに付き、10ポイント)


(天然洞窟としての資源が、最初からあるのはありがたい。罠も、最初はこんなものだろ)



 地下一階、《森林/墓地》


 罠/木の杭付き落とし穴×5


 迷いの濃霧(朝、夜。罠、1000ポイント)


 薬草の群生地×1。(900ポイント)


 天然洞窟から地下へ続く川/滝×1



安全地帯の居住1《集落》。ダンジョンポイント500


古民家×10


畑×4


捕虜用独房×2。ダンジョンポイント150


モンスター繁殖所×1ダンジョンポイント200


ボス部屋×1ダンジョンポイント200


ダンジョンコア置き場/ 司令室×1ダンジョンポイント200


1人用転移門/登録場所1箇所限定/200


小型宝物庫×1ダンジョンポイント200


《残り0》


怪物モンスター/動物配置。


河童/地上の川から地下一階の範囲


狼/地上の領域内


がしゃどくろ/地下一階


(罠と施設、怪物モンスターの配置は、こんなものだろう。天然洞窟にはネズミやムカデ、コウモリなんかが勝手に住むだろう。あと、地上から地下1階へ小動物を少し移住させてダンジョンポイントを徴収させるか)



 迷宮化、完了。


 ダンジョンコア、地下へと移動を開始。


 これより、迷宮を始動します。



-------------


 迷宮化と迷宮設定が終わり、私は迷宮の外へとでる。すると、正面からヒスイが歩いてくる。


「迷宮化、おつかれ様です。体の調子はどうです?」と、出迎えるヒスイ。


「体に入っていた異物が外に出てスッキリした感じです。そちらも、怪我人大丈夫でした?」


「問題ないですよ。それと、襲ってきた男性に関しては今だ不明です。目的もわかりません」


「ま、命があるだけで良しとしますか。で、迷宮が出来ましたが、他の迷宮はどんなものです?」


「観測局からの報告で、他7人も迷宮化を完了させました。

 

 3日後、各国の冒険者、探索者、狩人ハンター、軍に対して迷宮の場所を告知する様です。

 互いに、準備と覚悟は必要ですから」



 と、報告するヒスイ。


(始まる、か。

 故郷に帰ってきたのに、何でこうなったんだろう。

 望んで迷宮主になりたかったわけじゃないのに、無作為抽出で選びやがって。正直に言って、めんどくさ)と、思う私。



 こうして迷宮が出来上がり、迷宮主の私と迷宮の物語が始まった。



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